モウズイカの裏庭2

秋田在・リタイア老人の花と山歩きの記録です。

男鹿のシーサイドフラワー。(2009年9月上旬)

2024年09月16日 | 海辺の花

本記事は自ホームページの旧記事をブログ用にリメイクしたものである。(2020/04/19 初回アップ)
(2024/09/16 二回目アップ)


海岸の花風景を訪ねるのは8月で最後かな。
あとは来年・・・なんて思っていたが、偶々、9月上旬にも訪ねる機会を得た。

場所は男鹿半島の突端、入道崎。
ここはある花を目当てに訪ねてみたが、予想通りいっぱい咲いていた。





オガフウロだ。

男鹿半島では、入道崎や男鹿水族館GAO付近の海岸、寒風山山頂付近などで、
7月から10月頃までの長期間、咲いているが、
花数が最も多くなるのは、たぶん今頃の時期だろう。
パッと見には、高山性のハクサンフウロにそっくりだ。
かと思うと、ハマフウロに含まれるとの見解もある。
いったいどれが正しいものやら。

追記。平凡社・日本の野生植物(改訂新版)によると、
ハマフウロ Geranium yesoense var. pseudopratense のうち、
萼片の外面に伏毛のあるものが秋田県男鹿半島にあり、オガフウロ f. intermedium と呼ばれるとの記述が有った。

 

ヒルガオとオガフウロ。



入道崎の海岸風景。


 

磯に下りてみよう。

 


遠くに見えるのは入道崎灯台。






潮溜まりには海藻や貝、小さな魚が。 








ハマゴウ
 


ちょっと意外なものに遭遇した。 

ハマベンケイソウ。秋田には無いと思っていたのだが・・・(もっと立派な個体は ⇒ こちら)。

 


以下、初めて見る海岸植物。

ハマエノコロ。



ハチジョウナ。
草姿からブタナやコウゾリナの仲間かと思っていたが、意外にもノゲシやオニノゲシの仲間だったとは。


 

ハチジョウナ。左にハマボッスの実。

 


                            ハマオトコヨモギ                                                                  ママコノシリヌグイ
 


ハマオトコヨモギのマットをベースに

ママコノシリヌグイ、オガフウロなどが入り混じって咲いてる。


 


オガフウロは波しぶきを浴びるような磯の間近でも咲いていた。

 



再び男鹿入道崎の海岸風景を眺め、おさらば。 




深浦海岸同様、この日の男鹿の海はすこぶる青かった。






以上。


コメント (5)
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