moimoiず だいありい

おいしいもの、ほっと和めるもの、ぶらぶら街歩き、気になってること等々の身辺雑記でしょうか・・

続くときはなぜか続く?

2005年06月10日 | 映画
おととい、きのうと映画を見る機会が続いてしまいました^_^;
おとといは四日間の奇跡きのうはミリオンダラー・ベイビー(MILLION DOLLAR BABY)を都合で同じ映画館で鑑賞して(^_^;)全くタイプの違うものを見てしまいました(四日間・・のほうは全然見る予定はなく別の邦画を考えていたのですが)



"四日間の奇跡"は"浅倉卓弥"という方が書いた原作本が出ていてコミックスもあるようです。
ロケ地になっていた山口県角島がとてもおだやかで美しい。
この映画の象徴になっていたような灯台は明治9年に建てられたイギリス人設計の石造りの灯台とのことです。
最初、吉岡秀隆がピアニスト役?う~ん、どうなんだろうと思って見はじめましたが、天才ピアニストとして期待されていたにもかかわらず、一転して事故に合いピアノをあきらめざるを得なくなり、憎しみと哀れみといとしさと尊敬の感情を持って自分が身代わりになって助けた少女(尾高杏奈)と寄り添って生きる・・という流れに変わってからは吉岡秀隆のいつもちょっと困っているようなとまどいの表情がぴったりきていました。
石田ゆり子は少女と入れ替わって出てくるときの白いシャツとブルージーンズが印象的、脇を固めていた医師役の西田敏行もうまいなぁ~・・と思ったりして。

きのう見た"ミリオンダラー・ベイビー"のほうは、かなり見終わったあと重い気持ちになりました、ヘビーな内容です。同行した人に開口一番なんて言ったっけ?すぐに感想をいうのがはばかられる感じでした。でもただ重いだけの映画ではなく、そのあとにいろいろ考えさせられる映画になっていました・・


アカデミー賞4部門受賞した作品だし、どう書けばいいの~?(笑)という感じですが、イーストウッド自ら監督し出演ゆえに計算されつくした演技と、モーガン・フリーマンの渋みのあるたたずまいとナレーション、ヒラリー・スワンクの吹き替えなしでこなしたボクシングのシーンや、こうと決めたら必ずやり遂げる一途なところなど心に残ります。それが反対に作用すると自分を苦しめることにもなるのですが・・ラストに近づくにつれ、段々と辛くなってきます。
フランキー(イーストウッド)とマギー(ヒラリー・スワンク)が一緒に、マギーの父親の話をききながらレモンパイを食べているシーンがありましたが、ここ好きな場面です。