goo blog サービス終了のお知らせ 

ごまめ~の~いちょかみ・Ⅱ

趣味(落語と本)の話と大好きなうどんを中心に、ごまめになってもいちょかみで幅広くお届け

鶴二さんファン大集合~とくとく寄席

2010-07-15 21:11:30 | 笑福亭鶴二

水掛不動を抜けると見える、上方ビル


今日は、とくとく寄席に行く予定。
鶴二さんファン、大集合で、楽しみですな。


1階にあるお稲荷さん・

一、笑福亭喬介・・・・・・・・・・「七度狐」

出てくるなり、よく噛みますが、たまにアンケートに、
「今日の喬介さんは、少しも噛まなかったですね。残念です。」
何を期待されてるのかと。

初登場の「七度狐」・・・でも、まだこなれてないのか、いつもの喬介さんの
ふっ切れた、ヤンチャぷっりが無し。

悪いやつなぁーの狐の姿でも、狐というより、顔だけみると、狸に見えてしまう。
でも、指を中にいれ、チャント獣の手になっているなど、キッチリと演じる。

喬介さんの「七度狐」完成すれば、さぞおもしろい噺になりそう・・
どんな七度狐に化けるのか、期待膨らむ、高座でおますな。


二、笑福亭瓶吾・・・・・・・・・・「阿弥陀池」

身近な瓶吾さんの事件紹介から、「阿弥陀池」ヘ。
のんびり、ゆったりが持味の瓶吾さん、最後に義理の弟が死んだといわれても
さほど怒っている風でもなく・・・・「阿弥陀が行けといいました。」
それが、どうしたと、ツッコミがはいって、まだまだ噺が続きそう。

ふわふわとした、笑いに包まれる、瓶吾さんの落語でおました。


三、笑福亭鶴二・・・・・・・・・・「船弁慶」

夏の夕涼み、ああ、「遊山船」かと一瞬戸惑うたが、「家にいてるか」で・・ほっと。
喜六や清八、雷のお松さんが出てくるだけで、嬉しくなる。

鱧に、西瓜に、そーめんとは、食べ物だけでも、大阪の夏を感じますな。
でも、焼き豆腐を間違って買って来たときの、お仕置きは、何度聴いても
楽しいですな。「おおきにはばかりさん、使いはアンタに限る・・・。」
「嬶熱いわ」・・「嬶冷たいわ」・・喜ぃさんとお松さんの仲は良ろしおますな。

ハメモノもたっぷりで、踊りも芝居もみれる、もり沢山のお噺。
これぞ、十八番、夏はキンチョー、いや夏はやっぱり、鶴二さんの「船弁慶」ですおますな。



座蒲団の数だけ入った大入りの終演後の客席・・・・。





とくとく寄席
2010年7月15日(木)午後7;00開演
徳徳亭

一、笑福亭喬介・・・・・・・・・・「七度狐」
二、笑福亭瓶吾・・・・・・・・・・「阿弥陀池」
三、笑福亭鶴二・・・・・・・・・・「船弁慶」

10-33-141



にほんブログ村 演劇ブログ 落語へにほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

奈良の落語会~鶴二の会

2010-06-19 23:53:15 | 笑福亭鶴二
・・・・・・・・・・・
・・なんと、奈良の桜井まで、鶴二さん、追いかけて・・・・

さて、何人の大阪の鶴二さんファンのお顔が見れるのか・・・。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


寂れた商店街の奥に立派なホールが。



地元の方ばかりで、ほぼ満席の60人のお客様。
大阪からの遠征組は、鶴二さんファンの私とI氏とN氏、
文華さんファンのYさんの、計四名か。


一、笑福亭飛梅・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「道具屋」

飛梅さんの新ネタ「道具屋」
「十徳」、「煮売屋」などで見せた、どっしり感が、逆に災いしているのか、
「道具屋」では主人公のアホさ加減、抜けてる部分が、逆に見えにくい。

ましてや、桜井のお客さまとの相性も悪いのか、笑いもいたって少なめ。

登場人物も、主人公のアホ、甚兵衛はん、本屋の善さん、隣の下駄屋、
そして次々くる多くの客と、一挙に増え、その使い分けも大変。

ひとつひとつのネタに挑戦しながら、基礎の笑いを修行中の、飛梅さん。
どこで笑いが増えるのか、次の機会の「道具屋」が、今から楽しみですな。




初めての経験・・・・・。
全席、予約、前売りの方は、お名前の紙が座席に置いてある。
お客様へのサービスつもりが・・・後々、色んな事が・・・。



二、笑福亭鶴二・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「七度狐」

出てくるなり、一番前が、空いてまっせ。
ガラガラも、逆にまた立ってみてもらうのも、辛いですが。
適度に、空席がありますなと、・・・・・・・
60人の予約席でまだ来られてない方が10席ほど。

マクラが終わり、本題に入ろうとすると、お客さんが入ってきて、
自分の名前がはってある、前の席へ座られる。
お知り合いが多く、まずは回りの方に、ご丁寧に挨拶までされる。

坐られると、すぐ後の方が、高座が見えにくくなって、頭の位置を変えれば、
どんどん後の方に、連鎖反応で、伝わり、その度に落着かない。

来た順番に、前から、または自分の好きな位置で見る。
座敷ですが、いっぱいになったら、膝送りして、詰めあうなんて良い光景ですけど。
興行なんぞは何でも、前から詰めて一杯ににするが、鉄則・・・
隙間の席があるのは、やはりいただけませんな。

噺は、東の旅、まさに伊勢参りへの道中に通ったかもしれない、
桜井の地にちなんでか、「七度狐」。

いつもの、仁鶴師匠っぽさも出ず、さらりとした高座でおました。


三、桂文華・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「替り目」

本日の秀逸・・・文華さん、「替わ目」をたっぷりと。

こんなに、酔いのまわっている「替り目」も初めて、
夜中にへべれけになって帰ってきて、冷酒で二合、うどん屋に燗させて二合呑めば、
まあ、これぐらいの酔っぷりになるでしょう。

で、なければ、「おかあちゃん、すいません、日頃からこんな酔っ払い、
相手にしてくれたありがとう」なんて、独り言でも、恥ずかしくて言えませんな。

サゲの、「今行ったら、丁度、銚子の替り目でございます。」と・・題目由来の最後まで
たっぷりと、フルバージョンで、間の、留さんの娘の婚礼の前の晩の噺もよろしいな。

どの噺もおもしろい、文華さん、三席演じられる、次は勉強会などにお伺いしなければ。


四、笑福亭鶴二・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「遊山船」

鶴二さん、出てくるなり、さっき、隣の英会話教室から、うるさいと苦情がありましたと。
今日は、上方らしく、鳴物たっぷりの噺をと「遊山船」を選んでますし、
隣がうるさいというネタもあるんですが(隣の桜か)、
まあ気にせんと、予定どおり「遊山船」演らしてもらいますと。

でも、勢いがそがれたのか、ドンチャン騒ぎの賑わいも盛り上らずか。
喜六の、見る物、聴くものへの物珍しさ・・・それに、怒ったり、羨ましがったり、
その喜怒哀楽の暑苦しさが、この噺のおもしろさか。

「ヒチに入れても、流れんように」・・・・ようできた、粋な嫁さんですな。

次の、鶴二さんとの出会いは、27日の須磨寺落語会か・・・。


第一回・笑福亭鶴二の会
2010年6月19日(土)6:00開演
桜井・お笑い来~夢

一、笑福亭飛梅・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「道具屋」
二、笑福亭鶴二・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「七度狐」
仲入り
三、桂文華・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「替り目」
四、笑福亭鶴二・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「遊山船」


にほんブログ村 演劇ブログ 落語へにほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

打ち上げまで楽しい~船場寄席

2010-05-20 23:41:06 | 笑福亭鶴二


船場寄席・・・・本町での落語会・・・近いけれど、なかなか行けなかったが、
今週、鶴二さん出番なので、駆けつける。
料金は800円で、50店舗で使える、500円のお食事券付き。
落語は300円・・・一席100円・・・ああ、お値打ち。

一、桂三ノ助・・・・・・・・・・・・・「お忘れ物承り所」
神戸の大学出身、高校は兵庫県で、野球の名門、滝川二校。
もちろん、野球部・・そういえば、三ノ助さん、ガタイは、大きく、立派。

三枝師匠に、入門の時のエピソードをマクラに、
師匠の創作落語「お忘れ物承り所」ヘ。

この頃、思いだせない事も多いので、頭の中に「お忘れ物承り所」が有ればと、
助かると思う、今日この頃ですな。

二、笑福亭鶴二・・・・・・・・・・・「延陽伯」

文福師匠との出会いをマクラに、一門を越えてかわいがってもらっておると。

「延陽伯」、時間が迫っていたのか、導入部分はいつも以上に、早口で進めるが、
やもめの妄想のあたりから、ペースを落として、じっくりと、楽しませてくれる。

クイックとスローのテンポの使い分け、最高。
今日の鶴二さんの「延陽伯」、区間快速でおましたで・・・。


三、桂枝女太・・・・・・・・・・・・・「猿後家」

たっぷりと、文枝師匠の匂いを残した、「猿後家」。
べんちゃらのほんちゃら・・・の極みですな・・・。

枝女太さんの噺っぷりに、芯の通った芸人を感じる。
文枝一門、聴く噺家さんが増えれば増える程、文枝師匠の懐の深さ、感じますな・・。



第19回・船場寄席
2010年5月20日(木)
船場センタービル2号館・B2F

一、桂三ノ助・・・・・・・・・・・・・「お忘れ物承り所」
二、笑福亭鶴二・・・・・・・・・・・「延陽伯」
三、桂枝女太・・・・・・・・・・・・・「猿後家」

10-26-113

毎週木曜日・開催

第一週目・・・6月3日・・・露の雅、豊来家一輝、桂文福
第二週目・・・6月10日・・・露の眞、横山まさみ・浮世亭とんぼ、、桂春蝶
第三週目・・・6月17日・・・露の紫、桂三金、桂文福
第四週目・・・6月24日・・・桂ぽんぽ娘、桂出丸、桂文福

にほんブログ村 演劇ブログ 落語へにほんブログ村



飲んで、食べて、喋って、笑顔、いっぱいですな・・・。


写真では、黙っておられますが、文福師匠、喋る、喋る、
サービス精神、旺盛ですな・・・。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

初めての京都での落語会~にしんそば松葉

2010-04-17 23:41:38 | 笑福亭鶴二
初めての京都での落語会~にしんそば松葉と鶴二さんの会ヘ。
京都で、にしんそばを食べて、鶴二さんの落語を聴く。
まあ、いつもと落語会とは違う、昂揚がありますな。

にしんそば松葉さんは、京都南座のお隣とか・・・。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

I氏と待ち合わせて、淀屋橋から祇園四条まで、おけいはんの特急に乗って。


今日の京都は、観光客で、人が一杯・・・南座と松葉さんのビル。
(写真の角が、松葉そばで、超一等地でおます。)


一階の入口、にしん煮とか、御蕎麦のおみやげも売ってます。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

早く、落語の報告を初めなければ。


見台と膝隠しは、鶴二さんの持ち込み・・・荷物が多く車で運搬。


今回は、60人弱の大入満員でB1での開催。
京都だけに、下品な大阪弁を喋るのも憚れる、上品な雰囲気が漂う。

一、笑福亭喬介・・・・・・・・・・・・・・「時うどん」

得意の「時うどん」、先週は絶好調だったのに、お客様との溝は深く、
喬介さんの、はしゃぎぶりが、浮いてしまう。

最初の、都々逸のところで、蜜柑の切り口、ゴンボの切り口辺りでは、
どっぴきの状態・・・・・・ほんま、落語はライブ・・・生ものですな。

お客さまによって、ここまで笑いのツボが違うなんて、よう解りましたで・・。
喬介さん、大阪だけの、内弁慶にならんと、京の牛若丸、目指さんとあきまへんな。


二、笑福亭鶴二・・・・・・・・・・・・・・「米揚げ笊」

この会は、元々兄弟子の松葉(後の七代目松鶴)師匠が、名前にちなんで落語会。
今日は、松葉師匠の奥さんも、息子さんも、一緒に来られており、後の食事の時、
鶴二さんの喋り、主人に似ているところもあって、嬉しく思います、と。

鶴二さん、松鶴師匠には特に教えて頂いたことはなく、ことある毎に、松葉とこ行けと、
松葉兄さんには、多くのネタを懇切、丁寧に、怒られながら、教えて頂いた、と感謝。

演目は「米揚げ笊」
その時の、松葉師匠の話しっぷりを思いだしながら、演じようとされたのか、
それとも、会場のどこかで、松葉師匠が見ておられる気がしたのか、
何故か、今日は、たどたどしく、前座時代に戻ったのような、
フレシュさいっぱいの鶴二さん・・・厭味やなしに、逆に新鮮さ感じましたな。

この松葉そばの会は、鶴二さんにとっても、特別な会なんでしょうな。


三、笑福亭瓶吾・・・・・・・・・・・・・・「化物使い」

瓶吾さんの「化物使い」、いつもながら、おもしろいですな。

笑福亭の味、たっぷりの「化物使い」。・・「打飼盗人」とか、「仏師屋盗人」などと同じく、
化け物でも、盗人でも、怖がらず。・・・・反対に、顎で使ってしまう。

立場が入替わるという点では、(あちらは酒が入りますが、)
笑福亭のお家芸、「らくだ」に通じるネタですな。

威圧的に使うのではなく、瓶吾さんの笑顔に、化物もすべて、納得してしまう。
まあ、実は、狸ですから、まあ、人間の方が、一枚うわてと云う、愉しい噺ですな。

瓶吾さんの、人柄の良さがでる、楽しい他のネタも、聴きたいもんですな。


四、笑福亭鶴二・・・・・・・・・・・・・・「隣の桜」

今日は、三味線の早川久子さんも来られてるし、春で桜満開のタイムリーな「隣の桜」
(京阪電車から見ましたが、桜ノ宮の通り抜けや、京都市内は花見で人がいっぱい)

最初の部分は、定吉が、ひねた丁稚でおもしろいが、オチに繋がる後半の部分の宴会の
ドンチャン騒ぎ、鳴物も入り、いかにも上方落語らしくて、そして鶴二さんらしくて、
忙しい私達を、花見ヘ連れて行ってくれて、ありがとさんでございます。

やはり、季節感のある、旬のネタ、よろしいですな。

次回は、8月21日(土)の開催予定、
夏のネタ「遊山船」、「船弁慶」、「青菜」など期待ですな。
京都での、おそばと鶴二さんの落語、共に美味しいおますで。


にしんそばと笑福亭鶴二の会
2010年4月17日(土)午後6;30開演
総本家・にしんそば松葉

一、笑福亭喬介・・・・・・・・・・・・・・「時うどん」
二、笑福亭鶴二・・・・・・・・・・・・・・「米揚げ笊」
仲入り
三、笑福亭瓶吾・・・・・・・・・・・・・・「化物使い」
四、笑福亭鶴二・・・・・・・・・・・・・・「隣の桜」

10-19-85



私が頂いた、穴子そばと季節の竹の子ごはん・・・とっても美味しおましたで。
(他のメニューの、名物のにしん蕎麦と、天ざるの三種類から選ぶ)


にほんブログ村 演劇ブログ 落語へにほんブログ村
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

鶴二さん・二席~新・丸八寄席

2010-03-10 23:17:01 | 笑福亭鶴二
鶴二さん二席、それも私にとっては、初ネタの「時うどん」と「宿替え」・・。


仕事の段取りがつかず、着いたのは七時過ぎ・・・飛梅さんは今どのあたり。


今日は、鶴二さんと、壱之輔さんの、二人会。中トリとトリは共に壱之輔さん。



一、笑福亭飛梅・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「東の旅」

二階に上ると、飛梅さん、
東の旅の終盤、「煮売り屋の、口上(くちうえ)、はやまくで二人前」
の最中。

最初の発端の、小拍子と張り扇のタタキが、聞きたかったのに間にあわず、
後半の煮売り屋のところ、高野豆腐、のカサカサのあたり、
話しぶりも、カサカサ状態に、前へ進む勢いが無く、あれれ。

でも、動じないのが、飛梅さんの良さ・・・・
次は、最初から全編、「東の旅」、期待しまっせ。


二、笑福亭鶴二・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「時うどん」

初めて、鶴二さんで聴く、「時うどん」。
この頃、一人で食べる、東京パターンを演じる方(特に米朝一門)も多いが、
やはり、笑福亭、廓のひやかし帰りに、喜六、清八の二人で食べるパターン。

鶴二さん、オーソドックスだが、どっしりとしていて、おもしろい。
「時うどん」は、やっぱり、「ひっぱり・な」が、最高でおます。

鶴二さん、翌晩のハズレ屋のうどん、味もそんなに、不味くもなさそうで、
三文、損しても気付いていない喜六はん、明日も食べに行きそうですな。

鶴二さん、昔のネタ、順次蔵出しして、宝物、拝見させて欲しいですな。


三、桂壱之輔・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「もう半分」

最初に、お茶子をしている、寅之輔さんの紹介。
師匠から頂いた、おNEWの着物らしいが、
今日、生まれて初めて着物を着たと。
壱之輔さんも、弟弟子が二人もできた。

噺は「もう半分」
今、上方では、春之輔師匠も含めて、3~4名しか演らないとか。
なぜ、演らないかと言えば、単におもしろくないだけ。
笑いが少なくて、途中からは、怪談仕立て・・・。

私は、小三治さんのCDがあるが、結構、後味が悪い噺である。
マクラで、円生師匠が好きで、よく似ていると云われていたとか、
噺っぷりは、まさに似ている。(ああ、今日は、壱之輔さんのはなし。)

店じまいの際に、気味の悪いおじいさんが、「もう半分」と言って呑みにくる。
気の良い居酒屋の亭主としっかり者の女将との、
夢を負いかける男と、現実的な女との気性の違いがおもしろい。

こんな、めずらしい噺、良かったでっせ・・。


二、笑福亭鶴二・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「宿替え」

最初の、風呂敷を広げて、引越しの荷物をあれよこれよと積めるところは無し。
嫁はんと、ゴテクサ言いながら、八寸のかわら釘を打つところから始る。

向いの家ヘ、釘が出ていて、怪我でもしたらアカンと、お詫びに行き、
隣の家に行ってからは、馴初めからの惚気話し・・・鶴二さんの独壇場。
愉しいな、かわいいな・・・・・・・
このおっさん、すぐに、この長屋の名物男になりそうでんな。

鶴二さん、「寝床」といい、「宿替え」もコンパクトながら、濃縮でおもしろい。
これからも、あちこちで、聴きたいネタが増えましたな。


三、桂壱之輔・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「禁酒関所」

今までの印象の、壱之輔さんとは違った、ハジけた感じで、おもしろい。
特に、三人目が、小便をもって行った時の、番人の酔いっぷりが最高。

壱之輔さんが、演じる酒呑みの噺、
普段スタイリッシュなだけにその落差にびっくり、やはり芸人さんですな、。

来る度毎に、壱之輔さんの新しいネタが聴ける、丸八寄席
これからも、楽しみでおますな。




新・丸八寄席
2010年3月10日(水)午後7;00開演
居酒屋・丸八

一、笑福亭飛梅・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「東の旅」
二、笑福亭鶴二・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「時うどん」
三、桂壱之輔・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「もう半分」
仲入り
二、笑福亭鶴二・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「宿替え」
三、桂壱之輔・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「禁酒関所」

10-13-54


にほんブログ村 演劇ブログ 落語へにほんブログ村
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

深井の落語会~土塔庵寄席

2010-02-13 23:26:35 | 笑福亭鶴二

深井の落語会ヘ、堺在住の、I氏とご一緒に。
旭堂南陽さんプロデュースの会で、今回で既に、41回目。


趣のある、旧家の佇まい。


早く着いたので、南陽さんとさろめさんの、舞台づくりじっくり見せて貰いました。
会場は、ソファーも椅子も大きく、ゆったりと30人が、リッチに鑑賞。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

一、桂さろめ・・・・・・・・・・・・「寿限無」

山形県出身、あやめさんの弟子で、四年目に入るとか、
結婚したが、三年で見事、卒業と。
気さくな、おねいちゃん、美人のような、そうでない様な微妙なキャラ。

今、お稽古中のネタがあるが、最後の師匠のOKがないので・・・。

今日は、「寿限無」
子供に、めでたい名前をつけようと、教えてもらった全てを並べてつけてしまう。

寿限無、寿限無、五劫の擦り切れ
海砂利水魚の、水行末 雲来末 風来末
食う寝る処に住む処
やぶら小路の藪柑子
パイポパイポ パイポのシューリンガン
シューリンガンのグーリンダイ
グーリンダイのポンポコピーのポンポコナーの
長久命の長助

何度も繰り返して言うパターン・・・大阪では、「延陽伯」が、前座の口慣らしで、

わらわ父は元京都の産にして、姓は安藤、名は慶三。
あだ名を五光と申せしが、我が母、三十三歳の折、ある夜丹頂を夢見、
わらわを孕みしが故に、たらちねの体内をいでし頃は「鶴女、鶴女」と
申せしがこれは幼名。成長ののちこれを改め「延陽伯」と申すなり・・。

があるが、中身を考えずに、リズムにのって言えるのは、寿限無の方か。

でも、「寿限無」、おばあちゃんが言いの、友達が誘いに来て言い、
お母さんが何度も呼んでお越し、頭をどつかれたと子供が来て言い、
お母さん、お父さん、総出で連呼、都合何回、「寿限無」を言うのか。
今度、出合ったら、指を折って、勘定したいところ。

この、繰返しが、面白くもなるし、ダレにもつながる。
簡単そうな、噺だけに、逆に笑いをとるのは、至極難しい噺と感じた
今日。この頃、ですな。


二、旭堂南陽・・・・・・・・・・・「龍馬伝・西郷との出逢い」

初めて見るが、シュッとしていて、好男子の講談師。

講談の、理解が低く、落語、漫談より、数段遅れていると。

今年、ブームの阪本龍馬の一席を。
龍馬が、海防を称える、海舟の命を取ろうと出会うが、

勝海舟曰く、
坂本龍馬、彼はおれを殺しに来た奴だが、なかなか人物。
その時おれは笑って受けたが、
沈着いて、なんとなく冒しがたい威権があってよい男だったと。
・・・・その度胸と考えに、弟子入りをする。

そのあと、薩摩の西郷隆盛との出逢いで、本日の一席と、終わる。

次はどうなるの、続きを聴きたいという、
連続ドラマ的良さが、講談の魅力なのに、それができる小屋が無いのと、
聴く客の私たちの方が、せわしく、時間的余裕が無くなってしまったのが、
講談ファンが増えぬ理由か・・・。

いずれに、しても、NHKの大河ドラマはチャンス、
裏話的な話と、登場人物の個々の心の機微を伝えるなら、
連続ものでおもしろそう。

でも、落語ですが、龍馬では、三遊亭歌之助さんの「爆笑龍馬伝」が最高でおますな。
CDが出てますので、TSUTAYAあたりで、是非借りられるのを、お勧めいたしあす。

繁昌亭・昼席あたりで、浪曲は、時々色物で入っているので、
講談も、是非、お目にかかる機会を増やして欲しいですな。


三、笑福亭鶴二・・・・・・・・・「猫の災難」

松鶴師匠の十八番、
先日のなみはや亭でも、初代か二代目の春團冶師匠で放送していた「猫の災難」

酒のみの醜態、これぐらいやったらと云いながら、どんどんエスカレート。
何事も、切上げ時が難しいが、特にお酒はきもちいい。

今日の鶴二さん、控えめだが、酔いっぷりは、いつもながら、上手い。
気兼ねはしているが、半分は俺の分だと、勝手な理屈をこねて、
徳利の酒、全部、呑んでしまう。・・・段々、友達の存在が薄れていく。

まあ、隣の猫は、二週間前から、具合が悪いと、表には出ていないと、
サゲは、猫に会うたら、どうすんねん・・。
「猫に会うたら、詫び入れといてくれ」

禁酒関所に続き、鶴二さんの、お酒シリーズ。
笑福亭の十八番だけに、一人酒盛、「らくだ」、への道、楽しみですな。


土塔庵寄席・・・その41
2010年2月13日(土)午後1:15開演
土塔庵(深井)

一、桂さろめ・・・・・・・・・・・・「寿限無」
二、旭堂南陽・・・・・・・・・・・「龍馬伝・西郷との出逢い」
三、笑福亭鶴二・・・・・・・・・「猫の災難」

10-09-37


玄関天井にある、弓と長刀か。
昔の家屋には、ほん身近に戦う武器があったんですな。


玄関口に置いてある、機動隊何かが、遠巻きに取り押えるのに使う道具。
正式名は、何て言うんでしょう。・・・・コメントで教えて頂いてありがとうございます。
刺又(さすまた)・・そのままネーミングですな。


名士の資産家の立派な前栽、手入れが大変ですが、日本の庭園もよろしい
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

落語納めはやはり鶴二さん~毎日寄席

2009-12-30 23:17:54 | 笑福亭鶴二


今年も、残るところあと二日。
午前中、窓のガラスをきれいにしてから、難波の徳徳亭ヘ。

今年の、落語納めは、やはり鶴二さんですか。


難波の千日前を入ってすぐ、徳屋の看板、上方ビルがすぐ見える。



今日は、22人の大入り満員。・・・・・・鶴二さんの人気、高潮の証。



後にある、徳徳亭の額・・・どなたの書か気になるとこですな。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


一、笑福亭鶴二・・・・・・・・・「寄合酒」

これが、終われば、酒宴と気遣いもあっての「寄合酒」。
おせち料理も家で作るのも減った昨今ですが、
日頃料理のした事がない男手がやると、何一つろくな料理はできてこない。

「ぼんぼん かもか おっちゃん こわい」に・・良き時代、良き大阪・を感じますな。

今では、盛り場では、「おっちゃん かもか ねえちゃん こわい」ですな。

年末の忙しい時に集まる鶴二さんファンが22人。
いたって、気軽に、気持良く聴かせて頂きました。

二、笑福亭鶴二・・・・・・・・・「お玉牛」

見台をはずして、丑年にちなんで、「お玉牛」を。
春團冶師匠仕込とか、暗闇での仕草、いたって粋で上品。

こじんまりとした処で聴く落語も良いものですが、
今日の20人が最少と違いますか、
これ以上少なかったら、こちらの方も、変に気使いすぎて、
笑うにも緊張してしまいそうですな。

今年の最初の落語会は、一心寺で、なんと春團治師匠の「お玉牛」で始り
今年最後の笑い納め、鶴二さんの「お玉牛」で終わるなんて、よろしいな。

落語の神さんに、一年間、笑いを頂いて、感謝、感謝ですな。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


場所を二階に変えての、お食事会・・・・これも付いての2500円。お値打ち。


鶴二さんファンの、橋本さんご夫妻、井上さんに鶴二さん、辻さん親子。


上舞さん、上田さん、キノピーさんと、西尾さんご夫妻。


上舞さんが持って来られた、
1988年、浪花座、鶴児さん時代のパンフレット。



これも、1988年、鶴二さん20才の、大須演芸場のパンフレット。
若き落語ファンさん、チラシ等も大事に保管しておくと
時が経つと、貴重な資料になりまっせ。


個室、貸切で更にくつろげた、二次会のお部屋。


トマトベースのモツ鍋、最後の雑炊まで、これまった、美味しおましたで。


最後に、鶴二さんの音頭で、万歳三唱と大阪締めで、今年一年を、締めくくり。
皆さん、ホンマ、お疲れさまで、おましたな。



徳徳亭毎日寄席
2009年12月30日(水)午後3:00開演
徳徳亭

一、笑福亭鶴二・・・・・・・・・「寄合酒」
二、笑福亭鶴二・・・・・・・・・「お玉牛」


09-82-373

にほんブログ村 演劇ブログ 落語へにほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

第12回・笑福亭鶴二独演会~今年は充実の三席

2009-11-01 22:47:23 | 笑福亭鶴二

・・第12回・笑福亭鶴二独演会・・

通い初めて、早三年、11月の恒例の鶴二さんの独演会。
今年は、独演会に相応しく、鶴二さん三席。



補助席まで、出た満員の会場。(仲入りのトイレ帰りに撮影)


一、笑福亭たま・・・・・・・・・・・・・・・・・「いらち俥」

やはり、鶴二さんの独演会で遠慮してか
、いつものど派手ではなく、控え目な着物で登場。

たまさんの「いらち俥」は、動きが漫画チックで最高。
舵棒の上げ下げで、大爆笑。

いらちの俥屋の、市電との出合いででの達者ぶりは、
どの演者よりも、無駄の無い、賑やかで、大きい動きでおもしろい。

箕面からの帰りでは、市電とのぶつかる場面は、
からだも顔もフル活動の、スローモーションで、演出。

ぶつかって、飛んでいく最中・・・・・・・・・
「気になってますが、持ち時間がきましたので・・」で、爆笑の中、下座。

ほんま、時間がある時の、最後のサゲ、どんなのか気になりますな。

あの世での、続編「いらち俥」、見たくなるぐらい。
(勝手に、亡くならしておりますが)
次回に続く、余韻を残した、好演、たまさんの「いらち俥」でおましたで。


二、笑福亭鶴二・・・・・・・・・・・・・・・・・「米揚げ笊」


「待ってました」、「鶴二」の掛け声の中、高座ヘ
坐るなり、お客さんが、ご祝儀をもって舞台ヘ。
いつもながら、独演会らしいはじまりですな。

第12回目で、満員のご来場、誠に有難うございますと。
12年前に、この上の、ワッハ上方のレッスンルームで、
鶴児から鶴二に替えたのを機に、第一回目をスタート。

マクラも、少なめに、即、噺に。

いつもながら、鶴二さんの「米揚げ笊」、
どっしりとした中にテンポがあっておもしろい。

「小ほめ」、「延陽伯」、とか今日の「米揚げ笊」なんぞを、
たっぷりと演じた時の、鶴二さんも最高。
逆に、笑福亭らしさを私は、感じてしまう。

三席ならではの、独演会、まずは鶴二さんの落語に客席が和む。


三、笑福亭遊喬・・・・・・・・・・・・・・・・・「胴切り」

鶴二さんの独演会ですから、ネタから気つかいますが、
「胴切り」は、鶴二さんが決めたネタで、一切私には責任ありませんと・・。

まあ、いたって不思議なSF的噺で、是非ついてきて欲しい。

試し切りにあうた、喜六・・・胴と足が別々に。
けな気について来る、あんよが可愛い。
指での、足の動きも、愉しい。

軽い噺を、逆に遊喬さん重みのある噺に。

でも、この噺で一番好きなのは、おかみさん。
気楽なのか、気丈夫なのか、「足どこに、忘れてきたん」と、
我が亭主が、切られても動じない無いのがよろしいな。
(常々、土壇場で、肝がすわっているのは、おなごはんと痛感しておりますが)

血肉を分けた兄弟、胴の兄貴と足の弟の掛け合いが・・・・。

よう考えると、「いらち俥」と「胴切り」、鶴二さんのニンとは違う噺。
でも落語が大好きで、噺も好き、噺家も好きと、認め合っている、
証のゲストであり、演目でおますな。


四、笑福亭鶴二・・・・・・・・・・・・・・・・・「天狗裁き」

今回の独演会を目指して、春先からネタおろしした「天狗裁き」。
何度も聴いたが、今年最高の出来でおますな、
この日、当日にベストをもってくるなんて、鶴二さん、凄い。

女房、隣の徳さん、家主、奉行、鞍馬の天狗と
、各自各様の興味がエスカレート、夢の中身の詮索に。

立場の上にいる奉行と天狗になればなるほどおもしろい。
そして、鶴二さんの天狗さん、上品で、高貴な方の、品がある。

この天狗さんの上品さで、この噺、全体の品格を、
鶴二さん、創りだしている。

人間国宝、文化勲章受賞の米朝師匠ばりの、正統派「天狗裁き」
ゆったりと、誠に、格調高く、最高でおましたで。

今日の三席では、ごまめの一押しは、「天狗裁き」、できまりですな。



贔屓の方の寄贈された、色艶やかな、新調のお着物。
Takeshi Masuda PhotoGrophyより転載、
独演会の多くの写真は是非このブログから。

仲入り

五、シンデレラ・エキスプレス・・・・・・「漫才」

今年、上方漫才大賞奨励賞受賞に、乗りにのっている
シンデレラ・エキスプレス。

「なんちゃら、かんちゃら」と仁鶴師匠の、物真似も挟みながら、スタート。
ツッコミ役の、松井成行さんが、実は演歌歌手になりたかったと、
その、初デビューの司会を、ボケ役の渡辺裕薫さんがやる。

山本譲二の「みちのく一人旅」のむこうをはって、ご当地ソングで
・・・・・・・「蒲生四丁目」・・・・・・・・・。

大川栄作の「さざんかの宿」に対抗して、わけありたっぷりで
・・・・・・・「カンポの宿」・・・・・・・・・。

サブちゃん、「北の漁場」で、北がつくのはヒット間違いなしで、
・・・・・・・「北のミサイル」・・・・・・。

同じく、サブちゃんで、「祭り」、手拍子付きで、元気良く、
・・・・・・・「山崎、春のパン祭り」・・・・・・

そして、入れ替わって、八代亜紀の「舟歌」で「鼻歌」・・・。

おもしろい、嫌味が無くて、
しゃべくりで骨組みがしっかりしていて、いたって古典的だが
中身は、意表をつかれ、最高に斬新。

いとこい先生も、新作、の時はこの様な、おもしろさだったのか。
オチが速射砲みたいに、次々沢山出てくる、漫才もおもしろいものですな。


六、笑福亭鶴二・・・・・・・・・・・・・・・・・「くっしゃみ講釈」


笑福亭の十八番というより、
仁鶴師匠で、私が笑福亭ファンになったネタ。

これが、ついに、鶴二師匠で聴けるなんて、幸せですな。

からくりのくだりの節回しは、誰よりも上手いし、
講釈は、本多平八郎が出て来るくだりまでたっぷりと語ってくれる。

くっしゃみを堪える表情は、以前にもまして表情は豊かに、
見るたびに、常に変化、進化しているのには、おそれいる。
講談に、くっしゃみが入ってくる様は、名人芸でおます。

昨年の「禁酒関所」、「紙屑屋」に引続き、
今年の{天狗裁き」と「くっしゃみ講釈」といい、
毎年のネタおろしはすべて完璧。

来年は、一席は「愛宕山」とか、
そして再来年の25周年には「らくだ」に挑戦とか。

毎年、毎年、新境地を開拓する鶴二さん
もう今から、来年の独演会が楽しみでおますな。


第12回・笑福亭鶴二独演会
2009年11月1日(日)午後2:00開演
ワッハホール

一、笑福亭たま・・・・・・・・・・・・・・・・・「いらち俥」
二、笑福亭鶴二・・・・・・・・・・・・・・・・・「米揚げ笊」
三、笑福亭遊喬・・・・・・・・・・・・・・・・・「胴切り」
四、笑福亭鶴二・・・・・・・・・・・・・・・・・「天狗裁き」
仲入り
五、シンデレラ・エキスプレス・・・・・・「漫才」
六、笑福亭鶴二・・・・・・・・・・・・・・・・・「くっしゃみ講釈」

お囃子・・林家和女・早川久子・桂福矢・笑福亭呂竹・笑福亭生寿
お茶子・・浪江佳代

09-72-314
http://www.eonet.ne.jp/~tsuruji/index.html
・鶴二さんのブログ・・・結構、落語会情報は遅れ気味ですが。
コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ほのぼの亭~第一回・正覚寺寄席

2009-10-04 23:07:48 | 笑福亭鶴二
・・・・・・・・・・・・・・記念すべき第一回・正覚寺寄席・・・・・・・・・・・・

待ちに待ちたる運動会、いや正覚寺寄席、ついに本日開催でっせ.

鶴二さんが二席、それも大好きな[稽古屋]と[くしゃみ講釈]
飛入りで飛梅さんの出番もありか。
お日柄よろしい、休日の昼下がり、たっぷり落語に浸ってきますっせ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

お天気が良いので、天王寺から塚西まで歩いてみようと、
阪堺電車沿いに南下、でも途中、松虫あたりで、どうやら線が違うのに気づく・・。
諦めて、東天下茶屋から、阪堺電車に乗車。


乗換えの住吉の電停から撮った、
住吉大社、みおつくしか?



ノボリまで用意され、阪堺電車の中からでも、一目瞭然。
勝手に迷うた私は、ひと安心。


成等山正覚寺の正面、江戸堀にあった江戸時代のものを
移築したとか、趣きのある本堂。


早めに着けば、飛梅さんが「東の旅」を鶴二さんに稽古をつけてもらってる真最中。
初めて見させてもらいました。
そのあと、三味線の早川久子さんとも、「稽古屋」の音合せ。
「越後獅子」、「狂乱の太鼓地」、「喜撰」とか、きっかけの確認だけ・。

会場はオール椅子席で、80人のほぼ満席。
障子もはずして、清々しい中で開演。


最初に、お住職の、今幾多康春さんの御挨拶。
落語ファンは、一時間前からゾクゾクと来られるが、
うちの檀家の方は、ギリギリにしか来られない。
少しは、見習って欲しいと・・・笑いながらの説教か。

次回も続けたいが、鶴二さんのギャラの値上がなければと
是非二回、三回と続けて欲しいので、鶴二さんギャラは
しばらく据え置きでおますな。・・・(勝手なファンですが)


一、笑福亭飛梅・・・・・・・・・・・・・・・・「東の旅・発端」

飛梅さんと言えば「十徳」。ついに新ネタに挑戦。
叩きの稽古、そして三味線に合わせての科白が遅れないか、
飛ばないか、いつも心配・・・ドキドキものですな。

でも、つまる事も無く、堂々と、そして飛梅さんの良いのは
オチを言う間(マ)が良く、充分客が笑う間(余裕)をくれる、
それが落語の余裕にうつり、枝雀師匠の云う緩和で笑いがひろえる。

二十歳前後の若手とは違う、落着きが飛梅さんの味に見えてきた。

二、笑福亭呂竹・・・・・・・・・・・・・・・・「初天神」

めくりを見て「ロタケでは無く、ロチクと読みます、どうぞヨロティク」
と、いつもの「女風呂の呂と、竹輪の竹で、呂竹」とは違う新バージョン。

寅ちゃんも、コマシャクレタ子供で無く、素直で好感がもてる。
逆に、あっさりめで、寅ちゃんからこの前の晩のこと、
詳しく聞きたくなるのは、
向かいのオッサンだけでは、ありませんな。

買うて欲しい物も、バナナ、みかん、りんごと、
梨が出てくるのはあるがバナナは初めて
これだけでも、時代設定が変りますな。

サゲは、寅ちゃんが、「わいも漬けさしてーな。ドボン」でおなじみの初天神・・
これからの年末から年明けての蔵出しか。

三、笑福亭鶴二・・・・・・・・・・・・・・・・「稽古屋」

「稽古屋」は、ここの御住職の奥さんのリクエストとか。
その奥さん、繁昌亭でお茶子もされており、やはりプロ。
座布団を仕替え、小拍子を置換え、名ビラをめくる動作で、
次の出番ヘの空気を、見事に入れ替える。
普段見逃しているお茶子さんの存在だけで、
落語会の格があがる。

鶴二さんの「稽古屋」丁度、一年ぶり。安定感バツグン。
お師匠さんのしぐさ、謡も、自ら愉しんでおられるかのよう。

鶴二さんの噺になってから、中央の小学生の笑い声。
それも、ひき笑いの声が、会場に響きわたる。
鶴二さんも、時折、好ましいという表情を・・・・・。
その笑いは、真に的を得た笑いで、
いつも高笑いのM子さんも形無しの
お客全員の、笑いのリーダー役である。

笑いに負けぬ大きな声の謡が本堂に響き渡り、心地良い。
「トーンツテン、トーンツテン、ツントチーンテンシャン、」

鶴二さんの「稽古屋」は、いつ聴いても、秀逸でおますな。


四、桂福矢・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「牛ほめ」

このごろ、普請ほめで終わる人が多い中、
最後の牛ほめまできっちりと・・・。

でも、今日の福矢さん、
いつものヤンチャぶりが少なくいたって好青年。

ツッケンドンの、一見なげやりな福矢さんの芸風が
大好きな私。
さらりとしていて、いつもと違う戸惑いのまま終了。

流しているのか、肩に力が入ってないのが、福矢さんの「牛ほめ」か。

次回の出逢いが、楽しみですな。


五、笑福亭鶴二・・・・・・・・・・・・・・・・「くっしゃみ講釈」

「くっしゃみ講釈」は、中学生の頃に、仁鶴師匠で知った噺。
今日の鶴二さんの語り口、所々で仁鶴師匠がダブル。
私にとっては、最高の喜び。

「カラクリ」ありいの、「講談」ありいの。
いまどきの人でない主人公が、可愛い。

帰り間際の「おけら毛虫にげじ、かなぼり蝉かわずやんま蝶々に
キリギリスにはったった、ぶんぶの背中はピーカピカ」の
無邪気な唄は、大好きである。

今後、二回、三回、と正覚寺寄席が続きますよう期待しますな。


第一回・正覚寺寄席・・・笑う門には福来たる「ほのぼの亭」
2009年10月4日(日)」午後2;00開演
住吉・正覚寺(しょうがくじ)本堂

一、笑福亭飛梅・・・・・・・・・・・・「東の旅・発端」
二、笑福亭呂竹・・・・・・・・・・・・「初天神」
三、笑福亭鶴二・・・・・・・・・・・・「稽古屋」
仲入り
四、桂福矢・・・・・・・・・・・・・・・・「牛ほめ」
五、笑福亭鶴二・・・・・・・・・・・・「くっしゃみ講釈」

09-61-305
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

志ん橋・雀々・鶴二~第180回TORII寄席

2009-10-01 05:42:51 | 笑福亭鶴二
東西の実力派の咄家集合。
上方代表は、私の好きな鶴二さんと嫁さんが好きな雀々さんの登場。
さらに江戸落語まで味あえるなんて、贅沢な落語会。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・いつもの落語会と違い、年代も高く、落着いた客層。・・・・・
100人弱のほぼ、満席。

最初に、トリイの支配人が挨拶、
そのあとサプライズで米朝師匠が、米團治さんの付添いで登場。

かすれた声で、思わず聞き耳をたてる。
師匠に米團治さんがふると、つかさず、・・それも二、三回
「話すとそれだけでも長い話になるけどな」と笑いをとる。

実は、米朝師匠、前身の旅館の時、物書き等に利用。
新しく、今のビルに建て直す時、ホールを創る事を提案。
出来たのが、このトリイホール。
・・・TORII寄席180回記念で御挨拶。

そして、志ん朝師匠が大阪へ来られた時の定宿。
その縁で、ホールが出来たら、死ぬまで出演させてもらいますよーと。
亡くなられた直前も、ここの東西名人会でした。

そして、今日。10月1日は、志ん朝師匠の命日と。
なんとも、記念すべき落語会に参加出来るなんて・・・。

前回の、「上方落語と志ん朝」の本にあったように、
志ん朝師匠と六代目の関係からの、鶴二さんの出番か。
すべては、人の縁ですな。

米朝さん、病み上がりといえば、病み上がり
元気といえば、元気。正直、微妙なる元気さですな。

人間国宝にお会いでき、ご健康をお祈りして、
思わず手を合したくなりましたな。


・・・・・・・・一階にあるトリイにちなんだ、鳥居・・・・・・・・・・・

一、桂優々・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「東の旅・発端」

名前だけ見ていると、女性の新弟子を期待していたが、
現れたのは、やはり男の子それももっさりした今風でない。

噺は、東の旅・発端、口調は滑らとまではいかないが、
しっかりとしていて、噛む事もない。
でも、本来多少なりとも笑いがとれるとこでもクスリとも無く
客の見る目が厳しいのか、客が緊張し過ぎるのか。

まずは、二、三回は、「東に旅」、聴かせてもらいまっせ、優々さん。
またまた、楽しみな若手が誕生してきますな。

二、桂吉の丞・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「遊山舟」

さすが、7年目、しっかりした噺ぶりに安心感が漂う。
今まで、吉の丞さんで聴いたのは「時うどん」と「軽業」
今日は「遊山舟」、それも最初の夕涼みの冒頭が終われば
いきなり、玉子のマクアクの部分ヘ飛ぶ。
そして、サゲの「質屋にいれても流れんように」まで
じっくりと慌てることなく演じる。

名人会に、相応しいネタを、自分なりにもってきて
大胆な割愛とまとめ方に、大感心。
吉の丞さんも、名人ですな。

三、林家彦いち・・・・・・・・・・・・・・・・・「・・・・・」(しゃべりの母親)

林家木久蔵師匠のお弟子さん。
肩口から袖へ掛けて、太いラインが入ったナイキ製の着物かと
思える、大胆な着物で登場。

マクラは、日常の真実の中に笑いがあると・・・・・・
次から次に例をあげて、艦砲射撃のごとく繰出す。

最初に、先ほどの優々さんに、「今日のお客さん、どんな」と
聞けば、すかさず「トリイホールのお客さんです」、当たり前。
でも、後から私が考えるには、よく来られる常連さんという意味では

話は、新作で、しゃべりがテーマで、息子のベットの下からエロ本を
見つけた母親が、うろたえ、皆に相談して、結果、近所の人、交番の巡査
学校の先生、クラスの全員まで、知られてしまう。
ドタバタ劇・・東京にも、雀々さんに負けぬぐらい賑やかな噺家さん
おられるんですな。

正式な題は解らず、私がつけるとすれば、「おしゃべりな母親」
上方では、「しやべりなオカン」ですかな。


四、桂雀々・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「上燗屋」

米朝師匠のことを、マクラでたっぷりと。
そして、上燗屋ヘ・・・・・・・・・・・。

「お金もらえんというたら・・」、
「どういうこと」、「笑ぅてぇ」の繰り返し、雀々ワールド全開。

いつもの「これは何」とは、まるっきり違う「上燗屋」。
でも酔うてる、雀々さんと同席したら、周りの客は
さぞうるさいことでしょうな。


五、笑福亭鶴二・・・・・・・・・・・・・・・・・「竹の水仙」

鳴物が入る、上方らしい落語と期待していたが、
意に図らず「竹の水仙」

江戸落語と上方落語のMIX型か、
いつもよりアッサリめに聴こえる。

モタレの位置での演目選びは、真に難しいですな。
オオネタははずして、
客にはある程度の技量は見せなければならない。

最近、最高の出来の、大ネタばかり聴いている鶴二さん。
私には、期待が大きい分だけ、ネタのもの足りなさが、
そのまま、不完全燃焼に・・・・・・・。

六、古今亭志ん橋・・・・・・・・・・・・・・・「藪入り」

師匠の志ん朝さんのハナシ。

印象に残った話を一つ、
のぞみが止まらない駅のプラットホームで待っていると、
目の前をのぞみが、速度も落とさず、もうスピードで通り過ぎると
一言「あんなに、いそがなくても良いのに」・粋ですな。志ん朝師匠。

噺は「藪入り」、志ん朝さんのダミ声が響く。
「おっかあ」と子供帰りを待ちこがれる、父親と母親。

この前の、福團治さんの大感激が今だある「藪入り」
目頭が熱くなったのですが、今日は皆目無し。

江戸言葉は、私の胸には、脳には、打ったえないのか。
嫁さんも、ここのお家、貧乏なのかどうかあまりはっきり見えない

私たち夫婦共々、江戸落語は、外国語に近い言語か。
金坊より、寅ちゃんですな。


帰りしなに、みずかけ不動の前の「桃粋」で
美味しい料理とお酒を堪能。


第180回・TORII寄席 (10月恒例・東西落語会)
2009年10月1日(木)午後6:30開演
千日前・TORII・HALL


一、桂優々・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「東の旅・発端」
二、桂吉の丞・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「遊山舟」
三、林家彦いち・・・・・・・・・・・・・・・・・「・・・・・」(しゃべりの母親)
四、桂雀々・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「上燗屋」
仲入り
五、笑福亭鶴二・・・・・・・・・・・・・・・・・「竹の水仙」
六、古今亭志ん橋・・・・・・・・・・・・・・・「藪入り」

09-66-300


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

休日の昼下がりの居酒屋~新・丸八寄席

2009-09-22 23:59:21 | 笑福亭鶴二

・・今回から、カラーのチラシ・・・

大好きな、鶴二さんと、ナオユキさんが、同時に見れるとは。
中津寄席以来か、遠い昔のような気がしますな。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


会場の今里商店街にある・丸八・・・居酒屋そのまま・・


2階の片隅につくられたコンパクトで、チョット不安定な高座。

いつもは開催が夜で、一杯のお客さん・・でも今回は昼過ぎで
落語優先のお客さんだけで、30名ぐらいで、ゆったりと。
小選挙区の落語ファン、比例代表の居酒屋ファン、
票の読みが難しい・・・・次回はいつもどおりの、夜に開催予定。



丸八の暖簾・・・・・・元々は春團治師匠がやっておられた丸八寄席。
それを弟子の春之輔師匠と、丸八の若旦那と高校の同級生
鶴二さんが受継いだ、新・丸八寄席・・・今回で四回目。


一、フル・コンタクト・・・・・・・・・・・・・「漫才」

M1グランプリ、第一次予選通過のコンビ。
名前の、フルコンタクトは、空手でいう寸止めではなく、
正味、どつくことなり・・真剣勝負という意味か。

名前通り、突っ込みの度に、相方の顔面に厳しく平手がとぶ。
落語になれている私には、生身への音、正味の叩きが痛々しい。
面白味の前に、芝居、決め事と解っていても、引いてしまう。

落語、漫才、笑いの追求は同じながら、道は違うのか
考えさせられる、漫才・コント(この違いも正確には解らない)でした

二、桂壱之輔・・・・・・・・・・・・・・・・・「転失気」

前回は、「崇徳院」をトリで演じましたが、今回は降格か、
また前座で出直しと定位置に戻っての出番ですと。

マクラもそこそこに、即本題ヘ。

知ったかぶりをするのは、いつの世にもあるようですが、
「天失気」オナラが解らず、お住持と小僧の珍念との珍問答。
でも、この噺、騙された珍念の騙す方に回る逆襲劇。
この、小僧の悪戯心が、笑いの壷。・・・そこを押さえなければ
・・大きな笑いが少ない噺・・壱之輔さん難しい噺に挑戦ですな。

サゲは、「酒杯(サカヅキ)古い時代からあったんでしょうな」
「ええ、そら、奈良、平安の時代から」・・・

三、桂春之輔・・・・・・・・・・・・・・・・・「まめだ」

まめだ、豆狸、ちびの小狸の事。
「豆狸が徳利もって、酒買いに・・・・」

「まめだ」。三田純市さんの作。米朝さんの「一文笛」と同じように
新作でありながら、既に古典の仲間入り。

この噺、の舞台のくすり屋さん、現在、三津寺さんを通る度に
斜め向いに、大きさも丁度、勝手にここかといつも思っている
陶器屋さんがある。・・・迷惑なはなしでんな。

最初に、主人公、大部屋の役者で、トンボきるのが得意というのが
抜けていて、突然のトンボに客としてはツイテいけず戸惑う。

サゲは、まめだの回りに、イチョウの葉がサラサラと集まって、
「狸の仲間から、ぎょーさん、香典が届いたな」と

この噺、笑いは少ないが格調高く、
サゲは情感たっぷりで美しい。

春之輔師匠の十八番、有難う御座いました。

四、ナオユキ・・・・・・・・・・・・・・・・・・「スタンダップコメディー」

フスマから登場、舞台の前に立っただけで、
期待が膨らむナオユキさん。

最初の出会いの不思議感から、たまに戻る田舎のような
哀愁感に進化か。解っているけど懐かしさに、クスクスと
思いだし笑いのような微波がおこる。

主観的にみるか、客観的にみるか。
ノーマルか、アブノーマルか。
どこに位置するか、視点の位置で全ての価値観が変わる。
その、発想の着眼点、GAPが、ナオユキさんの笑い。

ごまめの選ぶBEST3は、「バーで、何で割りましょか」
「天然の女の子」、そして今日聴いた「踏んだり、蹴ったり」ですな。

どれも、紹介したいが、ネタばらしは営業妨害になるので遠慮。
あの、ボソボソ感が無ければ、十分の一も伝わらないので
是非、ライブでご覧あれ。

まだ、一度も見たことがない方、ナオユキさんの出るTVあり。
深夜ながら、マニアには密かな人気らしい。
今日知ったところで、私も実はまだ見てないのですが。

☆水曜日の関西TV(CH8)、01:35~「ビデグラジン」☆
まずは、録画のセットしておかなければ。

五、笑福亭鶴二・・・・・・・・・・・・・・・「高津の富」

笑福亭の十八番、そしていまや、鶴二さんの十八番「高津の富」。
何度聴いても。よろしいな。

今日は、お客さんが、30名・・・最初、笑いの渦が小さかったのが、
高津さんの境内ヘ行ってからは、エンジン全開、・・爆笑の渦。

笑いというのには、日によっては、客席が温まるというか
アイドリングに時間を要するのが、ようわかりましたで・・・。

でも、「高津の富」この噺、いったい季節はいつなんでしょう。
宝くじ、イコール、年末ジャンボで、
勝手に冬の噺と思っているのは、私だけでしょうか。

来月は、正覚寺落語会、須磨寺落語会、と
鶴二さんの落語会が続き、楽しみですな。

・・・・・・・・新しい落語会のご紹介・・・・・・・・

◆第一回・正覚寺落語会
10月4日(日)14時開演
「第一回 正覚寺寄席」
笑福亭鶴二・桂福矢・笑福亭呂竹
@正覚寺(南海高野線「帝塚山」徒歩5分)

木戸銭・1500円・・・問:正覚寺06-6671-6229


第4回、新・丸八寄席2009年9月22日(火)午後2;30開演
今里・居酒屋丸八

一、フル・コンタクト・・・・・・・・・・・・・「漫才」
二、桂壱之輔・・・・・・・・・・・・・・・・・「転失気」
三、桂春之輔・・・・・・・・・・・・・・・・・「まめだ」
仲入り
四、ナオユキ・・・・・・・・・・・・・・・・・・「スタンダップコメディー」
五、笑福亭鶴二・・・・・・・・・・・・・・・「高津の富」



コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

鶴二さんの会、堺でスタート~北の御坊寄席

2009-08-22 21:40:26 | 笑福亭鶴二
・・・・・・・・・・・・・・質素さに好感がもてるチラシ・・・・・・・・・・・・・・

大好きな堺のチンチン電車で行ける落語会が始まる・・・
それも鶴二さんの会、まずは第一回目、駆けつけなければ。



立派な本願寺堺別院(北の御坊)の本堂


一、笑福亭飛梅・・・・・・・・・・・・・「十徳」

連れのまっさんが、今日は飛梅さんはでぇへんのと言うてると、
なんと、いつもの浴衣姿の飛梅さん登場・・ええ感ですな。

まだまだ修行の身で、最初に教えていただくのは、
右向いて、左向いての小噺と。
「隣に囲いができたで」すると客席から一斉に「へぇー」の声。
「鳩が何かおとしたでぇ」・・「ふーん」客席からの大合唱。

いやな予感、「十徳」がはじまっても、いちいち相づちを言う
おばさん・・・でも、楽しんでおられるのと辛抱していると、
けたたたましく、ケイタイが鳴る。なんと後まで行って話し始める。
今まで鳴るのは再三あるけど、電話に出られたのは初めて。
落語より、大切なことで、よっぽど緊急だったんですな・・・。

すると、飛梅さん、「ちょっときましたんや」で、話が飛んでしまって
中断。・・・・「電話で頭が真っ白になりました。」と、再びやり直す。

でも、そのあとは、何事も無かったように、最後まで一気に、お見事。

まあ、これからは、お客様の空気を読むのと、お客様を黙らせ
落語の世界に引き込む技量が試されるんでしょうな。

何事も、修行、修行、飛梅さん、がんばれ。


二、笑福亭鶴二・・・・・・・・・・・・・「煮売屋」

次に、鶴二さんの登場、今日は二席させてもらいますので、
このあと瓶吾さん、仲入り後、ご当地出身喬介さんと私でと。

声量たっぷりの声で、客席のザワザワ感がおさまる。
気持が舞台に集中。やはり、客席を黙らす、威圧感も必要ですな。

噺は、今若手に稽古をつけるようになって、昔の噺も繰って
私自身も勉強になってますと・・・。

噺は、東の旅の「煮売屋」・・鶴二さんの「煮売屋」が聴けるなんて
うれしくなってくる。
でも、久しぶりなんでしょう、科白を確認しながらの喋り、
はたまた、大昔の修行時代の噺ぶりに戻ったのか。

次回は、「兵庫船」にいくまえに、「東の旅、発端の叩き」を是非
見てみたいですな。


三、笑福亭瓶吾・・・・・・・・・・・・・「相撲場風景」

笑福亭のオハコ、相撲場風景。

瓶吾さん、賑わいの中での騒ぎがこじんまり。
にぎり飯を食べ、頭をどけとわあわあ言うてますが、
相撲の熱気が薄いのは、まだ幕内前の相撲か。

でも、いつもながら、
落語にはうってつけの瓶吾さんの笑顔はよろしいな。

これからも、この会には瓶吾さんも常連か。
是非、小学生の時に覚えたという「仏師屋盗人」を聞きたいですな。


四、笑福亭喬介・・・・・・・・・・・・・「時うどん」

最近の喬介さんの噺は、独特の雰囲気があり、おもしろい。
今回の「時うどん」も最高。
特に、翌日、一人で、うどんを食べに行ってからは、アレンジ満載。

うどん屋呆れて顔を見てると、「甲虫の観察みたいに見るな」とか
うどん屋、返ってきたうどんの鉢、「割っとこうか」。
代金を払う際になって、「金いらんから、帰って」
「今日は、もう八文でよろしいわ」と、
次々新鮮な台詞がポンポン出てくる。

聞くところによると、仁智師匠につけてもらったとか、
「時うどん」、仁智師匠にお願いする、センスがよろしいな。

でも、最後のお金、うどん屋が気色悪いから、そこにおいてと・・・・
屋台の台の上に置くが、並べていくと払い過ぎに喜六でも気がつきそう
やはり、ここは、手の平の中に、重ねて置いていくので、
解らず、払い過ぎてしまうのでは・・・。

若い人のセンスで活き活きさせる、喬介さんの噺
これからも一つ一つ、見逃すことできまへんで。


五、笑福亭鶴二・・・・・・・・・・・・・「くしゃみ講釈」

仁鶴ファンであった私の思い入れのあるネタ。

本日の鶴二さん、まだネタおろしして間もないのか、
カラクリも、講釈も、忠実に表現してもらって、良さがでるのだが
講釈の部分は、飛ばしているようで、・・チョットさびしい。

くしゃみが出そうになるが、講釈を続けようとする様がおもしろい
中断した後も、威厳を保とうとする後藤一山。
この部分は、こってり味でお願いしたいもんですが。

11月の独演会のトリネタ、本舞台での出来、大いに期待してまっせ




北の御坊寄席
2009年8月22日(土)午後2:00開演
本願寺堺別院(北の御坊)


一、笑福亭飛梅・・・・・・・・・・・・・「十徳」
二、笑福亭鶴二・・・・・・・・・・・・・「煮売り屋」
三、笑福亭瓶吾・・・・・・・・・・・・・「相撲場風景」
仲入り
四、笑福亭喬介・・・・・・・・・・・・・「時うどん」
五、笑福亭鶴二・・・・・・・・・・・・・「くしゃみ講釈」

09-60-275

追加・・・・終演後、急いで帰ったのは、この為に。




町内の夕涼み会で、お世話役で、生まれて初めてかき氷屋さんに。
初体験で、おもしろおましたで。
シロップは、イチゴ、メロン、レモン、トロピカルの4種類。
決めるのに、悩む子もいて、結構、性格でますな。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

何度聴いても飽きない、鶴二さんの「舟弁慶」~・・・・・・名人とは何か

2009-08-11 00:23:41 | 笑福亭鶴二
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・名人とは何か・・・・・・・・・・・・・・・・

「名人とは何か」・・・・・・「めざせ四天王」といい
鶴二さんの会、すべて、ビックなタイトルでおますな。

でも、メンバーはなかなかの渋め揃い。大いに期待しますな。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

一階席、ほぼ9割の入り、最近空席が目立つ会も多いと聞くが
各演者目当てのファンで一杯か。

一、笑福亭喬介・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「つる」

えぇ、キャラですな。・・私は喬介さんの笑顔が大好きですな。
「つる」の、「オンのくびなが鳥が、ツーと飛んできて・・・・・・」
正解をいうてしまうのでは無いかと、なぜかヒヤヒヤして
聴いている。

間違ったら、ダメとかヘタとか言うのでは無く、もしあっても
許してしまえるぐらい、喬介さんの人柄が落語にでている。

喬介さんの落語の良さは、ご自分が愉しんでいて、
それが客席まで、ほんわかと伝わってくるとこです。

まあ、喬介さんの落語、開口一番、客席温めるには最適ですな。


二、桂阿か枝・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「金明竹」

阿か枝さん、若手でこの会に参加。
文枝一門の代表か。はたまた楽屋内での、雰囲気が共通なのか。

得意の「金明竹」、そして、最後の使いの方の立て弁。
何度聴いても、感心しますな。・・・・・名人。

でも、ご大家のご寮さんが解らん言葉て何なのか。
早口なんなのか、業界用語なんなのか。

そして、定吉の間違い方には、
おもしろがってやっているふしがありますな。

何度聴いても、感心、得心・・・・・・・。
この会での、阿か枝さんの、大ネタ披露楽しみですな。


三、桂米輔・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「花筏」

こぼちゃんが演る、相撲ネタ。
相撲取りのどっしり感も無く、一番ニンに応てないネタか。

素人といえども、花筏にそっくりという提灯屋。
それなりの体格があったと思うが、ガリガリに見えたのは
私だけか。

次回は、「猿後家」とか「茛の火」という、
ご大家の旦那、ご寮はんの、噺が聴きたいですな。


四、桂春若・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「はてなの茶碗」

じっくりと、茶金さんを演じられ、味のある一席。

マクラで、当日の朝地震があったので、得意の時計台の地震を。

そして、土地柄というもんがありますなと。
京都の道具屋、何となく老舗という感じがしますが、
尼崎のプールセンター前の道具屋、あまり良い店には
思えまへんな・・・・ふぁとしたマクラから噺ヘ。

急ぐでなく、遅れるでなく、私の休日のウォーキングのような
途中は淡々ですが、家の玄関に入って、
サゲの「水甕のもるやつ、探してきましたんや」
散歩した充実感が湧出るような・・・・一席でおました。


五、桂梅團治・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「いかけ屋」

梅團治さんの、春團治師匠の十八番ネタは、
この前の「代書屋」に続き、すべて、よろしいな。

師匠の華やかさはないが、
子供たちも、ころころ太ったイ、日焼けしたコセガレに見え、
すべて梅團治さんの噺になっている。

いつも、「いかけ屋」と言えば、
「またぞろ、うなぎやを泣かします。おなじみの「いかけ屋」という
おうわさで・・・・・・・終わるのだが。

梅團治さんは、次のうなぎ屋まできっちりと。
しゃくを振回したり、いたずらのしほうだいで、
うなぎ屋の商売あがったり、「仕事に穴があくがな」
「穴やったら、前のいかけ屋のおっさんに直してもらい」

また、聴いてみたいネタができましたな。
二度、三度と重なれば・・・・・名人。

師匠とは違う、名人の誕生ですな。


六、笑福亭鶴二・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「舟弁慶」

鶴二さんの夏ネタ「舟弁慶」。去年より更にまったり感がでて
よろしおましたでぇ。

お松さんも、よう喋るけど、それほど下品ではなく。
上町のおやっさんとこでも、夜のはもちり(確か)、
翌日のなすの浅漬け等、具体的な料理が出てきて、
大阪の夏らしさが、更に増す。

喜六と清八が揃って出掛けるとこも、焼豆腐や鼻水と
油屋ならずとも、私たちも引き込まれる。

しっかりもんの女房と、頼りない夫。
始終、喧嘩しているようで、仲の良い夫婦。

それでないと、河へはまって芝居ごとなどできまへんで。
「青菜」の夫婦といい、落語にでてくる夫婦は温っかくて
仲ようて、よろいいなぁ。

ぐうたら亭主にしっかりもんの奥さん、」
私の理想とする、形でおますな。

名人とは何か。
何度も同じ演目を聴く。
それでいて、飽きない、芸。

まさに、鶴二さんの「舟弁慶」は、私にとっては名人芸でおます。

先日の「高津の富」に続き、鶴二さんのトリネタは
逃したらあきまへんでぇ・・・・。

今掴んでる、鶴二さんの出番。
8月20日(木)・・・・・・・・夕陽丘寄席
8月22日(土)・・・・・・・・北の御坊寄席
8月31日(月)・・・・・・・・かねよ寄席
9月1日~4日・・・・・・・・繁昌亭昼席
9月5日~6日・・・・・・・・彦八まつり
9月22日(火・祝)・・・・・新丸八寄席
10月12日(月・祝)・・・・・須磨寺落語会





名人とは何か~ラクゴがはずむ
2009年8月11日(火)午後6;30開演
天満天神繁昌亭

一、笑福亭喬介・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「つる」
二、桂阿か枝・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「金明竹」
三、桂米輔・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「花筏」
四、桂春若・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「はてなの茶碗」
仲入り
五、桂梅團治・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「いかけ屋」
六、笑福亭鶴二・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「舟弁慶」

09-56-257



コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

[高津の富]、[代書屋]最高~・めざせ!!四天王の会

2009-06-17 22:32:09 | 笑福亭鶴二
・・・・・・・・・・・ついに四回目・・・めざせ・四天王の会・・・・・・・

各一門の、実力派が対決。

春團冶師匠の「代書屋」、松鶴師匠の「高津の富」
米朝師匠の「千両みかん」、文枝師匠の「饅頭こわい」を
越えることができるのか。興味深々、期待は膨らみますな。




梅団治さんの代書屋と、鶴二さんの高津の富、最高のでき、
四天王に近づいたお二人でおました。

詳細は順不同で・・・・・・。

五、笑福亭鶴二・・・・・・・・・・・・・・・「高津の富」

鶴二さんの「高津の富」・・最高の舞台でしなた。
・・・いつにもまして、笑いと感動が同時におこる。

特に、主人公が、宿屋の亭主に、田舎での金持ぶりを喋るくだり、
言い終った後の「あはぁ・・あはぁ・・あはぁ・・・・・・・・あはぁ」と、
「うぇっ」という亭主の驚きに、今回の「高津の富」集大成をみたり。

パワー全快で、私の好きな「笑福亭の骨太感」に大満足でおます。

お囃子の入った、「紙屑屋」、「稽古屋」、や「口入屋」でみせる
指先まで神経の行届いた、女性ぽい、はんなり感。

喋りだけでみせる「野ざらし」、「延陽伯」、そして「高津の富」の
男くささの骨太感。

まさに、血液型、AB、そのままの両極使いを大いに活かしてますな。
そして、どちらも、超逸品なのが、これまた、にくおますな。

今日の「高津の富」を聴いて、
いづれおとずれるであろう、鶴二さんの「らくだ」が、楽しみですな。

サゲのあと、思わず叫びたくなりました。
(本日の鶴二さんの高津の富)

・・・・・・・・「大当たり」・・・・・・・・。

二、桂梅団冶・・・・・・・・・・・・・・・・・「代書屋」

これお聞いて、春團冶師匠の下へ入門したという「代書屋」
最初は、道頓堀アワーか、土曜日の昼間のテレビを見て笑い。
当時、小学生だったとか。幼い時の影響力は凄いですな。

はなしぶりは、間といい、科白といい、春團冶と違わず、
笑いのツボも同じ。

唯一違うのは、学歴はと尋ねられ、「ルイレキ」との返答を、
大きな火事あとで積んでました、それは「ガレキ」やと
現代で解る言葉に、置き換えていたぐらい。

最後は、68個のぼた餅、食べて表彰されましてん。
「そんなこと、書けるか」、お馴染みの代書屋でございます。では無く。

続いて、「書いて貰わんと困りますねん」
「今度、私は饅頭屋で働きます」
「そこの大将曰く、甘いもん好きな人がええ」のさげ。

「お馴染みの代書屋でございます」の最後のかっこよい科白は、
師匠の為に残して有るような高座でおました


三、桂米平・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「千両みかん」

マクラで、長距離列車の中で、冷たい水が飲みたいと、
何度も車掌にワイロでご婦人がご賞味するが、実は・・・・・・と、
客もドンビキする、ブラックユーモア。・・・・・何でまた。

はりつけを怖がるシーンももうひとつ。
みかん問屋のお金を取るという動機ももうひとつ。
千両の値決めも、もうひとつ。

米朝師匠とか米二さんとかの、
特級の品格のある「千両みかん」ではなく
笑いの少ない、水っぽい「千両みかん」でおましたな。


四、桂枝光・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「饅頭こわい」

上方落語界の、本名、えなりかずき。
マクラは、速射砲のごとく、次から次と出てくる、
すべて、吉本の舞台での、日々の成果か。

好きなもの、「酒」、「おなご」、「レンコンの天ぷら」、「きんぴらごぼう」
「めん類ではぼた餅」、「丼鉢」、「おぼろ月夜」、「乳ぼうろ」・・・。

嫌いなもの。「へび」、「めめず」、「なめくじ」、「でんでん虫」
「アリ」、「象」、おやっさんのこわいもので、「農人橋の身投女」

たっぷりの、饅頭こわいだが、饅頭買い求めて来た饅頭に
ひとつひとつの解説が欲しい。

それと、もっと饅頭、羽二重餅、最中、食べ違いを是非見せて欲しい。
やはりこれは、甘党の三喬さんに軍配ありでっか。

でも、連れのK本さんは、面白いの大絶賛でおました。


一、笑福亭喬若・・・・・・・・・・・・・・・「道具屋」

今や中堅ともいえる喬若さんの、開口一番。
上手さを、愉しみながらちょろ出しして、演じている。

ベテランの落語会だけに、胸を借りるとはこういうことか。

御自分が主催のザビエル寄席などの、
気負いとか肩に力の入った高座とは違い
のびのび感が、とっても良かったでっせ。

名ビラのめくりの時の、顔も良かったでっせ。


次回は2010年1月中旬 予定ですが未定。
是非、各四天王の十八番を持寄りして、継続してほしいですな。


めざせ・四天王の会・・十八番に挑戦・・
2009年6月16日(火)午後6:30開演
天満天神繁昌亭

一、笑福亭喬若・・・・・・・・・・・・・・・「道具屋」
二、桂梅団冶・・・・・・・・・・・・・・・・・「代書屋」
三、桂米平・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「千両みかん」
仲入り
四、桂枝光・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「饅頭こわい」
五、笑福亭鶴二・・・・・・・・・・・・・・・「高津の富」

次回2010年1月中旬 予定。

09-42-185


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

鶴二さん・朝のはよから喋ります~扇町寄席

2009-06-14 08:27:09 | 笑福亭鶴二
・・・・・・・・・・・・・・・・・・鶴二さんの「ほのぼの亭」より転載・・・・・・・・

NHKに続いて、鶴二さんのTV出演。
関西TVの扇町寄席。日曜の早朝、6時30分から。
演目は「竹の水仙」、船弁慶でも、口入屋でもない、シブイところ。

土曜日は、早く寝なければ・・・・・・・・・・・・。

朝、四時半に目が醒め、ベットでウトウト。
再び、五時半に目を覚まし、今度はテレビをつけるが、
政治家が喋っているのを見ているうちに、またウトウト。

気が付くと、ああ、六時半過ぎ・・・えらいこっちゃ。

あわてて、チャンネルを合わせると、

「ちょっと、ご亭主、私の部屋まで・・・・」の台詞。

マクラも、導入のところも見逃す・・・・不覚。
鶴二さんに申し訳無い。

録画お願いしていたので、後日ゆっくり見なければ。

昔、楽しい遠足で、眠れず、結果遅刻しそうになったのを
思い出しましたなぁ。・・・まあ・・言い訳ぽいですが。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする