うちの荒れ庭は主の好みだろうか、ブルー系(青や青紫)の花が絶えない。
五月中旬はカマッシアやシラー・カンパニュラータなど球根花が咲いていた
(詳細はこちら)が、その後はどうなっただろう。
手前左はトラデスカンチアらしき花、その奥に青い穂花が見える。
五月下旬以降、六月にかけて、我が荒れ庭で最も繁栄している植物は
「トラデスカンチア=ムラサキツユクサや近縁の数種」のようだ。
個人的には後で登場する白花品種は別として、冒頭の青紫品種は買ってもいないし、植えてもいない。
それなのに少なくともここ10年間は我が荒れ庭の優占種になっている。
その理由は追々語るとして、五月下旬以降、六月にかけての我が荒れ庭の様子を報告してみる。
ベロニカ `フォンテンブルー'
ベロニカ `フォンテンブルー' ゲラニウム・ピレネカム
正体不明のサルビア メドゥ・セージ(サルビア・プラテンシス)
リクニス・フロスククリ
うちではクレマチスは絶えたものと思っていたが、今年は思いがけなくピンクのダブルの存在に気づく。
大昔、植えた品種のひとつのようだが、隣家との境で隣家を向いて咲いていたので、気付きにくかった。
復活したクレマチス ツキヌキニンドウ
ツキヌキニンドウ
うちで繁茂しているのはこのタイプのトラデスカンチア。
植えた覚えも無いのに庭の彼方此方から芽吹き、あっという間に大株になる。
その奥の方に黄色っぽい葉っぱのトラデスカンチアが植わっている。
トラデスカンチア・アンダーソニア `スイートケート' 、ムラサキツユクサの黄金葉品種だ。
これは十数年前、通販で取り寄せた。
うちの庭にトラデスカンチアが蔓延るようになったのは、
この品種を導入して数年経ってからだ。
たぶん`スイートケート'嬢のこぼれダネが原因だろう。タネから出るものは緑葉ばかり。
先祖返りしたのか。先祖返りしたものはすこぶる強靭だ。
うちの庭ではこの先も、「トラデスカンチア=ムラサキツユクサ」との根競べが続きそうだ。
白花のムラサキツユクサも一株だけ有る。何故か白花はこれ以外出現していない。
以上。