ごまめ~の~いちょかみ・Ⅱ

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どっぷり昭和町でどっぷり落語~第一回公演

2008-04-29 21:11:52 | 田辺寄席
「昭和の日」に「昭和町」で「昭和の文化」を味わうおまつりに参加。

田辺寄席からの出前。
五回公演で、1~3回は、苗代小学校。
4~5は、寺西家で、5回、計20の演目。

たっぷりでした。堪能しました。

10時からの開演にもかかわらず、
最終、260名の大入り。
りんちゃんのお友達か、小学生の小さい子も多く。
親子寄席・幼い子のカワイイ笑い声がいっぱいであった。

一、笑福亭呂竹・・・・・・・・・・・・・・・・「動物園」

女風呂の「呂」と竹輪の「竹」で、「呂竹」と。
上方落語会の「市川海老蔵」とも。

呂竹さんで初めて聴く、「動物園」。
なんとなく、おとなしめ。
もう少し、茶目けが欲しい。
でも「米揚げ笊」以外のネタが聞けたのは、収穫。

二、りんりん亭りん吉・・・・・・・・・・「鯛」

子供用の自前の見台をもちこんで好演。
可愛い。語り口もしっかり。安心して聞ける分。
落語の世界ヘ。カワイイし、おもしろい。

うまい落語家より、かわいい落語家になって欲しい。
また次を聞きたいと思わせるとは、相当なものですな。

三、三味線・花登益子・・・・・・・・・・「お囃子解説」
、、、、鳴り物・笑福亭たま・笑福亭呂竹
、、、、解説・桂米左

解説の米左さん、本日、「四月二十九日」の生まれ。

三味線と、大太鼓、しめ太鼓、あたり鉦、銅鑼、拍子木。
一番太鼓、二番太鼓。たまさんをはじめ、下座での
前座さんの仕事ぶりが、ありありと。

出囃子は、小枝さん、リクエストで、
枝雀師匠、仁鶴師匠、春團冶師匠へと。

出囃子は、前座に使う、「石段」は好きですな。

鳴り物のきっかけで、ほんの一部ですが
呂竹さんの、「七度狐」と「皿屋敷」が聞けたのはラッキー。

四、桂文太・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「延陽伯」

小学生の子供たちがいるので、
寿限無と運回しの「ん」づくしも披露。

おもしろい、小さな子供にもわかるようにとの優しさいっぱい。

金たらんと欲す。・・・・・ええ、金玉を・・・・と言うのを
金太郎の人形を欲しがると。

サゲも、「白葱なら買うのは、やめとくは」
「長いのは、名前だけで、こりとんのや」
と、非常にわかり易く。

子供にも、本格的落語を体験させながら、
わかりやすく、おもしろく、無邪気な笑い声を。
文太師匠の、やさしさみたり、親子寄席。

二回以降は、明日から随時、ご報告を。

田辺親子寄席、「第一回公演」
2008年4月29日(火)午前10:00~
苗代小学校講堂にて

一、笑福亭呂竹・・・・・・・・・・・・・・・・「動物園」
二、りんりん亭りん吉・・・・・・・・・・「鯛」
三、三味線・花登益子・・・・・・・・・・「お囃子解説」
、、、、鳴り物・笑福亭たま・笑福亭呂竹
、、、、解説・桂米左
四、桂文太・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「延陽伯」

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