ぽれぽれ百綴り

犬好きおばさんのんびり雑記。

シロさんと行くたけのこ掘り

2012-05-18 18:12:05 | いぬ・シロさん
すこし前の話。
 
5月6日、ゴールデンウィーク最終日は日帰りで奈良の田舎の実家に帰りました。
 
目的は、
 
シロさんとのたけのこ掘り!
 
1年も前からずっと楽しみにしていたのです。
 
 
朝、5時に起きて、6時台の電車に乗り、一路奈良へ。
 
シロさんと母、おいっこのてっぺーと一緒に行ってきました。
 
 
軽トラに乗ってー♪
 
 
運転手は母でー♪
 
 
   
 
シロさんが助手席ー♪
 
 
 
 
   
 
人間は荷台ー♪
 
 
道路交通法的には違反ですー♪
 
 
 
だって、シロさんが荷台だと、身を乗り出したりして危ないですから。
 
 
わが家の竹林はたけのこを収穫するためのものではなく、ただの雑木林の竹やぶ。
 
うっそうと茂っており、一寸先は闇
 
手入れもされてなければ、たけのこの旬もまるで無視。
 
本来はこういう、まだ土のなかにいる小さいのを見つけて掘り出すのが、たけのこ掘り。
    
 
 
が、わが家のはこういうのを収穫します。
 
 
    育ち盛りのたけのこ。
  たけのこを見つけて知らせるシロさん。トリュフ犬のように誇らしげ。
  いや、アンタの力を借りなくても、それ、見えてるし。見つけられるし。
 
掘る必要、ナシ!!
 
世に出回っている土のなかにいる頃に収穫されたものよりずっと硬いけれど、
鮮度は抜群だから、風味はそう捨てたものではないのですよ。
柔らかいのより、ガシガシと硬いのが好き、っていう私の嗜好にぴったり。
 
それに、出荷しているわけでもないこのあたりのたけのこはいわば副産物。
たけのこ掘りの真の目的は、
竹やぶを竹の勝手放題の無法地帯にしないこと、にあるのです。
だからいいの。
たけの子じゃなくて、たけの弟か妹、くらいに成長していても。
 
だけど、たけのこ収穫のための平坦な竹林と違って、
わが家のたけの弟&妹の育つ竹やぶは山の斜面
 
ロッククライミングで岩をつかんで進む要領で、一歩、一歩、竹につかまりながら進まないと、
 
滑落します
 
 
斜面も急なら、笹の葉がこんもり積もって、乾燥しているから、
その場にしっかり立ってるつもりでも、バランスが取れていないと、
 
ずざざざざー、と笹ごと滑っていくのです。
 
 
 
 
ぎゃーっ!!
 
 
 
ほらね、母の悲鳴が。
 
てっペーもああならないように、気をつけてね。  滑落した祖母の姿を探すマゴの図。
 
 
 
シロさんだって、ほら、このとおり。
 
   四本足でこらえてても滑ってくよー。
 
 
困っちゃうよー。
 
 
 
平坦な場所を見つけて、収穫したたけの弟&妹を集め、かさばるのでその場で皮をむきます。
 
    シロさんの右にいるのは母
あ、シロさんがやってきた。
 
母にちょっかい出して、邪魔ばかりしてます。 
 
あっ、こらっ!
 
  
 
皮、食べちゃだめじゃん!
 
しかると退散するシロさん。
 
 
収穫後すぐにむいたものはあくがなく、姫皮部分もほのかに甘いらしい。
 
あ、おいしい。(←シロさんのマネをしてかじってみた。)
 
シロさんてば教えられもしないのに、おいしいものをよく知ってるね。
 
どこまでも雑食、食いしん坊な犬です。
 
 
 
人間の身長くらいに成長しているのもあり、そういうのをなぎ倒すのも、たけのこ掘りの大事な仕事。
食べられそうなたけのこは20本くらいでした。
 
帰宅して、大量の収穫と無事の生還を喜びあいました。
 
わが家の竹やぶ、滑落すると、下は、なのです。
 
   下を見るとこんな感じ。谷には川が流れています。
 
 
 
「こんなキケンなたけのこ掘りは、もう年齢的にムリ!!
 
そろそろ引退させてもらうわ!」
 
と、滑落途中で体が竹に引っかかって命拾いした母は、わめいておりました。
 
 
 
都会に住む人々からしたらあこがれの田舎暮らしは、
なかなかどうして命懸けです。


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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
『お嬢様ですね』 (miyumiyu)
2012-05-19 15:47:04
ももさん いろいろと ありがとうございました。 

そして いまさらですが 勝手に ブックマークにさせて頂いたこと  カーニバルのパクリすみません。(ちなみに 近所のスーパーが カーニバルといいまして 木曜日がカーニバルの日と なっております)


 またですが シロさん きれいなお犬様ですよね
返信する
miyumiyuさんへ (momo@ぽれもも)
2012-05-21 20:14:27
お礼も謝罪も不要ですよー。

近所のスーパーでカーニバルって凝ってますね。
神戸では昨日が神戸まつりでした。
ここで見られるサンバは全国的に有名らしいです。
残念ながら私、土日は東京にいたのですが、
来年はぜひレポしたいと思ってます。

おほめいただいたシロさんは、
雪の上で遊んでいると、
白じゃないことがよくわかる野生児。
シャンプー大嫌い。
元気でいてくれたらそれでいいです。
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『ご報告』 (miyumiyu)
2012-05-22 08:00:37
ももさん  一つご報告がございます。
先日 大介さんに(禰宜さん)プラネタリウムデートのお誘いを受け その後 なんとなく 進んでおります。 年上の迷いは 無くなりました。 まだ どうなるかは 解りませんが
いまは 久々の幸せな思いです。 ただ 母が大反対で・・・。 

しばらくというか ブログは終わりにするかもしれませんが ももさんには 打ち明けました。(笑)

私生活が どんな方であるのか とても 怖いですが ま それとなく 歩み寄っていければと考えております。

色々と ありがとうございました。

ももさんと しろくまさんと しろさんと おかあさまと あとは 解りませんが ご無事な日々を 応援しております。
返信する
miyumiyuさんへ (momo@ぽれもも)
2012-05-23 18:50:15
丁寧なご報告、ありがとうございます。
前に進めるmiyumiyuさんは素敵です。
お母さまの反対なさる気持ちもわかりますが、
大人は当人同士の気持ちが最優先。
ご縁があっての出会いとおつきあいですから、
miyumiyuさんがご自分の気持ちに正直に生きられるのが、
いちばん自然でいいと思います。

私もmiyumiyuさんと大介さん、
大人になっても娘を心配するお母さま、
みなさんのお幸せをずっと祈っています。
返信する
シロさん可愛らしい! (カナ)
2012-05-24 17:37:32
竹林がご実家にあるとはステキですね。
in竹林の可愛いシロさんの写真をたくさん堪能出来て、
シロさんファンの私はとても嬉しかったです!
お母様の一挙一動に興味津津な感じのシロさんが愛らしい…!
タケノコの皮をかじっちゃう食いしん坊ぶりもいいです。
しかし新鮮なタケノコの皮が甘いとは知りませんでした。
私もいつかかじってみたいなあ…!
(シロさんに負けず食いしんぼうの私ですよ!)
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カナさんへ (momo@ぽれもも)
2012-05-25 18:35:26
竹林、なかなかやっかいなのですよー。
私がハタチまで過ごした実家の古家のすぐ裏にあって、
進出した竹のせいで思い出の家は牡丹灯篭状態。
思い出に浸るため、シロさんとの散歩途中に立ち寄ろうとしても、
門のところで断固として拒否されてしまいます。
それはもう全力で。
古家のおどろおどろしい雰囲気がダメみたい。
犬のくせにー!

カナさんが日本へ帰国のあかつきには、
GWあたりに関西にご来訪くださいませ。
『命がけのたけのこ掘りwithシロさん』ツアーを
企画させていただきますよ!
withカナ母でご参加いただければ、いっそう歓迎!!
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