年の暮れに、2つの学びをもらった。
1つ目は、「あいさつ」の大切さ。
27日に、社員有志による忘年会に参加したときのことだった。
「うちの会社は大きな声であいさつする人がいないから、なんか社内の雰囲気が悪い」
ある社員から発せられた言葉だったが、これにはドキッとした。
というのも、実は「あいさつの大切さ」は、1年前のある社員の結婚式で、自分も説いていたことだったからだ。
つまり、そう言ってる自分自身も含め、社内において全然励行できていないことに改めて気づかされたからだ。
たかがあいさつ、されどあいさつ。
1日の始まりと終わりを、あいさつをもってきちんと区切りをつけることは、仕事にメリハリを生み出す。
特に年度末の繁忙期を迎えるこれからは、あいさつをもってメリハリをつけ、
効率の良い仕事を目指すだけでなく、精神的にもストレスをため込まない環境をつくっていかねばならないと思った。
2つ目は、「完成形」をイメージすること。
先述の忘年会の場で、ある社員の自宅で毎年行われている、餅つきに誘ってもらった。
思い返してみても、子供の頃、親戚の家で行われていた餅つきを見た記憶があるぐらいで、
自分自身が行うのは初めての経験。
感想を一言でいうなら、「つらい・・・」
体力的な問題が一番だが、合わせてつらいのは「先が見えないこと」
ひたすら杵でつき続けるも、餅がいまどのぐらいの状態で、出来上がりまでに後どのぐらいつけば良いのかが分からない状態は、
心が折れそうになる。
が、ここで、ふと、仕事も同じだと気づいた。
仕事も完成形がきちんとみえていないと、自分がいましていることの意味も是非も分からず、
ただただ、体力と精神を疲弊させていくだけだと。
どの現場においても、着手前に完成形をきちんとイメージしてとりかかること、
またそれを自分だけが把握しているのでなく、関係者にもきちんと伝えること、
それが仕事へのモチベーションを向上させ、結果、効率の良い仕事につながると思った。
この2点、来年は、特に意識していきたいと思う。
写真は、入社4年目のI君(22歳)。相の手(愛の手?)を入れるのは、彼の新妻。
2月に第一子が誕生予定。