一昨日は真夏日となり、一気に旅の疲れが出た。あまりの暑さに出かける気にもならず、実家に旅の土産を持って行っただけで一日が終わる。
昨日も夏日となり、暑さ続きに嫌気がさす。孫が北海道に帰るので、午後、駅まで送って行った。今回はお互いが出かけていたので、あまり一緒に遊ぶことがなかった。それでも、帰ってしまうと寂しいものだ。
今日は晴れ間も覗いたが、曇り空の一日だった。暑さが和らぎ、過ごしやすい。午後には雨雲も出たが、雨は降りそうにない。
大久保田圃にタマシギがいると聞いたので、車で出かけてみた。45年前に卒業した大学前を通り、大久保浄水場を通って田圃に行ってみた。
タマシギがどこにいるのか分からないので、荒川総合運動公園に車を止め、田圃の中を歩き回ってみた。
遠くの畦道に何台もの車が止まり、カメラマンの姿が見えた。急いで行ってみると、田植えの終わった田圃に皆カメラを向けている。車を見ると、県内だけでなく、県外からも来ていた。
稲の苗の間を動くものがいたのでカメラを向けてみた。タマシギだ。目の周りの勾玉模様が見える。しかし、苗の間を行ったり来たりするので、なかなか全身が見えない。頭が見えたと思うと、苗の間に隠れてしまう。
大勢のカメラマンに交じって、苗の間に出てくるのを待つことにした。3時間余りの間に何度も姿を見せたが、あまりにも遠くてピントが合わない。
近くの田圃にもカメラマンが集まっていた。代掻きの終わった田圃で、タマシギの巣があると言う。しかし、どこにあるのか全く分からない。巣の場所は顔を出すので分かると言う。カメラを向けていると、一瞬、親鳥が動いた。慌ててシャッターを切ったが、1枚しか撮影できなかった。
もとの田圃に戻ってかなりの枚数撮影したが、帰ってから見るとピンボケがほとんどだ。やはり、もっといいカメラが欲しくなる。それでも、初の出会いに満足した。これが118番目の出会いだ。
タマシギについて図鑑を見ると、鳥類では珍しく一妻多夫だと言う。オスが作った巣に卵を産んだメスは、今度は別のオスと番になると言う。確実に子孫を残す戦略と考えられているそうだが、人間社会でも一妻多夫の民族がいるとテレビで見た記憶がある。
オスは営巣から抱卵、子育てまでするというが、鳥の中のイクメンらしい。しかし、田植えが始まったら巣はどうなるのか心配になった。
タマシギに満足して、車に戻りお昼にした。目の前の田圃にはダイサギとコサギがいた。おにぎりを食べていると、田の畔をキジが歩いていた。のんびりと一服して帰ることにした。
家に帰って図鑑をよく見ると、オスだと思って撮影していた方はメスで、1枚だけ撮った方がオスだった。派手な色の方がメスだとは思ってもいなかった。鳥の世界では、オスの方が派手な色と思い込んでいたのが原因のようだ。
タマシギのオスの方が地味なのは、やはり子育てする上で目立たないようにしているのだろう。一妻多夫という習性も変わっているが、タマシギとは実に面白い野鳥だ。
昨日も夏日となり、暑さ続きに嫌気がさす。孫が北海道に帰るので、午後、駅まで送って行った。今回はお互いが出かけていたので、あまり一緒に遊ぶことがなかった。それでも、帰ってしまうと寂しいものだ。
今日は晴れ間も覗いたが、曇り空の一日だった。暑さが和らぎ、過ごしやすい。午後には雨雲も出たが、雨は降りそうにない。
大久保田圃にタマシギがいると聞いたので、車で出かけてみた。45年前に卒業した大学前を通り、大久保浄水場を通って田圃に行ってみた。
タマシギがどこにいるのか分からないので、荒川総合運動公園に車を止め、田圃の中を歩き回ってみた。
遠くの畦道に何台もの車が止まり、カメラマンの姿が見えた。急いで行ってみると、田植えの終わった田圃に皆カメラを向けている。車を見ると、県内だけでなく、県外からも来ていた。
稲の苗の間を動くものがいたのでカメラを向けてみた。タマシギだ。目の周りの勾玉模様が見える。しかし、苗の間を行ったり来たりするので、なかなか全身が見えない。頭が見えたと思うと、苗の間に隠れてしまう。
大勢のカメラマンに交じって、苗の間に出てくるのを待つことにした。3時間余りの間に何度も姿を見せたが、あまりにも遠くてピントが合わない。
近くの田圃にもカメラマンが集まっていた。代掻きの終わった田圃で、タマシギの巣があると言う。しかし、どこにあるのか全く分からない。巣の場所は顔を出すので分かると言う。カメラを向けていると、一瞬、親鳥が動いた。慌ててシャッターを切ったが、1枚しか撮影できなかった。
もとの田圃に戻ってかなりの枚数撮影したが、帰ってから見るとピンボケがほとんどだ。やはり、もっといいカメラが欲しくなる。それでも、初の出会いに満足した。これが118番目の出会いだ。
タマシギについて図鑑を見ると、鳥類では珍しく一妻多夫だと言う。オスが作った巣に卵を産んだメスは、今度は別のオスと番になると言う。確実に子孫を残す戦略と考えられているそうだが、人間社会でも一妻多夫の民族がいるとテレビで見た記憶がある。
オスは営巣から抱卵、子育てまでするというが、鳥の中のイクメンらしい。しかし、田植えが始まったら巣はどうなるのか心配になった。
タマシギに満足して、車に戻りお昼にした。目の前の田圃にはダイサギとコサギがいた。おにぎりを食べていると、田の畔をキジが歩いていた。のんびりと一服して帰ることにした。
家に帰って図鑑をよく見ると、オスだと思って撮影していた方はメスで、1枚だけ撮った方がオスだった。派手な色の方がメスだとは思ってもいなかった。鳥の世界では、オスの方が派手な色と思い込んでいたのが原因のようだ。
タマシギのオスの方が地味なのは、やはり子育てする上で目立たないようにしているのだろう。一妻多夫という習性も変わっているが、タマシギとは実に面白い野鳥だ。