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ごまめ~の~いちょかみ・Ⅱ

趣味(落語と本)の話と大好きなうどんを中心に、ごまめになってもいちょかみで幅広くお届け

ヴィアーレ米朝一門落語会

2013-09-15 22:11:35 | ヴィアーレ落語会
豪華な演者さんたち。

台風前日で、雨模様のヴィアーレホテル。

詳細は、後日

一、桂鯛蔵・・・・・・・・・・・・「牛ほめ」

きっちりとした落語で、きっちりと笑いをひらう。

米朝一門で良くある、「普請ほめ」どまりでなく、「牛ほめ」まで、

ただし、尻を向けて“ムサイ物を”出してがなく、
大きな穴やな、ここへも秋葉はんのお札はっときなはれ・・・と。

何も悪いことしてないのに、お尻にお札貼られたら
たまったもんではありませんんな。


二、桂あさ吉・・・・・・・・・・「七段目」

いつもの、くちなしの花からドライフラワーの定番マクラでスタート。

でも、この会場の雰囲気と「七段目」なぜかデジャブ・・・・聴いたことがあるぞと、

我ブログを振り返ると
間違いなく去年の6月のこのヴィアーレの落語会でも同じ「七段目」

自分の記憶力に感心するやら、あさ吉さんに失望するやらで・・・おました。


三、桂南光・・・・・・・・・・・・「火焔太鼓」

南光さんの「火焔太鼓」。

東京のお殿様が気に入られたと言って、武家屋敷にお持ちするのではなく、
住友さんのお宅に持ちこむ、粗相があって斬られるというのは、
出入りの武士が来ていると、苦しい辻褄合わせ・・・。

でも、全編“養子”身で、頭の上がらない道具屋の亭主っぶりがおもしろい。

ぼろくそに云われながらの、仲の良い夫婦のほのぼの感・・・・・溢れる噺でおました。


四、桂文我・・・・・・・・・・・・「(古事記)」

これって、講談、落語・・・。

大学の、ちょっと楽しい古事記の授業を受けてるよう。

この様な落語会で演じる文我さんの意図や、いかに。

あらら・・・落語の高座が、講座に変身した、一席でおました・・・。



五、月亭八方・・・・・・・・・・「千両みかん」

トリの八方さん、マクラのお孫さんに買った9万円のランドセルはスンナリと腹に入ったが、
この噺は、ひとつのみかんが、なんと千両もするという噺でと、
ネタばらしを口が滑ったのかしてしまう。

これって、みかん屋が値を決めてと言われて、客も十両、二十両ぐらいと思っていると
「千両」・・・この法外な値段に、番頭共々びっくりするのが、次への展開のおもしろさなのに。

普段、みかんを美味しそうに食べる若旦那を見て、
千両のみかん、さぞ美味しいだろうやなと思うんですが

なぜか、八方さんが食べるみかん、いたって不味そうで、
たまにコンビニなんぞで売っている様なみかんの食べっぷり。

どうみても八方さん、「千両」ではなんく
「一両みかん」といえる、一席でおました・・・で。



ヴィアーレ米朝一門落語会
2013年9月15日(日)午後3:00開演
ホテル・ヴィアーレ

一、桂鯛蔵・・・・・・・・・・・・「牛ほめ」
二、桂あさ吉・・・・・・・・・・「七段目」
三、桂南光・・・・・・・・・・・・「火焔太鼓」
中入り
四、桂文我・・・・・・・・・・・・「(古事記)」
 五、月亭八方・・・・・・・・・・「千両みかん」



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