昨日、東京平河町の都市センターホテルにて、上記の表彰式が開催された。
当社は、先日、愛知県農林水産部の優良工事表彰を受賞したが、
同工事が、第29回民有林治山工事コンクールにもエントリーされ、一般社団法人日本治山治水協会長賞をいただいたためだ。
会長賞といっても、どちらかといえば参加賞みたいなもの……
北は北海度から南は沖縄まで、全国各地からから5部門に分かれて約140もの事業がエントリーされ、
その中から農林水産大臣賞と林野庁長官賞が若干名選ばれ、それを惜しくも逃した人全員に会長賞が贈られる。
来年はぜひ大臣賞を目指したい。
その表彰式の前に、幼馴染がプロデュースし、今年OPENしたばかりのカフェに立ち寄る。
「Standard coffee」
幼馴染が言うには、いま、アメリカ西海岸ではコーヒーはサードウェーブの時代だと。
ちなみにスタバやタリーズなどのプレミアム系はセカンド。
ファストフードとは対極に、豆の品質にこだわり、ハンドドリップ方式でじっくり丁寧に淹れるコーヒーを、そう呼ぶらしい。
確かに、溜池山王というOfficeや官舎が立ち並ぶ気ぜわしい一角で、
この店の中だけが、静かにゆっくり時が流れている気がした。
お近くにいらしたときは、ぜひお立ち寄りください。
そして、せっかくの機会だったので、実は前泊し、東京で暮らす幼馴染たちと旧友を温めた。
場所は、最近移転したばかりという、世田谷代田にあるフランスの家庭料理の店「IVROGNE」。
http://ivrogne.tokyo.jp/index.html
この店、最寄り駅というものがない。
というか、この店を中心にして放射線状にいくつも駅はあるだが、そのいずれの駅からも遠い。
そのため、駅からはバスかタクシーでないとこの店に来れない。(脚力に自信のある方は別だが……)
以前は池尻大橋駅のすぐ近くにあったと聞くので、なぜわざわざこんな不便な場所に……
オーナーシェフ曰く、お客さんの顔を見ながらゆっくり料理を作りたかったからと。
そのため、店はシェフとホール係のアルバイトの女の子1人しかいない。
その人数で回せるぐらいのお客さんが来てくれれば、それで良いとのこと。
座席は6テーブル。
ほとんど女性客だが、そのうちの1組は三重県から来たという。
前日は、北海道と九州からのお客さんだったらしい。
「おいしいものがあれば全国からお客さんが来る」というのは本当なんだと実感。
そうだ、それこそ、フランスだ!
フランスの三ツ星レストランは、郊外に多いと聞く。
料理はさすがにどれも美味しい。
この日は、フランス家庭料理の定番の鴨のほほ肉のコンフィやムール貝のワイン蒸しなどを食したが、
週一で訪れる常連さんのために、毎週新しいメニューを用意しているとのこと。
季節に合わせたものや、日本ではここでしか食べられないメニューなど。
「また、来たい。」
そう思わせる料理の腕とシェフの人柄、
そして、東京にいるとは思えないぐらい、静かでゆっくりとした時間だった。
あまりに美味しくて料理の写真を撮り忘れた。
唯一、最初の一皿のみ。
「お肉の盛り合わせ1200円」