もっちゃんのボケ防止日記

新型コロナウイルスに感染しないよう三密を避けて鳥撮りに嵌っています。

今日は「雪村展」に行って来た

2017年05月14日 15時32分58秒 | 日記
 一昨日は良い天気だったが、弟の病院付き添いで一日が終わる。

 昨日は雨が降り続き、気温も低く、終日家で過ごす。

 今日も朝から曇り空だったが、所属する団体の定期総会があり、会場まで息子に車で送ってもらった。会場に着くと、何人もの知人と出会う。しかし、耳が遠くなって話がしにくい。相手の話すことがはっきり聞こえないことほど悲しいことはない。いちいち聞き返すのも面倒で、どうしても話すことを避けるようになっている。何とも寂しい限りだ。

 その後、電車で上野の芸大美術館に行った。戦国時代に生きた画僧の雪村(「ゆきむら」ではなく「せっそん」)展を見たくて上野の森まで行った。

 会場に着くと行列もなく、スムーズに入れた。場内も混雑なく、ゆっくりと見ることができた。雪村の水墨画は風景よりも人物画が好きだ。特に布袋や鐘馗を描いたものに惹かれる。布袋の顔を見ていると、こちらまで笑みがこぼれる。

 説明を読みながら見ていくと、その生涯ははっきりしていないことも多いようだ。しかし、「奇想」と言われる雪村の発想には驚くばかりだ。革新的で人間味あふれる画は、現代にも十分通じるものがある。

 鳥を描いたものもあったが、鳥を見ると何鳥かと興味を覚える。セキレイやオオタカなどの画があったが、細かい点では違うことが多いのが気になった。



 1時間あまり見て回り、満足して美術館を出た。

 上野の森には大勢の人が来ていた。噴水のあるところでは屋台が並び、何かのイベントをやっていた。大道芸もやっていたので、暫く眺めていた。

 世界文化遺産に登録された西洋美術館前を通り、上野駅から秋葉原へ行ってみた。

 ヨドバシカメラに入り、一眼レフカメラを見て回った。カメラを買い替えたいと思い、野鳥がもっと綺麗に撮れるカメラを探してみた。しかし、どれも値段が高いのと重いのが気になった。望遠レンズもかなりの重さだ。望遠レンズをつけて持ってみると、とてもじゃないが手持ち撮影は無理だ。

 店の人といろいろ話をしたが、まだ決めかねている。慌てることはないので、じっくり考えることにして帰って来た。

 一時、雨が降りそうになった天気だったが降らずに済んだ。家に帰り、買ってきた雪村の絵葉書を見ながら休憩した。

 明日はどうしようかな?