おさがしの本は (光文社文庫) | |
クリエーター情報なし | |
光文社 |
☆☆☆☆
作者の門井慶喜さんが今回の第158回直木賞、受賞。
受賞作の「銀河鉄道の父」を読むのも、ミーハー過ぎると、
一昨年の咲くやこの花賞受賞式に参加、初めて門井さんを知り
直ぐに読んだのが「家康、江戸を建てる」でおもしろかったのですぐさま買い、
しかし読まずに置いてあったのが、この本「おさがしの本」。
早速読みましたが・・・・・早く読むべきだったと、後悔。
物語は、地方の市立図書館のレファレンス・カウンターの職員。
お困りの本をお探ししましょうと、コンシェルジュみたいなお仕事。
そこで起こる、色んな事件、事件といっても本にまつわる問題ばかり。
解決の糸口、理知的なすすめ方は、名刑事コロンボを思い出させる。
北村薫の女子大生と落語家円紫さんが解き明かすシリーズでは、5冊も6冊も
書けるのに、門井さん、連作短編集としてこの一冊に濃縮に展開。
おもしろい、ワクワクして、最後は、主人公を応援してしまう。
本好きにも、ミステリ―好きにも、ウケルこと間違いなし・・・・。
ああ、「銀河鉄道の父」、読みたくなってしまいましたな。
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