三代目虎真之助blog 『森から出たまこと』

「森はいのちの源」 奥三河の森から学んだこと、感じたこと、得たものを書き記しています。

ランバイク

2016-09-07 17:47:10 | 奥三河の紹介

9/3(土)、新城市では初となる「ランバイク」のレースが開催された。

 

※ランバイクとは……

 ペダルがなく足で地面を蹴って進む自転車。主に未就学児(2~6歳)が対象。

 

主催団体の代表者は、新城出身で、いまは東京で会社経営をしている女性。

息子とともにランバイクレースで全国を転戦する中、

新東名ICの開通を機に、ふるさと新城でこのレースが開催できないかと発案。

地元にはまだまったく話をしておらず、実現に向けた相談が自分のところに来たのが、GW。

 

それから、わずか4ヶ月。

あっと言う間に350人の出場者を集めるビッグレースとなった!!

 

当日は、天候にも恵まれ、ふれあいパークほうらいの芝生広場には、いくつものタープやテントが。

 

地元商店による飲食ブースなども並ぶ中、私も所属する新城設楽生態系ネットワーク協議会は、

間伐材積み木ブースを出展。

 

また、せっかくの機会なので、次男(4歳)と三男(2歳)は、レース(ビギナー部門)にエントリー。

逆走してしまう子や、もう嫌だと泣き出してしまう子もいたり、実にこどもらしいレースだった。

 

 

と思いきや、翌日のエリート部門のレースを観戦すると、目が点に…。

とても同じ年齢のこども達とは思えないほど本格的。

まず、自転車に乗る姿勢が全然違う。

脚で蹴る力も回転率も全然違う。

もちろんそのため、出るスピードが全然違う。

だから、安全のためみんなヘルメットが全然違う。

 

でも、一番、違ったのは、親の応援っぷりかも……。

 

 

それにしてもさすが全国から集まってくるだけのことはある。

スタートの飛び出しやコーナリングの巧みさ、選手間の駆け引きなど、この年にして技術と根性は筋金入りだ。

おそらく、ここから将来の自転車レースのチャンピオンも生まれてくるのだろう。

 

ぜひ、大人になったら、ツール・ド・新城で、再びこの地を訪れて欲しい。

 


防災

2016-09-02 09:51:41 | 日記

8/27(日)に地区の防災訓練に参加。

手前に「栄町自主防災会」と書かれたヘルメットをかぶっている方がみえるが、

このヘルメットは、新城自治区の地域自治区予算にて購入したもの。

ヘルメットが各自バラバラなのは、耐久年数がきたものから順次、更新しているから。

左にオレンジ色のベストを着た方々もみえるが、これも同じく自治区予算にて整備したもの。

 

この地区では、4つの行政区(栄町・橋向・的場・中町)が合同で防災訓練を実施している。

このように、有事に備えて、隣接する行政区とも連携を図っておくことは重要だと思う。

その分、準備は大変となるが。

 

ところが、いま、新城自治区では、

これをさらに広げた、9行政区による連携体制がつくれないかという案が持ちあがっている。

 

発端は、入船自主防災会の活躍だ。

この防災会では、ここ3年、地域活動交付金を申請して、地区内の防災意識の啓発と防災体制の構築に努めている。

昨年は、防災に関する情報が一冊にまとめたファイルを作成し、区内の各世帯に配布。

 

この活動をみた他の行政区から、

「自分たちの防災活動を見直したい」、「防災に関し何から取り組めばよいか教えて欲しい」との声があがり、

俄かに、新城自治区内の全行政区による連携体制の構築を機運が高まってきた。

 

とはいえ、行政区によって温度差があるのも現実で、

一足飛びに、来年度からの9行政区による合同訓練の実施に向かっては、アレルギー反応も生じてしまう。

そこで、どうやって連携体制を構築していくか、昨晩の地域協議会の分科会にて、熱い議論が交わされた。

 

この日は防災以外にも、高齢化対策においても、同じく住民主体による解決策案2件の議論もあり、

防災を含めたそのいずれにも、地域協議会委員さんが自発的に関わっていただける声が次々とあがった。

 

地域自治区制度施行から、4年。

これまでに撒かれた種が、次々と芽吹いてくるのを感じ、ワクワクしている。

 

 

※おまけ

非常食を「うまい、うまい」と言って食べる長男(7)。

とりあえず、有事の際にも食事については安心だ。