モウズイカの裏庭2

秋田在・リタイア老人の花と山歩きの記録です。

男鹿のチョウセンキバナアツモリソウ他。(2020年6月1日)

2020年06月05日 | 男鹿半島6,7月

6月1日は男鹿のパトロール当番日だった。
その少し前から、真山神社近くの特別栽培地でチョウセンキバナアツモリソウが咲き出している。
事務局からもパトロールが終わったら見て行って欲しいと言われていた。

今日の男鹿三山。安全寺なまはげ大橋から。左から毛無山、本山、真山。


チョウセンキバナアツモリソウの開花を知らせる地元紙の記事抜粋。



チョウセンキバナアツモリソウに関する環境省の記述はこちら

今年のチョウセンキバナアツモリソウ(特別栽培地にて)

 




今年は開花数が少なく、今のところ三輪だけだった。

昨年の開花シーンはこちら。

行った序でに男鹿の友人の持ち山にも立ち寄り、他のラン類(いずれも植栽ではなく自生)を見せて頂く。

サルメンエビネ 
 

(右上)スズムシソウ



これはランではないが、ちょっと珍しいユリ科(現在はキジカクシ科)のワニグチソウ。
まだ蕾だが、特徴的な二枚の苞葉はわかる。

ワニグチソウ 
 

(右上)ワニグチソウ


以降は一般立入りも可能の男鹿三山で見た花たち。

これは珍しくもなんともないホウチャクソウ。
ワニグチソウによく似るが、現在はイヌサフラン科になってしまった。

ホウチャクソウ


ツクバネソウ     

 

(右上)クルマユリ(生育途中。開花は真夏。)



クルマムグラだろうか。 

 

(右上)キクバオウレン


パトロールエリアのオオサクラソウ。

まだ咲き残りが有ったが、たぶんこれが今年の見納めだろう。




ヤマシャクヤクは前回(5月28日)、見たばかりだが、今回、また新しい自生地を見つけた。

この山(特に毛無山)にはこの花がけっこう多いと思った。



こちらは前回の自生地のもの。



花のアップ 
 


近くでコケイランやキンランが咲いていた。

コケイラン 
 

(右上)キンラン


ユキザサ



ルイヨウショウマ                                                                                  

 

(右上)これはまだ蕾だが、何ランだろう。


六月になれば他の低山では花をさっぱり見かけなくなるが、男鹿ではそうではない感じ。
次、来る時は何が咲いてるものやら。


以上。



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4 コメント

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大サクラソウ (ミルク)
2020-06-06 09:45:47
もう、終わりなんですね。
目の調子悪く、朝鮮キバナアツモリソウも、オオサクラソウも
今年は、見に行けてません。運転がおっくうで(^-^;
キンランも実物を見たこと無いです。コケイランは
昨年、五社堂から歩いた所で見ました。
立浪草を見に行きたいですが・・・目の調子に合わせて。
ワニグチ知りませんでした。たくさん見せて頂きありがとうございます。
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Unknown (月イチガーデナー)
2020-06-06 12:41:53
モウさま、こんにちは!
これはデワノアツモリってやつですね。遠隔分布とか残存種とか言われている・・・。しかしここまでくると、モウ自生地とは言えないですね。佐渡の禽舎に閉じ込められているトキを思い出しました。
御友人餅山のランたちは「自生地」という言葉がピッタリの自然さで好ましいですが。

デワノアツモリがある地域は、モウさまの御宅周辺よりは涼しい場所なのでしょうか?それとも同じようなものですか?
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ミルクさんへ。 (モウズイカ)
2020-06-06 20:48:20
コメントありがとうございます。
見れるうちにと通っております。
キンランは五社堂境内の井戸の近くにも咲いてましたが、次に行ったら抜かれておりました。
人間の盗掘欲ってどうしようもないですね。
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月イチガーデナーさんへ。 (モウズイカ)
2020-06-06 20:52:07
コメントありがとうございます。
トキの比喩、正鵠を得てますね。
デワノアツモリの有る場所は夏場は海の霧がよくかかってます。
高山性の種類しか生育できない厳しい環境です。
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