もっちゃんのボケ防止日記

新型コロナウイルスに感染しないよう三密を避けて鳥撮りに嵌っています。

晴鳥雨読の日々から(6月27日の鳥撮り)

2020年06月28日 13時48分38秒 | 日記
 今日は朝から雨が降っていたが、午後になると止んで青空が出てきた。一昨日、昨日と気温が高かったが今日は涼しく感じる。

 昨日は真夏日の中、渡良瀬に行って来た。1週間前に出会ったトラフズクの雛が巣立ちしたかを知りたくてミニドライブ。土曜日の所為か、渋滞もなく、1時間半で遊水池に着いた。

 直ぐにトラフズクのポイントに行くと、今日も大勢のCMさんがいた。巣のある木には親鳥が止まっていたが、また寝ている。雛が巣にいるのかどうかが分からない。

 親鳥を撮っていたら、近くの木にCMさんたちがカメラを向けていた。

 近くに行って見上げると雛の姿があった。無事に巣立ちしたようでほっとした。カメラを向けたが枝葉が邪魔だ。親鳥と違って目を開けているようだ。

 カメラを向けていると、羽繕いを始めた。雛は3羽いたはずだが、1羽しか姿がない。雛は飛べるようになっているが、体は産毛のままだ。それでも、羽繕いしている足を見ると鋭い爪をしている。



 親鳥が目を覚ましてくれないかと暫く待つことにした。しかし、なかなか起きる気配がない。止まっている所が先日と同じように葉陰になっている。

 日が当たる場所を探して木の周りを歩いてみた。隣ではゲートボールをやっている。気の短い私にとって待つことは耐え難いものがある。そこで、木陰のベンチでコーヒータイムにする。

 帰り始めたCMさんがいるかと思えば、後から後からCMさんがやって来る。

 親鳥の所に戻ると羽繕いを始めた。太い足と鋭い爪で羽繕いしているが、目を開けているのかが分からない。撮った画を見てもはっきりしない。

 今日は橙色のきれいな虹彩を撮りたいと思い、かなりの枚数シャッターを切った。しかし、撮った画を見ると期待したほどの画は撮れていない。



 同じような画ばかりになってしまったので、遊水池の方に移動することにした。

 谷中湖ではヨットを浮かべている人たちがいた。水面が水鏡のようになっている。水鳥の姿を探したが、カルガモがいただけだ。

 橋を渡って広場まで行ってみたが、汗びっしょりになってしまった。カッコウの声を期待したが、全く声が聞こえてこない。いるのはカラスばかり。上空をトビが飛んでいた。

 お腹が空いたので、木陰のベンチで早めのお昼にした。あちこちにテントを張っている家族連れがいる。のんびりと景色を見ていると心が安らぐ。

 食後もカッコウの声を探して歩いたが、出会ったのはオオヨシキリとモズくらいだ。カッコウと出会うためには山の方に行かなければ駄目なようだ。



 カッコウは諦めて帰ることにした。帰りも渋滞がなく、スムーズに家に着いた。

 家に帰ると万歩計は11,509歩、6.4㎞になっていた。今日は、トラフズクの巣立ちした雛と出会えたので満足満足。

 明日はまた雨の予報でステイホームになりそうだ。

晴鳥雨読の日々から(6月26日の鳥撮り)

2020年06月28日 11時10分08秒 | 日記
 晴鳥雨読…

 晴れたら三密避けて鳥撮りへ、雨が降ったり天気が悪かったらステイホームで読書三昧。リタイアしてからそんな日々の繰り返し。毎日がフリータイムで、起きてから何をするかを決めている。

 5年ほど前から野鳥との出会いを楽しんでいるが、撮った画をトリミングしてブログを書くのも楽しい。拙いブログにもアクセスしてくれる人がいて、それも励みになる。

 26日はコアジサシの雛に出会いたく、検見川の浜まで行って来た。コアジサシは千葉市の鳥に指定されていて、浜辺には営巣地が確保されていた。人が入らないように囲いがあり、たくさんの巣が見られた。

 梅雨の晴れ間で気温が高く、カメラを向けているだけで汗ばんでしまった。

 期待した雛の姿はあちこちにあり、一人歩きをしている雛や親の羽の下に入っている雛の姿もあった。中には少し飛べるようになっているものもいた。



 親子の姿を見ていると、心が癒される。このコロニーには、コアジサシがたくさんいるのでカラスも寄りつかないようで姿がない。



 海には、ウィンドサーフィンをやっている人の姿がある。サーフボードに乗って、櫂で漕いでいる人もいる。今夏は海水浴場の閉鎖が多いそうだが、コロナ騒ぎの収束を願うばかりだ。

 波打ち際でコアジサシが水浴びしている。中に、幼鳥の姿があった。まだ嘴の色が薄く、体は褐色模様だ。他のアジサシがいないかと探してみたが、コアジサシばかりだ。



 海辺の東屋に入り、コーヒータイムにする。見ていると、後から後からCMさんがやって来る。

 休憩後、再び浜辺に出ると見かけない姿があった。双眼鏡で見ると、コアジサシの若鳥のようだ。親鳥と同じ大きさになっているが、頭がごま塩状態だ。



 砂浜で魚を咥えたオスがメスに近寄っている。見ていると、メスの方が気に入らなかったようだ。その後、交尾しているペアもいたが撮り損ねてしまった。残念。



 コアジサシのいろいろな場面に出会えたので、満足して早めに帰ることにした。

 葛西臨海公園のコアジサシのコロニーは大潮等で全滅したそうだ。ここは少し高い所なので心配はないだろう。雛が無事に巣立つことを願いながら家路に着いた。

 帰ってから撮った画を見ると300枚以上になっていた。しかし、気に入った画はとても少ない。カメラ技術は一向に進歩しないが、これからも出会いを求めて出かけようと思う。

今日も鳥撮りへ…

2020年06月24日 14時02分24秒 | 日記
 朝起きたら曇り空。天気予報では昼間は雨が降りそうにない。そこで、ツミが営巣しているという舎人公園まで行くことにした。

 公園は都内にあるが、我が家からは車で30分ほど。昨日の浮間公園同様、駐車料金が高いのが難点だ。

 公園に着いて、直ぐに池に行ってみた。風がなく、池の水面は穏やかだ。今日も釣り人が大勢いる。ウォーキングやジョギングしている人の姿もある。

 池を見たら、カルガモの親子が泳いでいた。雛は3羽いたが、カラスにやられた雛もいることだろう。池の周りを回るとカルガモの群れの中に見慣れないカモがいた。

 換羽中のマガモのオスのようにも思うが分からない。また、白いカモもいた。これまた正体不明。カメラを向けていたら、カルガモが羽ばたいた。

 葦の陰からバンが出てきた。アオサギが魚を狙っていた。



 ツミを探して歩いたが、何処にいるのか分からない。出会ったCMさんに聞くと、西側の公園だと言う。

 舎人ライナーが通る尾久橋通りを渡って西側の公園に入る。歩いていたら蒸し暑くて汗ばんでしまった。

 西の端まで行くと数人のCMさんがカメラを構えていた。双眼鏡で見たら、ツミの巣を発見。やっと出会えたかと嬉しくなってカメラを向けた。

 曇り空のために、光が少ないのが残念。枝葉の間から巣を見ると親鳥と雛の姿があった。親鳥はメスのようだ。2羽の雛の姿が見える。撮った画を見ると、雛の成長に違いがあるようだ。右の雛は幼鳥になっているが、左の雛の頭にはまだ白い産毛が残っている。



 母鳥が小鳥を捕まえてきたようで、雛に小さくして与えている。撮った画を見ると獲物の足が見える。

 母鳥が飛び立ったので、後を追いかけた。道路向こうの木に止まったのでカメラを向けてみた。撮っていたら、ガードマンが話しかけてきた。今朝、雛が道路に落ちていたので拾って木に戻したそうだ。巣立ちしたらしい。

 話を聞いて、巣のある場所に戻ってみた。双眼鏡で見ると、巣の近くに巣立ちした雛の姿を発見。雛と言うよりは幼鳥だ。ツミの幼鳥は胸に縦斑があり、胸以下は横斑があると図鑑に書いてあった。また、撮った画を見ると成鳥の虹彩は黄色だが、幼鳥は黒いままだ。



 ツミのオスの姿を探したが、やってくる気配がない。先日、浮間公園でもメスとの出会いはあったがオスとの出会いはなかった。今季はオスと出会うことなく終わりそうだ。

 ツミに満足してベンチでコーヒータイムにする。雨は降りそうにないが、蒸し暑い。のんびりしていたら、数羽のオナガがやって来た。中には地面に降り立つものもいた。ツミとオナガは微妙な関係にあると図鑑に載っていた。



ーツミとオナガの関係ー

 繁殖期にツミの巣の周囲にオナガが集団で営巣することがある。ハシブトガラスなどの天敵が近づいた際、ツミが追い払うので都合がよい。オナガも集団防衛行動をとるので、ツミにとってもメリットがある。ツミが巣の周囲で狩りをしないことで成り立つ協力関係だが、ツミに捕食されることもたまにある。(以上、図鑑から)

 周りの木を見たが、オナガの巣は見つからなかった。

 駐車料金が気になるので、早めに帰ることにした。今日はツミのオスには出会えなかったが、巣立ちした雛に出会えたので満足。でも、雛の白い産毛の時期に出会いたかった気もするが…。

 夕方からは雨の予報だったが、午後になったら晴れ間が出てきた。これからも、梅雨の合間の鳥撮りを続けようと思う。

梅雨の合間の鳥撮り

2020年06月23日 15時13分20秒 | 日記
 雨降りは鬱陶しいが、農家の人や水資源を考えると大事な雨だ。我が家では、雨樋からバケツに雨がたまるように工夫している。植木等の水やりにはちょうど良い。

 今朝起きた時には小雨が降っていたが、やがて止んだので出かけることにした。

 浮間公園のササゴイがどうしたかと思い、行ってみることにした。

 都内は車が多かったが、1時間かからずに公園に着いた。

 直ぐに、ツミと出会った林に行ってみたが鳥影はなし。ここで営巣するかと期待していたのだが…。

 池畔にある掲示板を見ると、先週2羽いたササゴイは昨日は1羽しか確認されていない。林の木を枝おろししたために、営巣するのを諦めてしまったようだ。

 池の南側に行ってみたが、カルガモに鳩、スズメ、ムクドリの姿くらいしかない。ササゴイは1羽もいなくなってしまったのかと思いながら、暫く待ってみた。今日はCMさんが一人もいない。

 池畔の小さな池にトンボが飛んでいた。コシアキトンボのメスが産卵している。他のトンボの姿はない。

 待っていたら、川の方から1羽が飛んで来た。ササゴイだと思ってカメラを向けたが、直ぐに木の藪の中に入ってしまった。また、飛び出してくるかと待ってみることにした。

 上空を数羽のイワツバメが飛び交っていた。カメラを向けたが撮れるものではない。

 ササゴイが姿を見せないので、イワツバメの巣を探すことにした。

 飛んでいるのを追いかけて土手を歩いた。晴れ間が顔を覗かせ、蒸し暑くなった。土手下のゴルフ場では練習している人がたくさんいた。

 イワツバメの飛んでいく先を見ると、鉄橋の下に入った。

 急いで行くと、鉄橋下のコンクリの壁に巣があった。巣はいくつかあるが、日が当たらないので暗い。双眼鏡で見たが、雛の姿はない。イワツバメの巣を見たのは初めてだ。

 イワツバメの巣は泥の粒を積み上げてできている。あれだけの泥を運ぶのは大変なことだろう。親になるのは大変なことだ。

 暫く見ていると親鳥が帰って来た。カメラを向けたが、直ぐに巣の中に入ってしまって姿が見えない。給餌シーンを撮りたいと思ったが、雛が顔を出す前に親鳥は直ぐに飛び立ってしまった。



 何とかいい画を撮りたいと思い、暫く眺めていた。親鳥は何度も戻って来たが、下からでは給餌する姿は見えない。

 諦めて土手でコーヒータイムにしていたら、花の咲いている所にチョウが飛んで来た。ヒョウモンチョウの1種だと思うが、詳しいことは分からない。土手下の水溜りにアオスジアゲハが下りてきた。水を飲んでいるのだろう。



 公園に戻ったが、ササゴイの姿はなし。来季は、再び営巣してくれることを期待したいものだ。今日は、初めてイワツバメの巣に出会えたので満足して帰ることにした。

 駐車場を出ようとしたら、料金が値上げされていた。3時間までいかなかったのに、800円は高すぎる気がする。

 明日はまた雨降りになりそうだ。できれば、イワツバメの給餌シーンに再挑戦したいところだが…。

140㎞のミニドライブで久々の嬉しい出会いが…

2020年06月20日 14時18分22秒 | 日記
 今日は、梅雨の晴れ間で良い天気になると言う予報だったので出かけることにした。渋滞を避けるために、早朝5時起き。冬と違って外は明るい。風もなく、爽やかな朝だ。

 朝食を食べずに直ぐに家を出た。目的地は渡良瀬遊水地。インターネットで小山市のHPを見ていたら、東日本初の野外繁殖によるコウノトリの雛が誕生したと出ていたので行ってみることにした。

 途中、渋滞もなく、2時間かからずに渡良瀬に着いた。しかし、コウノトリのポイントが分からない。広いヨシ原の中を走り回っていたら、道にキジが姿を見せた。

 舗装されていない水溜りのある道は実に走りづらい。ゆっくり走っていたら、上空に鳥影を発見。車を止めて、カメラを向けてみた。

 撮った画を見ると、どうやらサシバのような気がする。手賀沼で出会ったことがあるが、あの時もサシバかどうか分からなかった。尾羽が大分傷んでいたが、久しぶりの出会いとすることにした。



 あちこち走り回っていたら、土手にたくさんの車が止まっているのが見えた。カメラを構えた人の姿も見える。

 何とか道を見つけて行ってみた。土手には駐車場があり、警備員の人がいた。

 カメラを準備して、直ぐに土手に出てみた。土手下のヨシ原の中に人工巣塔が立っている。双眼鏡で見るとコウノトリの姿がある。しかし、かなり距離がありそうだ。

 一脚にカメラを乗せて、取り敢えずシャッターを切った。撮った画を見ると雛の姿もある。しかし、遠くて鮮明な画にはならない。



 土手に説明板が立っていた。見ると、野田市にあるコウノトリの里から放鳥されたオスの「ひかる」と徳島県鳴門市の電柱巣生まれのメスの「歌」だそうだ。四国から渡って来て、ここで相手を見つけて子育てしているとは驚きだ。

 野田市のコウノトリの里には、ハイキングの途中で寄ったことを思い出した。人工飼育していたのが自然の中で繁殖しているとは嬉しいことだ。ヨーロッパに旅した時に教会の塔の上や電柱の上で営巣しているのを見たが、日本でも同じような光景が見られるようになるといいなと思う。

 数十人いるCMさんたちは、皆、ソーシャルディスタンスを守ってカメラを構えている。マスクをしているCMさんは少ないが、野外なのでいいか。

 何枚も撮った画を見ると、巣に雛は2羽いるようだ。塔の下では工事しているが、コウノトリは全く気にしていないようだ。雛は時々姿を見せてくれる。鮮明な画は撮れそうにないが、爽やかな日和の中での鳥撮りは実に気分がいい。遠くの空にパラグライダーが飛んでいる。また、トビも飛んでいるのが見える。

 暫くコーヒータイムにしていたら、もう1羽がやって来た。オスかメスかは分からない。遠くの畑?に降り立って、何かを啄んでいる。飛び立ったので、慌ててカメラを向けてみた。撮った画を見たら、餌ではなく巣材を咥えている。



 2羽が巣に入って、巣の補修をしているようだ。このまま、無事に育って欲しいものだ。

 コウノトリに満足して、トラフズクを探すことにした。何処にいるのか分からないので、また、あちこち走り回ってみた。

 途中、畑の中で黒いものが動いているのを発見。犬にしては大きいなと思い、路肩に車を止めて双眼鏡で見るとイノシシだ。車を降りて、カメラを向けてみた。こんな近距離で出会ったのは初めてだ。丸々太ったイノシシは悠然と畑の中を動き回っていた。

 先日、コヨシキリと出会ったヨシ原に入るとCMさんが2人いた。トラフズクについて聞くと、ポイントを教えてくれた。

 ポイント近くには駐車場があり、たくさんの車が止まっていた。サッカー場らしき芝生の中の林に20人くらいのCMさんの姿があった。

 直ぐにカメラを持って近くに行くと、林の中の木に鳥影を発見。双眼鏡で見るとトラフズクだ。久しぶりの出会いにワクワクしてきた。カメラを向けたが枝被りの後姿だ。

 木の周りを動き、全身が見える所を探しながらシャッターを切った。撮った画を見ると寝ているのか、トラフズクの特徴である橙色の虹彩が見えない。それでも、何とかトラフズクの特徴である長い羽角が撮れたので満足。



 かなりの枚数撮ったが、何枚かは満足できる画が撮れた。

 木の上の方には巣がある。トラフズクも樹洞を巣にするのかと思っていたが、カラスの古巣を利用しているようだ。

 双眼鏡で見ると雛が顔を出した。まん丸の大きな目が実に可愛らしい。こちらが気になるのか、さかんに首を動かしながら見つめている。



 親鳥は1羽しか見えなかったが、雛は3羽いるようだ。大きくなっているのでカラスにやられる心配はなさそうだが、無事に巣立ちを迎えて欲しいと思う。

 トラフズクには秋ヶ瀬で何度か出会ったが、塒の竹林が荒れてしまって今はその姿がない。何とも寂しい限りだ。

 トラフズクに満足して、木陰のベンチで早めのお昼にした。青空が広がり、爽やかな風が吹いている。トイレの前でカラスアゲハが水飲みをしていた。

 今日は早朝からの鳥撮りだったが、いろいろな出会いがあって満足。今季はフクロウの雛やアオバズク、今日のトラフズクと3種のフクロウとの出会いを果たすことができた。



 帰りも渋滞がなく、2時間かからずに家に着いた。せっかく出会えたコウノトリのいい画は撮れなかったが、驚きのイノシシとの出会いもあり楽しい日となった。明日から、また天気が崩れそうだ。

 夕方、特別定額給付金振り込みの通知が来た。眼鏡が合わなくなっているので、給付金で新しい眼鏡に替えようと思う。