ごまめ~の~いちょかみ・Ⅱ

趣味(落語と本)の話と大好きなうどんを中心に、ごまめになってもいちょかみで幅広くお届け

孤独の俳句「山頭火と放哉」~金子兜太・又吉直樹

2024-03-29 09:09:09 | 本の少し
 ☆☆☆

“放浪の俳人”と言われた種田山頭火と自由律俳句の尾崎放哉。漂白、独居しながら句作をした二人。
「孤独」「孤立」とは、人は常に淋しいものなのだ。哲学者、三木清の言葉に「孤独は山になく、街にある」と、これは孤独とは自分が個性を持つひとつの存在であり、自分を曲げてまで人に合わせることはないと。
二人とも、孤独になるのが淋しいのではなく、その時我の心が静まるときであったかもしれない。

私は二人の俳句では、尾崎放哉の方がダントツに好き。そこにはユーモアのあるなしかもでおます。



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