三代目虎真之助blog 『森から出たまこと』

「森はいのちの源」 奥三河の森から学んだこと、感じたこと、得たものを書き記しています。

新城ラリー2014 準備

2014-10-28 14:02:16 | 森づくり

ラリー開催まであと3日!

準備は佳境を迎える!!

 

デモランコース

養生シートをコース全体に敷設。

トラックと幅跳びの走路は、特に念入りに鉄板にて養生。

その数、220枚!

その上に、セメントを混合した土を敷設し、締固め。

今年は、メインスタンド前をラリー車が走るため、迫力は昨年とは段違い!

 

 

公園内SSコース

虹の広場のタイルに、タイヤ痕が残るのを防ぐため、

こちらもシートの上に砕石を敷いて、最後にアスファルトで仮舗装。

昨年、奥に見える自販機横の看板に、ラリー車が1台クラッシュしたが、果たして今年は??

 

 

雁峰林道SSコース

土砂を撤去し、草を刈り、最後の仕上げがスイーパーで路面清掃。

雁峰林道の総延長は20キロ以上。

せっかく掃除したのに、昨日の強風で、杉の枝葉が・・・。

風よ、吹くな!

 

 

今年は、こんなことも。

デモラン会場への出入り口設置。

既設のフェンスを撤去し、階段を設け、目標の50000人のお客さんを会場へスムーズに誘導する仕掛け。

ラリー開催後は、来年以降も使用できるように、着脱式のフェンスへと取替え。

 

このほかにも、バリアフリー歩道を確保するため、植栽を一部撤去。

ラリー会場案内板の設置など、やることてんこ盛り。

 

でも、残すところあと3日。

がんばります!


現場進捗状況

2014-10-27 17:32:47 | 土木

愛知県発注の建設工事の入札に参加するためには、「入札参加資格審査」という申請が必要である。

申請をすると、完成工事高や財務状況、技術職員数などを基に算定した点数(経営事項審査)と、

工事成績や優良工事表彰、地域貢献度などを基にした点数(主観点)とを合わせた点数により、

A~Dランクへと振り分けられる。

 

ランクには、それぞれ入札参加可能な工事発注金額の上下限があり、

当社の場合だと、Bランクとなるため、1500万以上1億5000万未満が参加可能な範囲となる。

 

では、1億5000万以上の工事の入札に参加したい場合にはどうすれば良いか?

そのためには、自社の成績(完成工事高・財務内容・工事成績など)を向上させるか、

JV(経常建設共同企業体)という方式をとる。

JVを組むことにより、3社の持ち点が合算され、完成工事高や技術職員数などの点数が増加するという仕組みだ。

 

当社は今年、新城市の小笠原建設㈱さんと設楽町の設楽建設㈱さんと3社によるJVを組んでいる。

 

残念ながら、今年は後一歩及ばず、Aランクを逃した。

だが、今年、Bランク発注工事をJVで受注することができたため、

その工事成績いかんによって、次回申請時にAランクとなる可能性がみえてきた。

 

そのため、今回の工事は実に重要であり、

本日も、現場事務所にて、JV運営委員会が3社の社長出席のもと開催され、

その後は、みんなで現場視察を行うこととなった。

 

これから、設楽地方は寒さが厳しくなってくるが、しっかりと安全施工に努めてまいりたい。

工事名:道路改良工事(防災・安全)(7号工)

工事場所:設楽町和市地内

路線名:国道473号線

発注者:愛知県新城設楽建設事務所

 


第2回市民まちづくり集会 報告

2014-10-20 15:42:49 | 奥三河の紹介

昨日、第2回市民まちづくり集会が開催された。

3年前のプレ市民総会から数えて4回目。

今回テーマに選んだのは「若者政策」。

新城市では、今年から若者政策ワーキングも始まっており、タイムリーな話題だと思っていたのだが、

出席者は昨年の400人を大幅に下回る150人。

残念に思っていると、市民自治会議の会長も務められている愛大地域政策学部の鈴木教授から

「この地味なテーマでよくこれだけの人が集まった」と。

新城市自治基本条例を作成する際にファシリテイターを務められた今井さんからも、

「人口何十万の都市でもこれだけは集まらない」と。

 

そうなんだ、150人でもスゴイことなんだ、と驚くとともに、

えっ、若者政策は地味だったんだ、と反省。

 

どちらかといえば市政に関心のあるメンバーで実行委員会が構成されるため、

そこに知識と情報が集まり過ぎて、その中ではタイムリーだったり重要だと思われるテーマが、

実は地域での認知度は低く関心も低い、ということが生じるのかもしれない。

 

だが、これは、だからといってテーマを市民の関心が高そうなものにして参加者数を増やすことを目指すのではなく、

地味で関心の低いテーマでも、より多くの方に知ってもらうために参加の工夫を凝らすことを目指さなくはならないと思う。

今回は、その部分にもっと工夫が必要だったかもしれない。

現に案内をうけとった年配の方で、「私はもう年だから、若い人たちで考えて」と欠席された方もいる。

「若者が住みたいまち」をみんなで考えることの必要性が伝えきれていなかったと反省。

 

この日は、会終了後、簡単な反省会が開催されたが、当日アンケート結果を回し読みしながら、

次回に向けての改善点を指摘し合った。

・参加者が固定化しないような工夫を。鳳来地区や作手地区でも開催し、年10回ぐらいやったら?

・いつまでも気づきの場だけで良いのか? 熟議の場である市民討議会など、次のステップも整備すべきでは?

・意見が行政に委ね過ぎている。こうして欲しいではなく、こうしたいという展開にもって行く方が良い。

・参加者へ「いたれりつくせり」過ぎかも? もっと省けるところはシンプルにした方が継続しやすい。

等々、恐らく次回11/11の実行委員会では、さらに多くの改善点が挙がることだろう。

 

前出の今井さんに伺ったところ、この新城市の市民まちづくり集会を参考にして開催する自治体が増えつつあるようだ。

ならば先進地として、さらなる改善を図りながら、全国へ「自治のまち新城」をさらに発信していきたいと思う。

 


全国さくらシンポジウムin奥三河 交流会

2014-10-18 12:02:43 | 奥三河の紹介

来春開催される2015全国さくらシンポジウムin奥三河の交流会の打ち合わせに、

「つくしんぼうの会」さんへ。

 

鮎の南蛮漬け・八名丸のしんじょ・鳳来牛のすね肉にやわらか煮・赤飯と桜花の押し寿司などなど

美味しそうなメニューをいくつもご提案いただいた。

鮎や八名丸や桜花などの季節ものは、すでに今年の内に調達してあり保存済みと実にありがたい。

 

メニュー構成も、他にもお願いしてある方々ともかぶることなく、

バラエティに富みつつも全体としてまとまりのある食事をご提供できそうだ。

 

お礼を言って帰ろうとすると、お土産までいただいてしまった。

 

新城産いちじくを使った手作りジャム。

無糖のヨーグルトに入れて食べると、特においしいそうだ。

グリーンセンターやこんたく長篠でも帰るそうなので、皆様もぜひ。

http://www.ja-aichihigashi.com/nou/tsukushi/

 

 


林業講演会 ~森林再生を考える~

2014-10-17 18:28:44 | 森づくり

主催は新城フォレストベース(愛知県新城林務課+新城市森林課)

昨年、一昨年も開催されており、テーマはそれぞれ「施業地の集約化」と「路網の開設」。

一昨年は私も施工業者の立場でパネリストの1人として登壇させていただいたが、

専門的かつ実務的な話が多く、来場者もほとんどが行政関係者及び林業事業体、それに山主さんという講演会である。

 

ところが、今年は、基調講演に哲学者の内山節さんを招くという。

内山さんは、以前、「NPOと行政の協働フォーラム」でお話を伺い、名刺交換もさせていただいこともあり、

個人的には今回の講演も楽しみにしていたのだが、恐らく従来とは大幅に違う内容になることが予測され、

山主さん達は、困惑しないかと秘かに危惧していた。

 

案の定、冒頭から内山ワールドがさく裂。

「森林の荒廃というが、表土が流れやせた土地には、それに適した植物がまた生えてくるもの」

「森林の保水機能というが、それは土壌の問題である。また土砂災害は、開発行為の問題である」

「そもそも森林は、俺のものだけどみんなのもの。共有でも私有でもなく、総有だ」

 

第2部の対談に入ってからも、司会者を翻弄しまくり。

「森林の魅力と言われても、良いと思ったことはない。悪いところがない、という感じ」

「稼ぎと仕事は異なる。稼ぎは自己完結。仕事は村の生命系の維持。畑仕事もあれば、畑稼ぎもある」

「個人の生活に必要な森林はもともと1ha程度。大山主は商人の資産保全の結果に過ぎない」

 

自分は、司会者との噛み合わなさも含めて、かなりオモシロかったが、果たして皆さんはどう思われたのだろう?

第2部には、きこりのケニーも登場。

明後日も、市民まちづくり集会でも、ケニーにはキッコリーズの活動報告をしてもらいます。