三代目虎真之助blog 『森から出たまこと』

「森はいのちの源」 奥三河の森から学んだこと、感じたこと、得たものを書き記しています。

彦坊山

2012-04-19 17:27:55 | 森づくり

一昨年に購入した社有林は、彦坊山の山頂から北西に広がってあります。

この彦坊山は、「愛知の130山」のひとつに数えられており、

そのため、登山者の方がときどき訪れては、手軽な山登りを楽しまれています。

http://www.katch.ne.jp/~mota/130mtslist.html

 

登山道は2ルートあり、表ルートは隣の県有林から登るルート、

裏ルートは、当社の社有林を通って登るルートです。

表ルートは、登り道がしっかり踏み固められており、また樹木にテーピングもされているので、

比較的ルートが分かりやすいのですが、

裏ルートは、少し分かりにくくなっています。

 

そのため、登山者が目印にために置いていったペットボトルや、

これも登山者の方が書いたのでしょうか、ペンキで大きく書いた「×」の字が、道標となります。

実際、私も登るときには、この目印が頼りだったりします。

自分の山なのに・・・・。

 

山頂には、登山者の思い思いの記念プレートがかけられています。

中には、不思議なプレートも・・・。

「H24.4.21」って、あさってですよね・・・・

 

彦坊山は、山頂に上がっても見晴らしがいいわけでなく、

逆にものすごい難所があってスリルを味わえるわけでもなく、

これといった特徴のない、割とその辺にありそうな普通の山です。

登山者の方が、どんな理由で彦坊山に登られているのかは分かりませんが、

きっと、見渡す限りスギやヒノキだけでは楽しくないでしょうから、

これから何か違う樹種も植えていきたいなと、考えています。

こんなキレイな花に出会えると、山登りも楽しくなります。

浅学の私は、これが何の花なのかが分かりませんが・・・・、お恥ずかしい。

 


新旧江戸見物

2012-04-16 18:54:16 | 日記

先週末、厄除けと称しながら、東京で暮らす幼馴染の案内で、江戸見物に行ってきました。

 

まずは、午前中にちゃんと厄除けに。

ここを選んだ理由は、厄除け後の行動予定に合わせてと、なんとも不謹慎なことで・・・・

しかしながら、「根津神社」は、日本武尊が創祀したと伝えられる由緒正しき神社です。

根津神社 http://www.nedujinja.or.jp/

神社での厄除け後は、熱燗で厄除け。

この写真は、つまみで頼んだ「天ぬき」です。

私の名づけ親でもある池袋の叔母の旦那さんが、いつも飲むと頼んでいたという代物。

分かりやすく言うと、天ぷらそばのそば抜きです。

この話をするたびに、「そんなメニューあるはずがない」と、いつも友人に笑われていたのですが、

この年になって、初めて本物に出会えて感激です。

続いて、「笑う門には福来たる」ということで、寄席へ。

実は、中学1年で落語クラブに入ってから、かなり落語にははまっていたのですが、

本物の寄席に来るのは、今回が初めて。

驚くことに、開演から客席は満席。

それも若いカップルが多数!

なんだか、思い描いていた寄席のイメージとは、ずいぶん違って少しガッカリ。

その後、新旧江戸グルメ三昧ということで、

浅草の老舗の牛鍋専門店で食事をした後、押上のワインバーへ。

そう、スカイツリーのある、あの押上です。

友人が商業プロデュース会社の社長をしており、

こうしたお店の情報には、とにかく詳しい。

ワインも生ハムも、めちゃくちゃおいしかったです。

遠藤利三郎商店 http://endo-risaburou.com/

宿泊は、友人のクライアント先が経営するビジネスホテルで。

3月にOPENしたばかりで、部屋からはスカイツリーと浅草寺が見えるという、

まさに、新旧江戸見物にふさわしいホテルです。

リッチモンドホテル浅草 http://richmondhotel.jp/asakusa/

翌日は1人で江戸見物。

まずは、浅草からスカイツリーを目指して、押上まで散歩。

あまりに大きいので、浅草からもすぐ近いように見えるのですが、

実際は、地下鉄2駅分、離れています。

なので、もし浅草から行かれる場合は、地下鉄に乗っていった方が懸命です。

その後、銀座に出て、友人が店のオーナーの旦那さんと共同で店舗設計したお店へ。

ローズベーカリー http://allabout.co.jp/gm/gc/391521/

あの世界最大規模のユニクロ銀座店の隣にあり、7階の連絡通路でつながっています。

ちなみに、友人の会社はコチラです。

生活スタイル研究所 http://www.lifestyle-ins.com/

久しぶりの東京を満喫するとともに、

友人たちの活躍ぶりも目の当たりにし、

多くの刺激をもらった2日間でした。


「全日本トライアル選手権大会 in 新城」まで、後3日!

2012-04-12 17:41:26 | 奥三河の紹介

「全日本トライアル選手権大会 in 新城」の開催まで、後3日となりました。

いま、会場となる桜淵公園では、コースの準備が着々と進んでいます。

 

当日は、この手前の岩と奥のボックスカルバートの間に、コンクリートミキサー車(4トン)が設置され、

その生コン車の上に、自転車でのぼっていくコースになるそうです。

たぶん、生コン車を使ったコースは史上初とのこと。

 

一番、メインとなる会場は、旧市民プール前のグランドに設けられました。

 

BBQで賑わう広場の近くにもコースが設置されました。

左側がジュニアのコース、右側が上級者のコース。

小学生でも、このぐらいは普通に登れるそうです。

 

私が、もっとも楽しみにしているのは、写真右に写っている、豊川に突き出た「笠岩」を使ったコース。

新城市が取り組んでいる、DOS(Do Outdoor Sports)に、実にふさわしいコースだと思います。

ただ、これだけブログで紹介しておきながら、

実は、私自身は当日(14~15日)、東京に出かけているため、観戦することができません。

 

そのため、当日のスゴイ技やシーンの数々が、ご報告できませんので、

ぜひ、皆さん、桜淵公園に足をお運び下さい。


市長死す

2012-04-04 08:49:20 | 奥三河の紹介

なんとも刺激的なタイトルですが、

これは、昨日、フジテレビ系列にて放送された、松本清張没後20年特別企画のドラマのタイトルです。

http://www.fujitv.co.jp/b_hp/120403matsumoto/index.html

 

実はこのドラマ、今年の2月~3月にかけて、当地で撮影されていました。

ドラマの中に登場する、志摩川温泉というのが、ここ奥三河の誇る湯谷温泉なのです。

そして、ドラマの中で重要な舞台となっていた旅館が、湯の風HAZUさんです。

※湯の風HAZU

 http://www.hazu.co.jp/hazu/

 

私も、宴会や入浴で何度か利用させていただいたことがありますが、

そうした身近なところで、ドラマが行なわれているのは、なんとも不思議なもので、

シリアスなドラマにもかかわらず、見慣れた風景が映ると、

「あぁ、ここあそこじゃん!」などと言いながら、思わず笑ってしまいました。

 

しかしながら、板敷川や赤い吊り橋など、映像を通して改めて目にすると実に美しく、

「やっぱり新城っていいところだなぁ」と感じます。

 

ただ、ドラマでは、最寄駅や温泉街は、まったく別のまちで撮影されたものが使用されていました。

いまの湯谷温泉駅や駅前の街道では、絵にならなかったということなのでしょうか。

確かに、一般視聴者の方からすれば、いわゆる温泉街をイメージしたときに、

無人駅や土産物屋がない駅前では、逆にリアリティが感じられないのかもしれません。

 

大きな温泉地のような開発された空間は必要ありませんが、

駅前に、板敷川や吊り橋へとつながる、こじんまりとしながらも品のある、美しい街道が整備されれば、

次は、そこもドラマや映画の撮影地として使われるようになるのかもしれません。

 

ドラマも見ながら、ふとそんなことを思いました。


新城森林総合サービスセンター

2012-04-03 09:11:13 | 森づくり

愛知県の大村知事のマニフェストの1つである「東三河県庁」の開設に伴い、

県と市町村の協働をさらに進めるために、

愛知県の新城林務課と、新城市の森林課が、同じ庁舎で仕事をすることになりました。

 

その開所式が、昨日、新城市鳳来総合支所にて行なわれました。

 

この庁舎の共同利用(ワンフロアー化)によって、何がどう変わるのかは、一般的には分かりにくいですが、

この庁舎の裏手にある森林組合の事務所と合わせて、

複雑な山の手続きに関する窓口が一箇所に集まったことにより、

山主さんにとっては、とりあえず今までより、分かりやすく便利になったかと思います。

 

ただ、ワンフロアー化の目的はそれだけではないはずです。

今後、同じフロアーで、県と市の情報共有と政策論議がますます促進され、

県と市が一体となった森林政策が立案、施行されていくことが、一番大きな目的ではないかと思います。

 

それにより、この奥三河の森に、再び明るい光が差し込むことを期待しています。

 

テープカットならぬ、丸太カットにより、開幕です。

丸太カットにしては、ちょっと木が細すぎるんじゃないの・・・・、という声も聞かれましたが・・・。