一級建築士の「住宅のヒントと秘訣」

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ハンブルグのソーラー住宅

2008年04月03日 18時38分37秒 | ドイツ エコバウ建築ツアー
みなさん、こんにちは。ミタス一級建築士事務所の清水です。

ドイツエコバウ建築ツアーその(19)です。

ハンブルグにある、ソーラー住宅群です。

こういうところでは、必ず下の写真にあるように個別のソーラーに
集中管理のボイラー室があります。

これは、戸建て群だけでなく、マンション群などでも同じです。

日本のソーラーシステムでは、地域や条件によってかなり異なりますが、10平方メートルの面積(6畳くらいの大きさ)で、1KWくらいです。

いざという停電時に、日本では自宅で使えるのは1.5KWまでと決まっていてそういうシステムになってしまっていますから、たくさん付けてもすべてこれで電気が賄えるわけではありません。

もちろん余剰電力は、電力会社に買い取ってもらうことができます。
3KWくらいがひとつの目安です。





▲家の南側の屋根は、当然ソーラーが載っています。



▲わかりにくいですが、車庫の屋根は、ほとんど植栽のグリーンで覆われています。



▲左にいる人が、このソーラー住宅群を開発したガス会社の職員さんで、案内して頂きました。南の屋根にソーラーパネル、北の屋根にトップライト(天窓)です。



▲これが、この地域の集中ボイラーです。



▲システム概要図



▲内部は、こういうボイラーや配管の機械だらけです。


次回は、いつも床材や木部の自然塗料でお勧めしている リボス社とその付近の建物を紹介します。




住宅 設計事務所 ミタス一級建築士事務所

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