一級建築士の「住宅のヒントと秘訣」

注文住宅を考えたら「住宅の考え方が180度変わる」住宅勉強会やセミナー、他では聞けない住宅や建築がわかるブログ。

住宅の地鎮祭について

2006年10月22日 12時30分38秒 | 建築家の日記
ミタス一級建築士事務所の清水煬二です。

昨日2006年10月21日は、川崎市中原区で地鎮祭がありました。

地鎮祭は、「初めてです…」という方がほとんどで、「どうしましょうか?」とよくご相談を受けますが、私の記憶ではすべて行っています。

神主さんまでお呼びするのはちょっと…という方の場合は、なんと私が祝詞をあげてしまします。(^^;) その場合、もちろん神棚も祭壇もありませんが、






▲地鎮祭のときの写真(横浜市青葉区)


地鎮祭で私が祝詞として口にする言葉は、

その建物が安全に完成することはもちろん、完成後のその家やそこにお住まいになる方が益々繁栄し幸せになっていただきますように、

その家を訪れる方すべての方が繁栄し幸せになっていただきますように、
とりわけ子供達にとっては特別に大きな幸せをもたらしていただきますように、

願わくばこの家を観た子供達が、将来建築家になって自身も素晴らしい家を設計してみたいと思えるような家となりますように、
またご近所の方々の繁栄や幸せ、この家の建築に携わったり関係したすべての業者や職人、担当者が、益々幸せとなっていただきますように…

というような内容を、普通の言葉にして祝詞をあげます。

私が祝詞をあげると、必ずといっていいほど皆さんは驚かれますが、私の心からの願いでもあり、言葉の内容が普通の言い方ですから意味もわかりますので、喜んで頂いているようです。

もちろん、神主さんを頼むことがほとんどですが、
その場合でも、私の心の中でさっきのような内容を地鎮祭が始まる前と、最中に心の中でお祈りしていますし、いつもそういうことを願いながら住宅の設計や監理をしています。

というわけで、建売などの場合は無理でしょうが、注文住宅の場合、仮に上棟はできなくても地鎮祭だけは、儀式であれ、形式であれ、私は心を込めてやっておいた方が良いと思っています。

次回、その(2)に続く

神奈川県横浜市 ミタス 一級建築士事務所のホームページ http://www.mitasu.com/


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