一級建築士の「住宅のヒントと秘訣」

注文住宅を考えたら「住宅の考え方が180度変わる」住宅勉強会やセミナー、他では聞けない住宅や建築がわかるブログ。

神奈川県産の桧材

2010年02月04日 17時45分46秒 | 建築家の日記
 ▲無垢の桧縁甲板、7寸幅のものです。



本日は、朝から横浜地方裁判所でのボランティア活動を行って

事務所に戻って来客打合せ、スタッフ打合せと続いた。

本日、事務所へお越し頂いた方は、神奈川県産の桧材で素晴らしい山林があるので
その紹介にとお越しになった。

現在、1階が300年住宅の工法、2階が木造の「ハイブリット200年住宅」と
私が勝手によんでいる住宅を設計している。

その木造部分の柱は、5寸桧の使用を考えていたので、ちょうど良かった。

話の内容としては、

「100年間の長きに渡って育ててきた広大な桧の山林が丹沢にあって、
これまで出荷していなかったのだか特別に出荷を始める。

国定公園内にあるので、伐採量が制限されるため、こだわりのある方にだけ
必要ならお分けします。」

という内容であった。

過去にも神奈川県産の木材を使用することを検討したことがあったが、
価格などの面で断念した。

今回は、吉野桧に匹敵する素晴らしい品質だけど、価格的にはもっとリーズナブルだと
いうことでした。こだわりのある人に使って欲しいとのことでした。

この山林の桧材は、密林といって、同じ面積でも通常の倍以上の桧が植えてあるそうだ。

そのことにより、育ちがゆっくりになるため年輪が緻密になり、逆に品質の良い木になっているそうだ。

手間が掛かることと成長が遅いので、通常はもっと本数を少なくして育てるらしい。

実際に山林を見に行って、気に入った木を伐採してもらい加工してもらえる。
乾燥時間が少々掛かるが、大黒柱などの特にこだわりのある柱の場合は
そのようにしている場合があるようだ。

桧縁甲板も、写真のように大きな幅の7寸幅のものを持参して頂いた。

こうして、情報をわざわざ事務所にお越し頂いて教えてもらえるというのは
大変ありがたいことなので、普段からスタッフには、

建築に関する営業や売り込みの電話はすべて私に廻して良いことにしている。

様々な情報を事務所にいて知ることができるので、大変ありがたく感謝しているからだ。

但し、中には時間の無駄、無用の営業の電話も多く、
特に資産運用の話などは、聞くだけ無駄なのでスタッフの段階で
お断りしています。(^_^)v
 







……………………………………………………………………………

一級建築士事務所 横浜市

ALL contentsCopyright R 2010 mitasu


ミタス一級建築士事務所へ


メールでのお問い合わせ



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする