里の家ファーム

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安倍元首相、再び不起訴で捜査終結

2021年12月29日 | 生活

「桜を見る会」前日の夕食会費補塡問題で東京地検特捜部

「東京新聞」2021年12月28日 
 安倍晋三元首相の後援会が「桜を見る会」の前日に主催した夕食会の費用補塡ほてん問題で、東京地検特捜部は28日、公職選挙法違反と政治資金規正法違反の疑いで東京第1検察審査会が「不起訴不当」と議決した安倍氏を、再び不起訴(嫌疑不十分)とした。検審の議決が「起訴相当」ではなかったため2度目の審査は行われず、捜査は終結した。
 夕食会は東京都内のホテルで「安倍晋三後援会」(山口県)が会費5000円で主催。不足分は安倍氏側が補塡して支払っていた。特捜部は昨年12月、2016〜19年分の政治資金収支報告書に夕食会の収支計約3000万円を記載しなかった政治資金規正法違反の罪で、後援会代表だった元公設第1秘書を略式起訴。安倍氏に関してはすべて不起訴とした。
 検審は今年7月、補塡が参加者への寄付に当たるとする公選法違反と、安倍氏が代表を務める資金管理団体「晋和会」の会計責任者の選任・監督を怠った政治資金規正法違反の2つの容疑で、安倍氏の不起訴は「不当」と議決。特捜部が、一部の参加者や安倍氏らの供述だけで判断したことを問題視した。

◆特捜部、聴取対象を広げるも…

 特捜部は今回、聴取対象を広げるなどして再捜査したが、公選法違反については、提供された食事が会費以上の寄付に当たるとの認識が参加者にあったとは立証できないと判断したとみられる。政治資金規正法違反に関しても起訴するための十分な証拠がなかったとした。
 18年の夕食会に関する公選法違反容疑など、一部では時効が成立した。
 安倍氏の事務所は「厳正な捜査の結果、不起訴と決定されたものと受け止めています」とのコメントを出した。

◆虚偽記入容疑も不起訴

 また、特捜部は28日、安倍氏側が訂正した収支報告書の内容が虚偽だとして、政治資金規正法違反(虚偽記入)の疑いで弁護士有志らに告発された安倍氏や元公設第1秘書らを、いずれも不起訴(嫌疑不十分)にしたと発表した。弁護士有志は検察審査会に審査を申し立てるとしている。
 
⁂   ⁂   ⁂

 さてさて、、以下3年前の記事である。
またまた同じ構図なのでしょうね。

森友不起訴の特捜部長に”ご褒美ー”「反安倍」の民主勢力の結集は急務!

2018年06月27日 | 社会・経済

 日付が変わるころから降り出した雨、きょう一日降り続くようです。
皆さんのブログ拝見している暑さに苦慮しているようですが、こちらは異常に寒いのです。
いまだ、朝晩はストーブをつけています。

 さて、「心温まる」ニュースが転がり込んできました。

安倍政権また忖度に“ご褒美”森友不起訴の特捜部長が栄転

  日刊ゲンダイ 2018年6月26日

  露骨な論功行賞だ――。法務省は25日、大阪地検の山本真千子特捜部長(54)の函館地検「検事正」への異動を発表した。山本氏は、森友問題で刑事告発されていた佐川宣寿前理財局長ら38人を全員不起訴にした責任者。地検トップの検事正への異動は栄転だ。森友問題の渦中にあっても国税庁長官に昇格させた佐川氏同様、安倍首相を守り抜いたご褒美である。

  「森友問題が法廷に持ち込まれれば、司法によって断罪される可能性が高まる。裁判所、とりわけ地裁にはマトモな裁判官も多いからです。だから、安倍政権は行政組織である検察で食い止める必要があったのです」(司法担当記者)

 那覇地裁は18日、ゴミ計量票を改ざんして議会に提出した公務員に有罪判決を下した。佐川氏らも起訴なら、有罪も十分ある。安倍政権にとって大阪地検特捜部は頼みの綱だったのだ。

 山本氏は、大阪市立大卒業後、1991年東京地検に着任。神戸、大阪、金沢地検などを経て2015年10月、大阪地検初の女性特捜部長に就いた。金沢地検の次席検事に就任した直後の08年4月、朝日新聞のインタビューで、「モットーは現場主義」と熱く語り、キムタクが検事役で出演したドラマ「HERO」がお気に入りと打ち明けている。

 「マイペースで、自分を貫くタイプです。記者の間では、彼女ならマトモな捜査をやるのではとの見方もありました。森友案件処理後の検事正ポストは既定路線でしたから、政権サイドの顔色をうかがったのでしょう」(前出の司法担当記者)

  9月の自民党総裁選を控え、安倍政権は特捜部長を函館に異動させ、森友問題の幕引きを一気に図る魂胆だ。全員不起訴を不服として、有権者で構成される検察審査会に審査申し立てをしている醍醐聰東大名誉教授が言う。

 「私たちが、大阪の検察審査会に申し立てをしていることもあり、山本氏が大阪地検にいることを避ける意味もあったと思います。泥をかぶった公務員を、追及の手が届かないポジションに栄転させるのは安倍政権のお決まりのパターン。谷査恵子氏の在イタリア日本大使館への赴任、佐川氏の国税庁長官しかりです。これほど重大な問題が、司法にすらはかられないでの幕引きは許されません」

 

  やりたい放題である。

 


 こうなれば、国を相手に訴訟を起こすことが無益になってくる。「三権分立」の完全な崩壊である。
まさに独裁政治だ。
「反安倍」の民主勢力の結集は急務!

今朝は2.3㎝の積雪。
江部乙の園地へと出かけた。
天気は上々。