ごまめ~の~いちょかみ・Ⅱ

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名人は誰だ~2020.08.08

2020-08-08 20:21:44 | 笑福亭鶴二
名人は誰だ~2020.08.08

本日は、久しぶり繁昌亭。
「名人は誰だ?」でございます。
天満天神繁昌亭



一、月亭八織・・・・・・・・「元犬」

かわいい八織さん、元々はこの会のお茶子さんが始まり、
繁昌亭の落語教室に通い、八方師匠に弟子入りしてプロに。
はっきりしていて、犬の表情など身体の形態模写風で楽しく、かわいい。

女流噺家もどんどん、洗練されて綺麗になってきましたな。

二、桂米輔・・・・・・・・・・「道具屋」

ベテランが演ずる、前座噺。
先ほどの八織さんが落語教室に通われた時の主任講師が米輔さん。
まさに先生が演じる、お手本となる「道具屋」、無駄のない本寸法の落語でおました。

三、笑福亭鶴二・・・・・・「ちりとてちん」

珍しい鶴二さんの「ちりとてちん」。
鶴二さん、この13年間で222席の落語聞いてますが、
「ちりとてちん」は初めて、松枝さんにつけていただいたとか。
(因みに多いのが、高津の富(10回)、替り目・稽古屋(9回)、らくだ・不動坊(8回))
ということで「青菜」、「阿弥陀池」、「池田の猪買い」、「つる」、「犬の目」、「寄合酒」など、もしされるんだったら、蔵出しで聞いてみたいもんですな。

四、桂梅團治・・・・・・・・「八五郎坊主」

楽しい、たのしい、梅団治さんの「八五郎坊主」。これも松枝さんからと。
あの、手紙を閉じるためのごはんを食べるところと、味のあるご住職さん。
好きですな・

五、桂阿か枝・・・・・・・・「四人ぐせ」

もちろん師匠文枝さんにつけて貰ったネタ。
でも、声がまっるきり似ている阿か枝さん、
師匠はどんな思いでお稽古されてたんでしょうな。

六、桂春若・・・・・・・・・・「三十石」

これも、文枝師匠から、櫓の持ち方で文枝さんと談志さんの違いを、
春若さんはその間で演出・・・でも、ちょっとしたことに、こだわりがあるんですな。

途中の舟歌は鶴二さん、結構な唄声でおましたな。
この「名人は誰だ」の良さは、ベテランさんが前座の位置で登場されること。
これも楽しみの一つですな。

新生第10回・名人は誰だ
2020年8月8日(土)午後6:00開演
天満天神繁昌亭

一、月亭八織・・・・・・・・「元犬」
二、桂米輔・・・・・・・・・・「道具屋」
三、笑福亭鶴二・・・・・・「ちりとてちん」
四、桂梅團治・・・・・・・・「八五郎坊主」
仲入り
五、桂阿か枝・・・・・・・・「四人ぐせ」
六、桂春若・・・・・・・・・・「三十石」

次回・新生第十一回・名人は誰だ
令和2年12月5日(土)午後6:00開演です。

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