うちの近所で一番早く咲く木はハンノキだと述べたばかり(こちら)だが、
残念ながらこの木は風媒花なので咲いても花と言う実感がない。
花とわかる木ならば、やはりマンサクだろうか。
秋田弁では、「まず」を「まんず」と読む、
まんず咲くのはマンサクだろう。
以下、5枚は自宅近所の公園や通りに植わっているものだ。
これらの木はほぼ毎年、二月下旬に咲き出している。
2017/02/25
2017/02/25 花をアップで。
2017/02/25
年によっては三月のあたまに満開になったこともあった。
2015/03/01
このマンサクは、花付きも好いし、枯葉が春まで少し残っているようなので、
シナマンサクとの交配種と思われる。
近くの高速パーキングで赤花のマンサクを見つけた。
これも園芸品種と思われるが、秋田ではめったに見られない。
2016/03/18
こちらは太平山山麓の秋田市植物園で見たもの。
たぶんこれは正真正銘のマンサク Hamamelis japonica と思われる。
2017/03/13
秋田など北東北地方の山で見かけるマンサクは、花が小型で疎らなものばかりだ。
これはマルバマンサク Hamamelis japonica subsp. obtusata だろう。
2019/03/10 高館山にて。
花のアップ。2019/05/18 山伏岳にて。
マルバマンサクは北海道南部から日本海側に分布するマンサクの亜種で、その名の通り、葉の上半分が半円形をしている。
葉は秋に奇麗に紅葉する。その色は黄色から赤まで幅広い。
2014/10/05 森吉山にて。
2015/09/27 鳥海山にて。
高山の稜線では、雪の状態により、春遅くまで花を見かけることもある。
2019/04/29 太平山にて。
2022/06/08 森吉山にて。
以上。
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