社有林の隣地が猿投農林高校さんであることは昨日ご紹介したが、
その猿投農林高校の演習林実習の様子を、ちょっと覗かせていただいた。
写真をみて気がつきました?
全体的にて髪は長く、後ろで束ねている子たちも・・・
そう、彼女たちはまさしくいま話題の林業女子。
担当の先生に伺うと、いま実習に来ている林産工芸科の3年生は、
生徒数40名の内、17名が女子とのこと。
約半分。
こんなに多くの女子生徒がいることに驚きつつ、
そうやって驚いてしまうのは、林業=男子という固定観念に囚われている証拠だと、
少し反省。
気になるのは男子を含めた40名の生徒たちの進路先だが、
例年なかなか林業関係に就職する子は少ないとのこと。
そもそも林業関係企業の募集数が少ないのがその一因だが、
業界をあげてもっと山仕事の魅力をPRすることも必要だと感じる。
しかしながら、例え林業関係に就職しなくとも、
こうして10代の多感な時期に、実際に山に来て、山の現状を知り、山の知識を学ぶことは、
すごく意義深いことだと思う。
これからの人生の中で、いつか必ずどこかで、
なにかしらのかたちで山との関わりが生まれるときがあると思う。
そのときに、そういえばあのとき・・・、と当時を思いおこし、
あらためて山に対して想いを寄せていただくことが、
きっと、これからの日本の林業の、ひいては地域の再興につながることと思う。
がんばれ、高校生!
頼むぞ、高校生!