三代目虎真之助blog 『森から出たまこと』

「森はいのちの源」 奥三河の森から学んだこと、感じたこと、得たものを書き記しています。

しんしろ市民発電所 始動!

2016-05-26 10:39:13 | エコ

市内15の公共施設の屋根へのパネル設置が完了。

いよいよ、これから本格的に売電が始まります。

パネル設置の完了報告と市民ファンド募集PRを兼ねたセレモニーを開催。

穂積市長はじめ、市議会経済建設委員会の皆さん、市環境部、リサイクル21、市民の皆さんにお集まりいただきました。

 

ちょっと写真が見にくいですが、発電状況はこのようにモニターで確認できます。

新城小学校の状況は、5/23当日の発電量が707kw、今月の累計では2058kwです。

 

今後、各施設にモニターと蓄電設備を設置し、環境教育や災害発生時の非常用電源として使えるようにします。

 

 

市民ファンドの募集は、8月末まで。

1口10万(A号)・30万円(B号)・100万円(法人)と、3タイプを用意しています。

詳しくは、こちらのHPをご覧いただき、下記までお問い合わせください。

 

おひさま自然エネルギー(株)(しんしろ市民発電ファンド匿名組合)

http://aichi-ohisamanet.co.jp/shinshiro-fund

 

お問い合わせ先

おひさま自然エネルギー株式会社 
第二種金融商品取引業者 [東海財務局長(金商)第171号]  
一般社団法人 第二種金融商品取引業協会 (二種業協第262号)   
愛知県名古屋市昭和区滝川町32-1 Emuビル306号
Tel / Fax : 052ー718ー4534

新城営業所
愛知県新城市字中野15-10 新城市商工会館内
Tel : 0536-25-7801 Fax : 0536-25-7802

 


建設トップランナー倶楽部 視察研修

2016-05-25 18:01:19 | 土木

建設トップランナー倶楽部の年1回の視察研修。

 

「建設トップランナー倶楽部」

http://kentop.org/

 

今年は、お隣りのまち、豊田市。

2泊3日の研修だが、公務等があり、真ん中の1日だけの参加となってしまった。

だが、その1日だけでも盛りだくさんの内容。

 

はじめに訪れたのは、「豊田・岡崎地区研究開発施設用造成事業」の現場。

正式名だと分かりにくいのが、通称、トヨタ下山テストコースのことだ。

事業面積:650.8ha

工事期間:約8年(造成工事のみ)

総事業費:700億円(造成工事のみ・見込み)

 

上の写真は、事業全体からすれば、わずか1/6程度。

開発面積では、セントレアをも上回るとのこと。

 

驚くのは、これほどまでの大規模開発にも関わらず、

「場外への土砂の搬出ゼロ」・「近隣河川への濁水排出ゼロ」を実現している。

ものすごい設計力だ。

 

そして、この設計を支えているのが、地元業界が長年にわたり研究開発してきた近自然工法の技術だ。

 

法面は、現場で発生した支障木の残材を、現場でチップにして吹き付けてある。

法尻には、清水建設と共同開発した網状の袋の中に、こちらも現場発生材によるチップを詰め込み敷き詰めてある。

施工から3年が過ぎても、ご覧のように、大きな浸食被害はないそうだ。

 

排水は、基本的には場内に設けた処理施設にて処理した後、設備用水として再利用する計画。

近隣河川に排出する際は、調整池で沈砂した後、さらに竹ソダでろ過してから放流するとのこと。

 

他にも様々な工法が用いられているのだが、それらは実は、近隣にある下山バークパークで見ることできる。

 

「下山バークパーク」

http://www.szken.co.jp/shimoyamabp.html

 

 

実はこの現場にも流れている矢作川水系の流域には、矢作川沿岸水質保全対策協議会(通称:矢水協)という団体がある。

高度経済成長時代、開発による土砂と工場からの排水により汚濁してしまった矢作川の水質浄化活動に、

半世紀にわたり取り組んでいる、日本でも有数の環境団体だ。

 

そのため、矢作川水系での工事には、非常に高い管理能力が求められることは、

こちらの豊川水系の業者間でも、有名な話だ。

 

だが、こうした地元での熱心な活動があったからこそ、

今回のトヨタテストコースに用いられているような新技術が、次々と開発されていったのであろう。

 

全国から集まったトップランナーたちも、

この近自然工法の技術力の高さと、それを設計に反映する愛知県の柔軟さに、感嘆の声をあげていた。

 

こうした取り組みや工法・技術を、豊川水系にもぜひ活かしていきたい。


Da MONDE FAMILY

2016-05-18 08:18:01 | 奥三河の紹介

Da MONDE TRAIL CHALLENGE SPRING 2016 感想ブログ。

 

 LITTLE MOUNTAIN(ブース出店)

http://littlemountain.biz/?p=5918

HATCH DIARY(ブース出店・コース先導・大会公式Tシャツ製作)

http://8sk.seesaa.net/article/437968961.html

クライミングジム・ボルダTO9(ボランティアスタッフ)

http://dosclimbing.dosugoi.net/e865910.html

新城・勝手に応援隊(地元新聞社記者)

http://shinshiroouenn.dosugoi.net/e866356.html

 ほくえんの風(参加者)

 http://hokuen.blog.shinobi.jp/

 

おそらく検索すればまだまだある。

FBやTwitter、Instagramなどでも続々と投稿されている。

 

主催者としては嬉しい限りだ。

 

こうして皆さんに喜んでもらえる大会が開催でき、

そして、毎回、大きなトラブルもなく、無事に運営できているのも、

いつも協力してくれる、ボランティアスタッフの皆さんのおかげである。

笑顔を絶やさず、常に参加者に目を配り、てきぱき自分の持ち場をこなしながら、

その上で、自らも楽しんでいただいている。

 

私たちは、そんなスタッフの皆さんのことを、心からの感謝と親しみを込め、

Da MONDE FAMILYと呼んでいる。

 

今回、およそ50名のFAMILYが集まってくれた。

 

この方たちがいてくれるからこそ、自分は毎回、ランナーとして走らせていただいている。

ありがたい。

 

Da MONDE FAMILYのみなさん、本当にいつもありがとうございます。