ごまめ~の~いちょかみ・Ⅱ

趣味(落語と本)の話を中心に、ごまめになってもいちょかみで幅広くお届け

アメリカ帰りのかい枝さんの「野ざらし」、、、~ 第487回田辺寄席

2009-02-22 09:44:20 | 田辺寄席
・・・・・・・・・・・・・・・・・487回・田辺寄席・表の看板・・・・・・・・・・・


開口0番・・・・・「ま」・・・「マジック」

落語を聴くときの注意、「さしすせそ」

「さ」・・差し入れをいれる。何でも結構ですよ
「し」・・静かに聴く。先々を言わない。
「す」・・すぐに飽きない。「ちりとてちん」が終っても、
、、、、、、単なるブームで終らない。
「せ」・・責任を取れ。終演後チョットと誘っておきながら
、、、、、、お勘定になったら、割勘とは。
「そ」・・そっと来て、そっと差し入れして、そっと聴き、そっと帰る。

まあ、差し入れだけで無く、本音は、「し」と「す」あたりか。

マジックについては、舞台袖からみた、失敗談のご披露。


一、桂さろめ・・・・・・・・・・・・・・・・・・「東の旅」

年令不詳。一生懸命は解るが、余裕と言うか、
お客様に笑っていただこうという、サービス精神が欠如。

終演後の笑呆亭に出てきて、アシスタントをしていたが、
何か空気が読めない、現代娘というか、
関西のもっちゃり感の欠如を感じてしまう東京人というか。

大いに違和感を感じてしまった。
まぁ、個性イコール芸風です。今後の高座に注目ですな。


二、桂かい枝・・・・・・・・・・・・・・・・・・「野ざらし」

「図書館の金髪女性」と、「ピザ屋での金髪女性」の二つ
アメリカ仕込か、金髪女性のマクラが秀逸。

「野ざらし」、今まで、岸和田の浪切落語会で数回見ているが
お見それ致しました。

アメリカでの修行が、一段とアクションが大きくなり、
顔を初め、身体全体で表現。
「野ざらし」のような、動きのある噺には、ピッタンコ。

ますます、浪切での出番が待遠しくなりましたな。


三、桂文太・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「二番煎じ」

前半の、火の用心の見回りのところ、
そして酒を呑み、猪鍋を食べるところ、
この噺、こんなにおもしろかったのか。・・・再発見。

役人が来てからごまかすところからサゲまで。
全編に響き渡る、「宗助はーん」。
頭に残る・・・・・。

町内の年寄連中が、火回り番と言いながら、
集まり楽しんでいる様が見える。

文太師匠の、私が選ぶ十八番に入る「二番煎じ」でおました。


四、桂文昇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「祝いのし」

悩みがあると。
家族全員が、片付けるのが、下手と。
思いきりが悪く、物が捨てられず、溜まる一方で、
一向に整理ができない。

落語は、「祝のし」で、春団冶一門以外で聴くのは初めて。
誇張も無く、シンプルで、
喜六が、それほどアホでも無く、
お咲きさんも、それほどきつく無く、
家主も、それほど、嫌味でも無く、
登場人物は全てが、中庸。

捨てる事のできない整理べたが、落語にもでた「祝のし」か。



五、桂枝三郎・・・・・・・・・・・・・・・・・・「げぼう頭」

おもしろい噺と、期待せぬ様に。
米朝師匠も、三回しかされて無い様で、
他にする者、まあいない状況です。

噺は、げぼう、とは、外法と書き、途方もないという意。
すなわち、大きな頭の者が、奉公に出。
そこでの、事件の連続が語られる。

一方通行の帰り道。
サゲは「げほうはひだるい(下方は左)」だけのことか。
もうひとつ、すっくりしないのだが、あっているのか、?

昨日に続き、珍しい噺が続きました。

まあ、正直言うて、多くの演者がしない噺は総体的に
笑いが少ないですな。
「労多くして、笑いの少ない」噺は
落語家としての生産性が低いんでしょうな。

次いつ会えるのか、今笑わないと笑う時ないよという
「げぼう頭」でした。




第487回・田辺寄席
2009年2月21日(土)午後6:00開演
市立阿倍野青年センター


開口0番・・・・・「ま」・・・「マジック」
一、桂さろめ・・・・・・・・・・・・・・・・・・「東の旅」
二、桂かい枝・・・・・・・・・・・・・・・・・・「野ざらし」
三、桂文太・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「二番煎じ」
仲入り
四、桂文昇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「祝いのし」
五、桂枝三郎・・・・・・・・・・・・・・・・・・「げぼう頭」

09-13-52
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