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想い続けることができれば、その想いはいつか成就する

その日その日感じたことを詩、エッセイ、短歌、日記でつづります。野菜も育ててます。

啓蟄の朝 詩

2025年02月17日 | 
啓蟄の朝

 草の間に ひそやかに
 ふと見れば 葉のうえに
 てんとう虫の 赤き影

 冬の眠りを ほどきつつ
 春の光に 誘われて
 小さき命は 目を覚ます

 冬来たりなば 春遠からじ
 風のささやき 土のぬくもり
 芽吹く緑に 時は巡る

 ひとしずくの 陽の光
 てんとう虫は 羽をひろげ
 そっと空へと 舞い上がる
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一輪の薔薇 その美しさ 詩

2025年01月25日 | 
薔薇一輪 
  一輪こその
      美しさ

百万本の薔薇として
埋もれしまうのか
それとも一本の薔薇として
輝き続けるのか

人生あれかこれか
勝利の隠者として残るか

たった一本の薔薇
それは孤高ではなく
調和の中の一本
だから尊い

だから、その輝きは
群れの中にいながらも
周りを明るく照らす

百万本の薔薇
それは豪華さと圧倒的な力

だが、その中で一つひとつの声は
どこへ消えてしまうのだろう

個性は光
その一筋の光が
どれほど美しいかを知るのは
心を澄ませたとき

同じであることに
安心を求めるのではなく
違うからこそ響き合う
その調和が価値がある

たった一つの薔薇
その命を抱きしめ
私は何のために
咲き誇るのかを探す
旅人

生まれた理由を知ること
それが私の人生
それが自らの分前である
自分

百万本の薔薇に惑わされず
一本の薔薇に心を向ける
そんな生き方いい













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ふきのとうの天ぷら

2025年01月24日 | 
春の風 ほろ苦き息吹
雪解けの大地が語る
柔らかき光とともに
フキノトウ 命を広げる

天ぷらに揚げれば香り立ち
ほろ苦さが心を揺らす
季節の一滴、その味わい
春を、そっと口に運ぶ
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今日いち-2025年1月21日

2025年01月21日 | 
霜降る朝 大地が育む瑞々しさ
紫の彩り 冬野菜の祝福
ぬか漬けで感じる
自然の息吹
アントシアニンいっぱい
大地の恵みをいただく
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年輪の意味 詩

2025年01月19日 | 
年輪

幾重にも刻む輪の中に
光と影の軌跡宿す
広がる幅は陽の証
大地と空を結びつつ
命の歩みを語り継ぐ
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