私の作るケーキは
あるものですませるから、平凡。
面倒くさがりやだから、焼きっぱなし。
日本から持ってきた型がひとつだけなので、いつも同じカタチ。
砂糖をはじめとする甘味料をこよなく嫌うシロクマ相方の影響で、
甘いものを食べることに罪悪感も感じるから、砂糖を使わなかったり、甘さ控えめだったり。
ということで見た目、味ともたいへん地味。
でも買ったものよりは材料も分量も選別、調整できるのでいいかな、
そう思って作っています。
午後から学校に通っていたときは、早めにお昼ご飯をすませていたから、
3時半からの休憩時間にはおなかがすいて。
クラスメートの若者たちが体に悪そうなおやつを食べているのも、おばさんは気になって。
それで時々自分で作ったおやつを持っていくようになりました。
食べやすさとコスト、仕上がりの美しさなどの理由から、
マクロビでは使わないことになっているタマゴや小麦粉、白い砂糖も分量を抑えながらも使っています。
オーガニックは心がけていますが。
小麦粉は漂白していないものを使っていますよん。
そんな地味おやつのなかで、今回はヨーグルトのケーキのレシピをご紹介。
ボールや泡だて器さえ使わない、超手抜きケーキです。
でもこれ、タネのかたさを上手に表現できないんだなあ。
それにヨーグルトも自家製だから、できあがりが毎回微妙に違うくせものケーキなのです。
お味はあっさりしたチーズケーキ、はちみつレモン風味。
冷ましてから型から出して、冷やしてお召し上がりください。翌日のほうが美味かも。
《材料:17.5センチスクエア型1個分》(作る前に「コツ」をご参照ください。)
A.タマゴ 2個
B.ハチミツと砂糖 あわせて50~70g
C.ヨーグルト 700g→下準備で350g~400gに。
D.小麦粉 大2
D.レモンの皮のすりおろし1個分と、レモン汁大2(約半個分)
《下準備》
ヨーグルトをザルとキッチンペーパー(もしくはガーゼ)などを使って、
冷蔵庫で一晩かけて、水分を抜きます。
仕上がりはカッテージチーズやリコッタチーズのような味で、あれより少しゆるめです。
《作り方》
1.オーブン予熱180℃。
2.材料AからDまで、順にミキサーに入れ(小麦粉はふるい入れ)、その都度スイッチオンして混ぜる。
3.型に入れ、オーブン下段で40分から50分で出来上がり。
(途中で様子を見て、焼き色が濃いと思ったら、アルミホイルをかぶせてください。)
《コツ》
下準備のヨーグルトの分量やかたさは作るたび違ってます。
チーズケーキを焼いたことのある方は、
焼く前のタネのかたさが、あれよりちょっとゆるいくらいといえば目安になるでしょうか。
ヨーグルトの水分量が多いなと思ったら、次の方法で調整を。
1.ハチミツは少なくして砂糖を多めにする。
2.小麦粉は大さじ3、レモン汁は大さじ1にする。
それでもゆるかったら小麦粉をさらに加えるしかないのですが、
多ければ多いほど生地のなめらかさは損なわれます。
また同じ理由で小麦粉を何度も足しながら混ぜることも、できれば避けたいです。
ね、くせものでしょ?
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