本所おけら長屋(三) (PHP文芸文庫) | |
クリエーター情報なし | |
PHP研究所 |
✩☆☆☆
良いですな、おけら長屋シリーズ。
落語に行けない時は、落語代りにこの長屋に足を運べば、
笑いと人情が味わえる。
例えば、最後の5章の「てておや」、三十四年前してふとしたことでできた娘が
ある日父親の大家を尋ねてやってくる、初めての出会いだが・・・そこは親子、
すぐに打ち解けて、療養の数カ月の間、しっとりと一緒に暮らす。
片や、共に暮らしていた父娘は、お互いの思いが伝わらず娘が家を飛びだす。
でも、そこは人情の集まり、人の優しさが集まる、おけら長屋。
すべては、円くおさまり、ハッピイエンド・・・・、落語的解決に、天気も心も日本晴。
こんな、筋書き、疲れた週末には、もってこいですな。
癒しの落語的小説、「本所おけら長屋」シリーズ、よろしおますで。
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