moimoiず だいありい

おいしいもの、ほっと和めるもの、ぶらぶら街歩き、気になってること等々の身辺雑記でしょうか・・

くくり猿、不思議と気になり・・

2005年06月27日 | 京都
  

くくり猿、昨年京都に行った時にきれいな色味に惹かれて(娘がとっても気に入ってしまったのもありますが)お土産のひとつにしました。
この写真には写ってませんが細長い人参みたいな形のものがおまけにぶら下がっていたのも珍しい~かな?と思ったのです。

くくり猿についてあまり知らなかったのですが、京都東山区にある八坂庚申堂から始まっているようです。欲をひとつ我慢して願を掛ける・・という意味もあるお守りのようです。
庚申堂のそばのとおりには、何軒かの店の軒先に売り物ではない赤い色のくくり猿が何匹も沢山吊り下げられてゆらゆらしていました。ちょっと雨にも何回か降られて赤い色が褪せているのもかえって風情がありました。

 

上の写真2枚は自由が丘にある茶房古桑庵にて販売していたもので、またまたくくり猿が気になりお土産にしました。
ここのお店もかなりな雰囲気で、靴を脱いでゆっくりしたい時などはお勧めです。

このお店で働いてる方もお年の方が多いのですが、そこがまたいいです。
昨年寄った時は急な夕立があったのですが、傘をお持ちでなかったらどうぞ使ってくださいと、透明なビニール傘でしたが、玄関先で言って頂いたのにはびっくり!ちょうど傘は用意していたので使わせてはもらわなかったのですが、心があったかくなりました。

左の敷物の端にちょこんと付いてるくくり猿、お店でもおひやのコースターとして使われていました。
右のくくり猿はちりめんの生地でつくられてて柔らかな出来ばえで、お猿の頭が完全に中に入ってる~!のでちょっとユーモラス。お手玉として使ってくださいとのこと・・・

お店の人に、くくり猿が沢山ついているものが多いので(トイレットペーパーのホルダーカバーとかにもついてました!)わくわくしながら?「なぜこちらのお店ではくくり猿が??」と尋ねてしまいました。
「何もついてないと寂しいから・・」というお返事を頂いて「へ~っ!」と思ってしまったのですが、八坂庚申堂さんや京都には関連はなかった?ものの古桑庵の方もくくり猿好きだったんだ、と勝手に解釈^^;してしまいました。