三代目虎真之助blog 『森から出たまこと』

「森はいのちの源」 奥三河の森から学んだこと、感じたこと、得たものを書き記しています。

ドイツ林業研修 番外編1

2013-10-09 13:56:43 | 森づくり

ドイツから帰国するとかならず聞かれること。

「ソーセージおいしかった?」

 

かくいう自分も、ドイツに行く前は、食事はソーセージとじゃがいもばっかりだと思い込んでいた。

が、実際は、ドイツ人はそんなに毎日ソーセージばかり食べているわけではない。

 

そりゃそうだ。

日本人は、毎日、寿司を食べているわけではない。

 

ここで少し、今回の研修中に食べた料理をご紹介。

 

研修初日 9/15のお昼に食べたのがこれ。

なんと、餃子。

ドイツ語では、Maultasche(マウルタッシェ)。

なんでも、昔、宗教上のきまりで金曜日は肉を食べてはいけない日だったのだが、

どうしても肉を食べたくなった人が、パスタ生地に包んで隠して食べたのが始まりだとか。

食感は、焼き餃子というより水餃子。

中はぎっしりと詰まっているので、結構ボリュームがある。

南ドイツの郷土料理の1つ。

 

後から知ったのだが、中身の緑色はほうれん草だったらしい。

偏食の自分は、先に知っていたら、食べられなかったかもしれない……。

 

 

翌9/16のお昼はこれ。

南ドイツの家庭料理の定番、ケーゼシュペッツレ(Käsespätzle)。

通訳の方は、チーズ麺と紹介していた。

ちなみにケーゼとはチーズのこと。

麺といっても、スパゲティのようなロングパスタではなく、フジッリのようなショートパスタ。

食感はとても柔らかく、上にのったタマネギがアクセントになって、結構おいしい。

 

が、1/3も食べると結構飽きてくる。

ふと、向かいの席のドイツの森林作業士を見ると、塩とペッパーを大量にかけて食べている。

なるほどと真似してみると、ちょっと重く感じ始めてたチーズの味が、スッキリして食べやすくなった。

 

が、1/2も食べると、箸が止まる。(正確にはフォークだが……)

そして、気がつく。

これは明らかに量が多い。

 

初日の昼から気がついてはいたが、ドイツの食事のボリュームは半端ない。

実は毎食、食べきれず残してしまっている。

 

だが、ドイツ人は、いともたやすく平らげている。

こういう食事であのゴツい体格がつくられているんだな、と納得。

 

そして3日目。9/17のお昼はこれ。

またチーズかよ……。

 

つづく