ごまめ~の~いちょかみ・Ⅱ

趣味(落語と本)の話と大好きなうどんを中心に、ごまめになってもいちょかみで幅広くお届け

昭和の日~田辺寄席~第二回公演~会場は大きいな。

2008-04-30 22:01:11 | 田辺寄席
一、笑福亭たま・・・・・・・・・・・・「いらち俥」

いつものごとく、元気ある舞台。
市電とあたる部分は、パントマイム風で
前回より、カット数多く演出。

得意のマクラでのショートコントを省いても
15分では収まりきらず・・・・。

「最後までいかず。持ち時間終了です・」と終わる。

本当に、汗ダクダクの熱演でした。

二、桂米左・・・・・・・・・・・・・・・・「桃太郎」

本来は、勉強はからっけしできず、だが「桃太郎」の
ゆわれみたいものは、知っている、小生意気なガキ。

米左さんのベテランがやると、日ごろから勉強のできる
しっかり息子に見えてしまう。

はたして、良いのか、悪いのか。
憎めないワルガキが、主人公。もっとこじゃまくれて欲しい。


三、桂文太・・・・・・・・・・・・・・・・「厩火事」

お咲さん、亭主が好きで好きで・・・・・よろしいな。

「もろこし」と、「さる旦那」どちらになるかで悩むあたり、
どちらになるかの、ハラハラ感は、ざこば師匠が一枚うわて。

文太師匠のお咲さんは、最初から良き女房。亭主も良き亭主。


四、桂春駒・・・・・・・・・・・・・・・・「親子酒」

小学校の大講堂、中央の前から12列目。
舞台から25m離れており、細かな顔の表情見えず。

それからすると、たまさんの立ち上がらんばかりの
「いらち俥」は、成功。御影の大講堂も「いらち俥」。
計算されているのか、たま、恐るべき。

米左さんの、話しの内容で、笑わすのも成功。

春駒さんの、本格的、しみじみ版の落語。
良さを伝えようとして、はたして伝わったのか・・・。

会場の大きさと、お客さまによって、
ネタを選ぶ、大事さを痛感した。



昭和の日~田辺寄席・第二回公演
2008年4月29日(火)PM1:00~
苗代小学校・講堂

一、笑福亭たま・・・・・・・・・・・・「いらち俥」
二、桂米左・・・・・・・・・・・・・・・・「桃太郎」
三、桂文太・・・・・・・・・・・・・・・・「厩火事」
四、桂春駒・・・・・・・・・・・・・・・・「親子酒」

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