三代目虎真之助blog 『森から出たまこと』

「森はいのちの源」 奥三河の森から学んだこと、感じたこと、得たものを書き記しています。

市庁舎デザインワークショップ

2012-06-27 08:55:01 | 奥三河の紹介

いま、新城市では、新庁舎の建替えの検討を行なっています。

 

昨年3月に建設候補地が決定し、今年の3月には基本構想と基本計画が策定されました。

◆新城市新庁舎基本構想(新城市HP)

http://www.city.shinshiro.lg.jp/index.cfm/6,26365,c,html/26365/20120203-164943.pdf

◆新城市新庁舎基本計画(新城市HP)

http://www.city.shinshiro.lg.jp/index.cfm/6,28125,c,html/28125/20120531-175201.pdf

 

そして今年は、基本設計が策定される計画となっています。

そこで、その基本設計に市民の声を反映させるために、この夏、基本設計に関するワークショップが開催されます。

その企画運営を、社団法人新城青年会議所が受託しました。

 

私も、青年会議所には昨年まで在籍しており、様々なことを勉強させていただきましたが、

今回、その後輩たちからの依頼を受け、微力ながらこのワークショップのお手伝いをさせていただいています。

 

今回のワークショップは、「デザインワークショップ」という名の通り、

市庁舎の設計図面を基に、ハード(配置・設備等)に関して市民が提案する内容となっています。

 

ワークショップは、市民の利用率が高いと考えられる部分について、

以下の4つのグループに分かれて、それぞれのテーマに基づいて進めます。

「ユニバーサルデザイン」「窓口サービス」「市民協働」「産業振興」

期間は、8月から10月の間、回数は計5回の開催を予定しています。

 

そこでいま、このワークショップに参加していただける市民の皆さんを募集しています。

 

市庁舎建設では、「市民(ひと)・まち・未来が見える新城型庁舎」を基本理念としています。

市庁舎は、行政職員のみが利用するものでもなく、行政職員だけのためのものでもありません。

市民にも利用しやすく、市民にも愛される庁舎となるように、ワークショップを進行していきたいと思います。

 

皆様のご応募を心よりお待ちしております。

 

 詳しくは、コチラをご覧ください。

◆市庁舎デザインワークショップメンバーを募集します。(新城市HP)

http://www.city.shinshiro.aichi.jp/events/index.cfm/detail.6.28099.html

 

 


ツール・ド・新城2012

2012-06-25 09:17:29 | 奥三河の紹介

国道257号線を浜松に向かう途中のとあるお店で、こんな看板(標識?)を見かけました。

駐輪場、それもロードレーサータイプの自転車の駐輪場として、ディスプレイスタンドが置いてありました。

 

当日はあいにく1台も止まっていませんでしたが、使用方法はこんな感じです。

国道257号線を走る、自転車ツーリストたちのためのものだろうと思います。

山深いところにあるお店なので、普通は自転車で訪れる人はいないと、駐輪場の発想は生まれないと思うのですが、

たぶん、昨今の自転車ブームによって、お店の前の国道を走るツーリストたちの姿を目にし、

これはと思い、設置されたものかと思います。

 

私も時折マウンテンバイクに乗りますが、これらのタイプの自転車はスタンドをつけないことが多く、

外に出て駐輪するときに苦労します。

壁にもたれかけさせたり、柱にくくりつけたりと・・・・

そのときに、この写真のようなスタンドがあると、「やるな!」と嬉しくなります。

 

いま、新城市内にも多くの自転車ツーリストが訪れています。

国道151号線の湯谷温泉のあたりや、国道301号線の作手に向かう上り坂などでよく見かけます。

 また、普段でも、自転車で通勤している人、それもロードレーサータイプの自転車に乗ってる人を、

以前より多く見かけるようになった気がします。

 

こららの現象は、きっと「ツール・ド・新城」の開催も大きく影響しているのではないかと思います。

※ツール・ド・新城2012(新城市役所HP)

 http://www.city.shinshiro.aichi.jp/events/index.cfm/detail.1.23383.html

 

あの伝説的ロックシンガーの忌野清志郎さんも、よく湯谷温泉を訪れて、自転車で走られていたそうです。

バイクトライアルも、この春、桜淵公園で開催されました。

 

「自転車のまちしんしろ」、そんなイメージも悪くないのではないでしょうか。

 

新城の新庁舎の駐輪場に、カッコいい自転車スタンドがあったら、「おっ、やるな!」ときっと嬉しくなると思います。

 


台風一過

2012-06-22 16:36:15 | 森づくり

19日の台風4号に続き、昨日の台風5号がかたちを変えた熱帯低気圧は、

この地方にも大雨をもたらしました。

 

しかしながら、一部通行止め等の被害は発生したものの、それもすぐに復旧され、

昨年の台風15号のような国道が全面通行止めになるような大きな被害は発生せず、

とりあえずホッとしております。

 

今朝、今年3月に地元の製材所さんから依頼を受けて、当社が施工させていただいた、

森林作業道を点検してきました。

おかげさまで、どこも崩れることなく、しっかり森林作業道としての機能を保っていました。

下の写真は、現地に2ヶ所ある沢を乗り越える際に施した「洗い越し」の様子です。

「洗い越し」とは、川に橋を架けずに道路上を川が横切って渡る構造のことですが、

ここでは、大雨の際に、沢の水がオーバーフローして作業道上を横切ることを想定し、

現地で発生した岩盤を用いて施工しました。

これがうまく機能してくれたようです。

いま、国は2020年までに木材自給率を50%以上とする目標を掲げており、

そのために、こうした森林作業道等の路網整備を進めたい考えです。

 

当社は、これまで80年に渡り、土木工事業を営んできました。

その経験とノウハウを活かして、今後も安価で強固な路網の整備を図ってまいりたいと考えます。

 


あいち森と緑づくり委員会 面接結果

2012-06-18 15:24:01 | 森づくり

金曜日に、結果が自宅に届きました。

 

結果・・・・・・ 「選外」

 

「ま、民間事業体なんだから、そりゃそうでしょう」

元々、選ばれることを期待していたのではなく、

事業に対して私なりの意見を述べたかったことが応募した理由なので、

結果、面接までしていただき、自分の想いを申し上げれたことには満足しています。

 

が、面接まで受けると少し期待しますね、やっぱり。

 

さて、気を取り直して・・・

14日の木曜日に、NPO法人穂の国森づくりの会の総会がありました。

私は、昨年まで務めていた東三河5JC広域問題研究会の会長として、

当会の監事を仰せつかっていたため、その最後の仕事として監査報告をしてきました。

 

当社会長も社団法人奥三河ビジョンフォーラムの会長として、当会の副理事長を務めています。

私自身も当会の個人会員であり、当社も法人会員として加入しており、

公私にわたって、NPO穂の国森づくりの会さんとは、とてもご縁があります。

 

総会では、今年も昨年に引き続き、石巻山で植樹祭を行なうとのこと。

昨年、宮脇方式により、当社が植樹前の地ならし(重機を使った山起こし)をさせていただきましたが、

結果、植樹した6000本は、順調に育ってるとの報告を聞き、安心しました。

今年は、11月18日に3000本、植える予定とのこと。

いまから楽しみです。

 

 


市道八束穂県社線

2012-06-13 09:33:26 | 土木

市道八束穂県社線の市道大宮線との接続部分が完成しました。

市道八束穂県社線は、国道151線の清井田交差点から大宮の石座神社参門までを結んでいる道路です。

ちなみに「県社」とは、デジタル大辞泉によると、

「旧制度の神社の社格の一。官・国幣社より下、郷社(ごうしゃ)より上で、県から奉幣した神社」とのこと。

つまり、この出口にある石座神社が、旧制度にて「県社」であったことから、この道路の名前がついているようです。

 

社格制度について詳しくはコチラをご覧下さい。

※ウィキペディア 近代社格制度

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%BF%91%E4%BB%A3%E7%A4%BE%E6%A0%BC%E5%88%B6%E5%BA%A6

 

この市道八束穂県社線沿いには、その他にも歴史を感じさせてくれる箇所がいくつかあります。

ご存知、丸山の激戦地。

以前、当社でこの前の道路工事を受注したときには、勝楽寺さんにお祓いをしていただいてから施工しました。

おかげで、事故も無く無事に工事を終えることができました。

 

こちらは、約400年前、設楽原の戦いの頃に使用されたと思われる「矢立硯」の発見場所を示す看板。

奥に見えるのは、新東名高速道路の工事現場。

歴史の移ろいを感じます。

 

ちなみに、ここに架かっている橋の名前は、

「雲雀橋」

この橋も、当社が施工させていただきましたが、橋の名前、皆さん、読めますか?

 

正解は、雲雀橋(ひばりばし)です。

なんとも味わいのある橋の名前です。

 

この市道八束穂県社線、残念ながらまだ全線の完成にはいたっていません。

今回、当社が請負わせていただいた工事もココまで。

八束穂側も、JRの線路を超える大工事がまだ残っているようです。

 

それにしても、以前の道と比べると、かなり広くなり安心して走れる道路となっています。

全面開通したときには、多くの方に利用していただけるのではないかと思います。