読んで、観て、呑む。 ~閑古堂雑記~

宮崎の某書店に勤める閑古堂が、本と雑誌、映画やドキュメンタリー、お酒の話などを、つらつらと綴ってまいります。

散歩がてら、生目神社の大祭へ。

2013-02-23 20:48:22 | 宮崎のお噂
まだまだ吹く風は冷たいとはいえ、日差しには春の暖かさが感じられるようになってきた今日この頃。
宮崎市の郊外にある生目神社では、きょうから生目神社大祭が始まりました。神社からわりと近いところに住んでいるわたくし、散歩がてら行ってまいりました。
雲ひとつ見あたらない快晴の天気の下、参道には約120軒の露店が立ち並び、たくさんの人で賑わっておりました。



応神天皇と藤原景清を祭神とする生目神社は、その名のごとく目の神様として親しまれています。大祭は旧正月に合わせ3日間にわたって催され、毎年多くの人で賑わいます。



神社に行くと、ちょうど神楽が始まったところでした。



地元小学校の子ども3人による舞。鬼の面をつけていても、愛嬌たっぷりの動きが微笑ましくて。それでも10分ほどにわたってしっかり見事に舞っておりました。



「三笠」と名付けられたこの舞は、ときおり激しい動きを繰り返しつつ演じられるもので、演者はかなりの体力を要するのでは、と思われました。実際、舞い終わって神楽殿を後にするとき、ちょっと足元がふらついていたような•••。お疲れ様でございました。
神楽見物と参拝を終えて、露店めぐり。



食べ物はもちろん、金魚すくいや射的の屋台もあって、たくさんの子どもたちが集まっておりました。それらを見て歩くのはまことに楽しいものでありました。農産物や漬物、飴などの地元特産品を商うお店もありました。





だいぶ前のことですが、わたくしはこの生目神社大祭で、売り口上とともに膏薬のようなモノを売っていたおじさんを見かけた記憶があります。だいぶ前といっても、オトナになってからのことなので、そんなに昔のことでもありません。初めて見る口上売りの姿に、なんだか嬉しい気持ちになったものでありました。•••結局なにも買わなかったのですが。
それ以来、大祭に出かけるたびに口上売りが来ていないかどうか探したりするのですが、ついぞ見かけることがありません。あのおじさん、あれからどうしてるんだろうなあ。一つなにか買っとけば良かったなあ。

おみやげを買って帰ることにしました。焼きイカ、たこ焼き、焼きそば、ジャンボ串焼き•••どれも旨そうなので大いに迷いました。リンゴ飴も露店ならではという感じでいいなあ。





結局、1本100円で売られていた串焼きを6本買って帰りました。で、それらは•••



焼酎お湯割りのお供として活躍してくれましたとさ。

生目神社大祭はあさって25日まで開催されます。神楽は明日も2回舞われるとのこと。お近くの方はどうぞお運びを。