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想い続けることができれば、その想いはいつか成就する

その日その日感じたことを詩、エッセイ、短歌、日記でつづります。野菜も育ててます。

年号「震災」を今後は「コロナ」と改元

2020年03月08日 | エッセイ

コロナ元年3月8日

 世界は今、温暖化による気象の変化や生態系への影響に大きく揺れ動いています。私たち、人類はこの変化に戸惑いを感じ,世界中は右往左往している状況です。まさにその自然の驚異の真っ只中に私たちは今いるわけです。
 もともと、自然は正直ですので、圧縮すれば爆発します。爆発すれば、それは広く拡散してゆくのです。水の流れも気流も電流も皆、高きより低きに流れ、気流は風となって、時には暴風となります。温度差が大きくなれば水も大量に蒸発し雨雲となり、各所で洪水を起こします。それが、自然なことなのです。それが、自然の理なのです。それを現代人は忘れているのではないかと危惧しています。
 
 
 
 
 今こそ、我々は虚心坦懐に反省して自然に戻らなければなりません。自然から学び取れということなのです。これは言うまでもなく原始社会に戻れと言っているわけではなく、自然と共存していく道を選ぶことです。プラごみの問題も自然に帰る物質で作ればいいのです。従来の石油製品で大量消費の資本主義から脱却し、CO2を極力減らし、自然と協調してゆく資本主義に変化していかなくてはいけません。このままだと、まだまだ、新種のウイルスがぞくぞく出てきて人類を困らせたり大きな自然災害になやまされるでしょう。
 
 
 
 太古の昔は人類はこの大自然と共に生きてきました。現在は、自然からどんどん離れていっています。もう、一度自然と共存する道を選ばないと、そろそろ人類の将来も危ない気も致します。自然は絶えず変化し続けているのです。一時も同じ時はないのであります。 
 
 私は社会を揺るがす大きな出来事が起きた時に、これを教訓として、新しい年号を自分なりにつけて、反省心を呼び起こすようにしています。日本を揺るがす東日本大震災の時には、もう、原子力発電はやめた方が良いとか、できるだけ高台に住居を移す方がいいと思ったりしたものです。まあ、このようなことは一人でできるわけでもなく、国策として取り組むよう働きかけるしかないでしょう。
 
 ところで、私が生まれたのは昭和22年です。その2年前までは、太平洋戦争が行われていたのです。今から、考えてみても、2年前まで、あれだけ大きな戦争が行われていたなんて、想像もできませんでした。当時私は、まだ、この世に誕生していなかったのですから、当たり前かも知れません。
 その後、戦後ずっと平和な時代を通り抜けてここまで来ています。そして、72年の歳月が過ぎてしまいました。団塊の世代は戦後派になります。学級会を経て民主教育の中で育ちましたので、戦中、戦前を生き抜いて来た人たちとは、だいぶ考え方も変わっているのだろうと思います。これも致し方ないことです。
 
 兎にも角にも、この第2次世界対戦は世界に最も大きなインパクトを与えてきたのです。その後、高度成長、バブル崩壊、東日本大震災を経て、今、ここに新型コロナの世界大流行を迎えているのです。
 
 そこで、この大きな危機を捉えて、今年から今までの震災年号を改め、コロナ元年と改元した次第です。私も後、数年で後期高齢者の仲間入りとなります。やがて、私も鬼籍に入ることになりますが、今後、何時改元があるやもわかりません。一寸先は闇です。これ以上の国難は起こって欲しくないと思いますが、社会への大きなインパクトを考えて、ここに「コロナ元年」を宣言致します。
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