アホの喜ィ公toカミナリのお松の会・in繁昌亭~2022.12.23
今日は楽しみにしていた「アホの喜ィ公toカミナリのお松の会」。
寒い寒い中、池田の猪買いみたいに、家にあるもんミナ着て出かけましたで。
詳細は、あとで・・・。
一、笑福亭呂好・・・「平林」
あまり落語に馴染みのない地方でやった「平林」でのお客さんとのヤリトリをマクラに。あまりのおもしろさで全日空寄席にもマクラだけ活かされてるようです。それで今日は時間のつごうもあり、その時トラブってできなかった途中からと「平林」を・・・マクラが良すぎると本番の落語でそれ以上というと辛いですな‥オードブル、前菜はほどほどがよろしいようでおますな。
二、桂三扇・・・・・「シルバーウェディングベル」(三枝作)
寒いクリスマスイブイブの本日。福知山から出て来れれた三扇さん。師匠の三枝さんの作の84歳のお婆さんの結婚披露宴を・・・。
高齢化時代、こんなこともあるでしょうな、いつまでも前向きに突き進む、やはり恋心って大事ですな。
あと20年経った時の実年齢に近くなった三扇さんの「シルバーウェディングベル」聴いてみたいですな・・・今から楽しみです、そのためには私も長生きしなければでおます。
三、内海英華・・・・「女道楽」
英華さん、粋で華やかでおますな。「さわぎ」「さのさ」「のんき節」「淡海節」「やぐら太鼓」と唄も三味線も語りもどれも逸品。そして、「さのさ」では下座の呂翔さんらに細かく指示とボケを教え込む、こんなのも舞台での実践での講座でおますな。そして、「のんき節」での吾妻ひな子さんと鳳啓介さんの話や、「淡海節」での藤山寛美さんの話など昔の楽屋の風景を思い出しながら紹介してくださる、英華さん、まさに上方落語の生き地獄、いや粋字引でおますな。
四、鶴二&英華・・・「トークの時間」
ラジオ大阪の「hanashikaの時間」が繁昌亭から中継されたようなおふたり。まさにアホの喜ィ公tとカミナリのお松、そのままで糸の切れかけた凧みたいに空に漂う鶴二さん、それを手元に戻そうと操る英華さん。昔の寄席の夫婦漫才、人生幸朗・生恵幸子さん、敏江玲児、蝶々雄二さん、唄子啓介さん、大助花子さん、見てるようで、なぜか懐かしくなりますな。
繁昌亭の手ぬぐい二枚組を六人の方にプレゼント、それを仕切るのも英華さん。当った方に二階席に一階席と走り回ったのが呂翔さん。そばに立っているいるだけの鶴二さん、いいキャラ、楽なキャラ見つけましたな。
後半は、呂好さんに三扇さんに近藤綾香さんまで出てきてのにぎやかな高座。この楽しさが、このお二人のキャラでおますな。
五、笑福亭鶴二・・・「蛸芝居」
二十年ぶりに、英華さんのリクエストでの「蛸芝居」。蛸までが芝居好きというバカバカしい噺。あの蛸の墨で暗闇になるとこ好きですな・・・。来春の独演会にはこの「蛸芝居」と「らくだ」とか、楽しみでおますな。
アホの喜ィ公toカミナリのお松の会・in繁昌亭
2022年12月23日(金)午後6:30開演
天満天神繁昌亭
一、笑福亭呂好・・・「平林」
二、桂三扇・・・・・「シルバーウェディングベル」(三枝作)
三、内海英華・・・・「女道楽」
四、鶴二&英華・・・「トークの時間」
五、笑福亭鶴二・・・「蛸芝居」
三味線・はやしや薫子、鳴り物・林家染八・呂翔、お茶子・近藤綾香
①、天満天神繁昌亭
②、アホの喜ィ公toカミナリのお松の会
③、鶴二、三扇さんの二枚看板
④、トークの時間
「Hanashikaの時間」そのままのおふたり。
⑤、出番が終わった呂好さんと三扇さんも
⑥、本日お茶子役の近藤綾香さん
「Hanashikaの時間」の水曜日のアシスタントされてます。
⑦、繁昌亭の緞帳・
天神祭りでおます。
⑧、クリスマスイブイブプレゼント
英華さんオリジナルの缶バッチ・嬉しおます。
⑨、終演後におすそ分けに頂いたお花
早速花瓶に入れましたで・・・。
⑩、次回は2月3日(金)角座で開催。
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