ぽれぽれ百綴り

犬好きおばさんのんびり雑記。

次はなんだ?

2016-05-21 02:26:37 | いぬ・シロさん
母からLINEでメッセージが届きました。


(※小屋:近所の大工さんがご好意で作ってくださったシロさんの持ち家。
窓付、広めの高床式。
シニアになるまで暮らしてました。)


シロさんがヘビ!?

前回はてんとう虫で、今回はヘビ!?

爬虫類はアカンわー。
スキンシップできへんわー。

これを友人に話すと、

「お金、貯まりそうやん」って。

そうか!
そう考えたらいいんか!

でも、シロなのに白蛇じゃないんだ。

調べてみると、本州のヘビは8種類だけで、
白いヘビはいないもよう。


シロさんの精一杯の選択がベージュなわけね。


(シロさんが選んだのはコレ。『シマヘビ』らしい。
画像はお借りしました。)

別の友人が言うには、
「白蛇は大神神社(おおみわじんじゃ)の神さまの化身だから、
さすがにハードルが高いんじゃない?」って。

その友人は、
「シロちゃんはヘビになることで、
『お母さん、お金の心配はいりませんよ』って伝えてくれているんだよ、きっと」とも。

母はこの言葉に本気で涙しました


シロさん、気遣ってくれてありがとうね。
でも私のときは、哺乳類か鳥類でよろしく。

ご覧いただきありがとうございました。



岩手の食、礼賛!

2016-05-19 10:05:35 | たび・現実逃避
前回から間をおきましたが、
シロクマ相方の郷里へ帰省したした時のお話、最終回です。
時系列無視で申し訳ないです。
ごはんネタなもんで、これは外せなくて。

シロクマ相方のお兄さん宅にお世話になっている私たち。

シロクマ相方の兄弟はみんな、
今はマクロビオティックではないようだけど、
テーブルにお肉が出てきたことはありません。

お兄さん宅もそう。

最後の夜は、
ふんだんの山菜、
自家製スモークサーモン、
貝類のお刺身、
お魚のから揚げ、
鮭のちゃんちゃん焼き、
などをいただきました。

どれも地元のものですばらしく美味!

でね、
なにが素敵かというとね、
お茶碗に白いごはんが残ったりするじゃない?
足並みを揃えるのを忘れて、
おいしいおかずばっかり食べちゃったりして。

「最後はお漬物でいただこう」とか、
「お茶漬けにしちゃおうかなあ」とか、
私の実家だとそうなるんですよ。

それがね、
お兄さん宅では、


「最後はうに丼にしちゃいましょう」
ですって!

素敵すぎる!

おかわりしたいくらい!

ごちそうさまでした。



翌朝、路線バスに乗って2時間超かけて盛岡へ。

盛岡で最後のお昼ごはん。

「なに食べたい?」

前回は「わんこそば」にチャレンジして、
食後、
動けなくなる
という醜態をさらしたので、
今回はサラっと食べられるものにしたい。

「盛岡冷麺」

シロクマ相方に先導され、おいしいお店に向かいました。

1軒め、盛楼閣(せいろうかく)さん・・・長蛇の列!

無念だけど断念。


2軒目、ぴょんぴょん舎(ぴょんぴょんしゃ)さん・・・これまた列が長すぎる!

断腸の思いで断念。


他に駅近でおいしいところって?

「そうだ、あそこに行こう!」

シロクマ相方が思い出して向かった先が、



明明家(みょんみょんや)さん

名前が怪しくない?
本当にうまいんか?



スイマセン、美味しかったです!

予想外に。(←失礼)

最後に盛岡名物も食べられて、
まんぷくのお腹を抱えていわて花巻空港へ向かい、
大満足で神戸へ帰ってきたのでした。

2016年春帰省リポート終了。


シロさん、次回も一緒に行こうな。

ご覧いただきありがとうごさまいました。

アジの南蛮漬け(大量)

2016-05-17 10:03:07 | おうちで食い意地
実家の母に紫の新たまねぎをもらいました。

母の作品。


(色の濃いのと薄いのがあるんですよね)


スーパーで新鮮な小アジがお安かったので、
南蛮漬けを作りました。

レシピというほどのものじゃないけど、配合覚書き。

お出汁・・・125cc
醤油・・・・100cc
お酢・・・・100cc
みりん・・・大さじ2
はちみつ・・大さじ2
タカノツメ・2本

お出汁は昆布と干し椎茸で。
漬けた野菜は、
新たまねぎ(紫1、白2)、ピーマン3個、にんじん1本。


(食堂か?というほどの量、アジ17尾)


(アジ見えへんやんってくらいにたくさんの野菜を一緒に)

お醤油も玄米黒酢も黒いから、
紫たまねぎの色が残念なくらい活かされてない。

ごめんなさい、母よ。


シロさん、犬には無縁やけど新たまねぎの季節やで。

ご覧いただきありがとうございました。


シロさんのいないたけのこ堀り

2016-05-15 09:05:03 | おうちで食い意地
ちょうどひと月前のお話になりますが、
シロクマ相方がシロさんにお線香をあげてくれた後
母の提案でたけのこ掘りに行きました。

以前、シロさんも一緒に行ったのを思い出します。

大きなたけのこを見つけて鼻高々のシロさんがかわいかったなあ。

誰からでも見えとるやん、っていうのに。



(わが家の竹やぶ。一寸先は闇、一歩足を滑らせると谷底)

空が青い。


めったにひとが足を踏み入れない竹やぶには、
イノシシの落としものがいっぱい。


(お食事中の方のことを考え、モザイクを入れてみました。)

たけのこは彼らの大好物なんですよね。

あちこち大胆に食い散らかされていました。


みなさまが召し上がられるようなお店に並ぶたけのこは、
土の中にほとんど埋まっている柔らかいもの。

わが家のたけのこはこんな感じです。


だから見つけるのもカンタン。

こんな袋でふたつ分、収穫できました。


「竹やぶがどうなってるか見に来られたし、
いい気分転換になったわー」
母が喜んでくれたのがうれしかったです。

ひきこもって、
シロさんのことばかり考えてたんでしょうね。


神戸に帰って、これを湯がき、翌日に食卓へ。

(収穫したのを全部もらってきたので大量)


(浮いてくるのでお鍋のふたを重石に)


(木の芽がないから彩りイマイチたけのこごはん)


今年も季節のお味が楽しめました。
ごちそうさまでした。

シロさん、あれから4年も経つねんで。
ころころと元気に走りまわってた姿がなつかしいわ。

ご覧いただきありがとうございました。

ひと月

2016-05-13 08:50:02 | いぬ・シロさん
シロさんが亡くなってから、ひと月。

まだひと月。

もうひと月。

予定がすっからかんな私の毎日も、なんとかしなくては。

本気で思ってはいるのですが、

ふとした拍子にシロさんに話しかけてたり、

シロさんがいないことを実感して、

ぼーっとしたり、

めそめそしたり。

悲しくて、淋しくて、苦しくて。


なかなか前に進めません。

シロさんのことを考えない日はありません。

もう一度、
シロさんを抱きしめたい。
シロさんと見つめ合いたい。
シロさんの濃厚なケモノ臭を嗅ぎまくりたい。



今年と、願わくば来年も、
シロさんとともに闘病に専念するつもりでした。


シロさんはいない。

がんとわかってからあっという間でした。
あっという間に逝ってしまいました。


あまりにも急すぎて、受け入れられず。

心にぽっかり空いた穴をどう埋めていいのかわかりません。

油断してるとその穴のふわふわとした浮遊力が、

私を現実から遠ざけていく感じがします。



そろそろ切り替えなくては。

何度も考えました。


今年と来年、

シロさんが残した時間は、
シロさんが私に与えてくれた時間、

そう思うようにしたい。

シロさんが私にくれた時間なんだから、

もっと大切に過ごさなくては。

でないとシロさんにも申し訳ない。

私が前にも増してダメダメなのは、シロさんのせいなんかじゃない。

シロさんのためにもちゃんとしよう。

シロさん、見ていてな。



母は毎日、炊きたてご飯をお仏壇にお供えをすると、
次にシロさんにもお供えしてくれています。

豆茶碗にちんまり盛られたシロさんのほかほかご飯。




「せやから私のご飯は最後やねん」と母。


シロさん、今もちゃんとご飯もらってるで。
お腹がすくことはもうずっとないで。



ご覧いただきありがとうございました。