ぽれぽれ百綴り

犬好きおばさんのんびり雑記。

ひと月

2016-05-13 08:50:02 | いぬ・シロさん
シロさんが亡くなってから、ひと月。

まだひと月。

もうひと月。

予定がすっからかんな私の毎日も、なんとかしなくては。

本気で思ってはいるのですが、

ふとした拍子にシロさんに話しかけてたり、

シロさんがいないことを実感して、

ぼーっとしたり、

めそめそしたり。

悲しくて、淋しくて、苦しくて。


なかなか前に進めません。

シロさんのことを考えない日はありません。

もう一度、
シロさんを抱きしめたい。
シロさんと見つめ合いたい。
シロさんの濃厚なケモノ臭を嗅ぎまくりたい。



今年と、願わくば来年も、
シロさんとともに闘病に専念するつもりでした。


シロさんはいない。

がんとわかってからあっという間でした。
あっという間に逝ってしまいました。


あまりにも急すぎて、受け入れられず。

心にぽっかり空いた穴をどう埋めていいのかわかりません。

油断してるとその穴のふわふわとした浮遊力が、

私を現実から遠ざけていく感じがします。



そろそろ切り替えなくては。

何度も考えました。


今年と来年、

シロさんが残した時間は、
シロさんが私に与えてくれた時間、

そう思うようにしたい。

シロさんが私にくれた時間なんだから、

もっと大切に過ごさなくては。

でないとシロさんにも申し訳ない。

私が前にも増してダメダメなのは、シロさんのせいなんかじゃない。

シロさんのためにもちゃんとしよう。

シロさん、見ていてな。



母は毎日、炊きたてご飯をお仏壇にお供えをすると、
次にシロさんにもお供えしてくれています。

豆茶碗にちんまり盛られたシロさんのほかほかご飯。




「せやから私のご飯は最後やねん」と母。


シロさん、今もちゃんとご飯もらってるで。
お腹がすくことはもうずっとないで。



ご覧いただきありがとうございました。