一級建築士の「住宅のヒントと秘訣」

注文住宅を考えたら「住宅の考え方が180度変わる」住宅勉強会やセミナー、他では聞けない住宅や建築がわかるブログ。

住処プロジェクト その2

2009年10月13日 09時19分51秒 | スタッフのブログ
▲みんなで食べた駅構内の「宇都宮餃子館」 
 掴んでいる「餃子おむすび」、おいしかったです 




こんにちは、清水です。住まいに興味のある方はもちろん、無い方にも
何となく役に立つか、楽しめる内容になるよう願って書いています。


本日は、スタッフブログです。

先日の 住処プロジェクト その1 の続きですが

一気に書いてくれました。

……………………………………………………………………………



こんにちは。設計スタッフのS.Kです。

東京ガスの「SUMIKA Project(住処プロジェクト)」見学会に参加したので、
ご報告です。
(9月24日付けのブログをご参照ください。)

建築家の伊東豊雄さんをリーダーとして、

「自由で豊かに自然と関わることのできる住空間」
「人々の動物的本能を甦らせるような、自由で独創的な住まい方」

を4人の建築家が提案する、このプロジェクト。

自然と関わる・・・
動物的本能を甦らせる・・・
どのように表現するのか、個性の出るところです。

伊東豊雄さんは、「木陰のつどい」。


 ☆写真:パヴィリオン全景
▲建物の前にある大きな桜の木。
 この下での宴会をイメージして・・・







 ☆写真:パヴィリオン内部
▲幹から枝を広げるような架構の下に
 15人掛けのテーブルを置いています。







 ☆写真:パヴィリオンの食事
▲実際にお食事をいただきました。

座っていてトップライトからの日差しが直接当たると
どうしてもまぶしいものです。
木漏れ日ですね。
少し席をずらして直射日光を避けることになり、
絶妙に樹の下にいる気分になります。






藤森照信さんは、「火を焚いた洞窟から外を眺める」。


 ☆写真:コールハウス眺め
▲両側の天井が下がった穴倉のような形の部屋に・・・







 ☆写真:コールハウス暖炉
▲丸みをもたせて塗り込んだ暖炉があります。

外壁に張った焼いた杉板は、触ると手が真っ黒になりますので、
ほんとうの洞窟内部を彷彿とさせます。







 ☆写真:コールハウスはしご
▲はしごを登ると・・・







 ☆写真:コールハウス個室
▲個室。
こちらはツリーハウスの趣きです。

穴倉に逼塞したい気分なら洞窟へ、
高いところで遠くを眺めたくなったらツリーハウスへ。
なんて欲ばりな造りでしょう(笑)






西沢大良さんは、「日差しと生活リズム」。


 ☆写真:西沢大良 内部
▲ワンルームにキッチンとベッド。
 壁はすべて扉、開ければ外は草原です。







 ☆写真:西沢大良 屋根
▲半透明のルーバーでできた屋根で、
 朝はベッドに、正午にはキッチンに日が差します。

太陽とともに生きる、時計いらずの住宅です。






藤本壮介さんは、「家と街と森の一体化」。


 ☆写真:藤本壮介 箱型の部屋
▲箱型の部屋が積み重なり、
 樹木ごと空間を構成。






 ☆写真:藤本壮介 ベッドルーム
▲ベッドから木を眺められ・・・






 ☆写真:藤本壮介 浴室
▲浴室も外部と融合しています。





4つの提案を見て、
「自然との融合」とひとことで言う中で生活に取り入れたいのは、
視覚と聴覚に関わるものだけだと感じました。

明るい日差しや小鳥のさえずり、木々のさざめき・・・
これらはできる限り生活に取り入れたい。

が、季節ごとの暑さ・寒さにはできる限り影響を受けたくない。
冷暖房機器に頼りすぎたくないし、
かといって修行僧のようには暮らせない。

実際に住み続けるには、
外気温の影響をなるべく受けない断熱性能をもち、
視覚や聴覚で五感を刺激する住宅がいいなぁ・・・と、
さまざまに考えさせられました。

招待くださった東京ガスのKさんに感謝!です。

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馬場のぼる展

2009年09月17日 20時18分58秒 | スタッフのブログ
▲ 「馬場のぼる展」 チラシ


みなさん、こんにちは。ミタス一級建築士事務所の清水です。


本日は、スタッフブログのアップです。




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子どもの視点~青森県立美術館「馬場のぼる展」にて


こんにちは。設計スタッフのS・Kです。

8月のお盆休みに、義父母の住む青森に行ってきました。

夏涼しく、食べ物のおいしい青森行きは毎年の楽しみですが、
2006年に青森県立美術館ができてから
さらに楽しみが増しています。

ちょうど開催されていたのが、
楽しい絵本や漫画で有名な「馬場のぼる展」でしたので、
喜び勇んで出かけました。






▲子ども向けに配られた「鑑賞ガイドブック」より。
馬場のぼるさんは青森出身です。




▲1967年出版の「11ぴきのねこ」。
 シリーズは全6作。

館内は原画やスケッチがたくさん展示されており、
私はその生き生きとした線に見とれておりました。

一緒に行った小学2年生の甥も、
以前からこのねこたちが大好き。
ちょっとずるくてマヌケなねこたちの行動に、
大いに共感しているフシがあります(笑)

この甥がいちばん興味を示したのが、
『絵巻えほん 11ぴきのねこマラソン大会』の原画。

長い紙をアコーディオンのように折りたたんだ形式の絵本なので、
原画はたて45㎝、幅4.4mもあります。

展覧会の図録に載っていた、馬場さんの談・・・

「なにしろネコの国のマラソン大会ですから、
 ふつうのマラソンとは違います。・・・
 まあ、人生の縮図みたいなものです。」

「あれも描き加えたい。これを描きこみたい。
 描きたいものが次から次へと湧いてきて、
 タイヤキのアンコは、どんどん詰まってふくらんで行きました。」





▲展覧会の図録より、絵巻の一部(マラソンのゴール付近)。
 場面はこの何倍もつながっています。

走っている11ぴきのねこ以外にも
数え切れないほどのねこたちの生活ぶりが描きこまれている、一大絵巻です。

その長い長い原画に、甥がずいぶん長いこと見入っていたので、
「これだけの絵を描くって、すごいよね」
と話しかけたら、
彼は目をキラキラさせて、ひとこと。
「うん。でも、これだけ走ったねこもすごいね」


その瞬間、確かに彼はねこの世界に生きていました。

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子供用英語辞書

2009年09月10日 13時19分37秒 | スタッフのブログ
▲Children's Dictionary 表紙
(SCHOLASTIC REFERENCEより)
 


みなさん、こんにちは。ミタス一級建築士事務所の清水です。

本日は、スタッフのブログです。



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こんにちは 

インテリア担当のM.K.です。


今日は最近見つけた、お気に入りの本をご紹介します。


表題にあるように「Children's  Dictionary」。
子ども向けの英・英辞書です。
8歳以上向けとされています^^;

B5より大き目の縦26cm×横21cm×厚み4cmと
立派なサイズですが、日本の同サイズのものよりも
少し軽く感じます。

楽しそうな表紙の図柄や色使いが目を引き
つい購入してしまいました。

辞書の中身は
カラフルで大胆にページを割いてかかれる図、
文字も詰めすぎず読みやすい間隔でかかれ、
説明分も子供向けなので簡潔で
分かりやすくなっています。

少し中をご紹介します。



▲ dolphin - イルカ
(SCHOLASTIC REFERENCE Children's Dictionary より抜粋)

漫画ではない本物に近い絵。
あちこちから棒線が引かれ
各部分の名称があります。






▲ dog - 犬
(SCHOLASTIC REFERENCE Children's Dictionary より抜粋)


犬についての説明分と絵。
薄いグリーンで囲われた部分には
犬の由来について書かれれています。






▲ baseball - 野球
(SCHOLASTIC REFERENCE Children's Dictionary より抜粋)


ページの1/3程の大きさを使った図。
それぞれ9人からなる2チームで、
バットとボールを使い試合をする。
グランドと写真にあるような用具を使います、
との説明文があります。






▲ soccer - サッカー
(SCHOLASTIC REFERENCE Children's Dictionary より抜粋)

知らない人にもわかりやすい様、
フィールド内の名称や、
プレイヤーのポジションを載せています。

辞書の後ろに添付されている
世界地図は日本が地図の中心になく新鮮でした。
ヨーロッパ・アフリカが地図の真ん中にありました。



また、
ジョージ・ワシントン アメリカ初代大統領から
ジョージ・ウォーカー・ブッシュ前大統領まで、
アメリカの歴代大統領の肖像画と共に
生年月日や在任期間、所属政党まであり
名前だけ知っている歴代大統領の
顔を知ることができます。

どこ製かは記載が見つけられませんが、、
$18.99 US / $20.99 CAN とありました。


子供と楽しもうと思って購入した辞書ですが
どうやら、はまっているのは私だけのようです!(^^)!


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香川県の直島

2009年08月25日 10時33分41秒 | スタッフのブログ
▲直島 本村地区 八幡神社より



みなさん、こんにちは。ミタス一級建築士事務所の清水です。


本日、スタッフのブログです。

前回続きのフレンズオンアイス2009 その2は、この次にアップします。


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こんにちは。設計スタッフのY.Fです。

2009年5月20日

2009年6月30日

のブログに引き続き、
香川県の直島をご紹介したいと思います。




▲直島 本村地区『家プロジェクト』エリア

直島の中で本村(もとむら)地区は、かつては城下町として栄えた地区で
本瓦と黒く焼いた杉板の外装材が使われた家々が建つ町並みです。
古いものでは400年を超える民家もあるそうです。




▲いくつかの家にこのような表札が見られ
屋号表札と言い、苗字とは別の
古い家の持つ「ニックネーム」だそうです


▲素敵な暖簾を掛けている家が多くありました



▲通りを歩く人に庭が見えるように
扉を開けてくれているのですね。



手入れをし今も立派に使われている家もありますが、
住む人が不在のまま朽ちていくものもあり
使われなくなった家屋をうまく活かしていくことができないかと考え
『直島・家プロジェクト』はスタートしたそうです。





▲八幡神社入口




▲八幡神社近くのギャラリー
塀のアートが素敵です



古い民家を保存する試みは全国で行なわれていますが
『直島・家プロジェクト』が面白いのは、
アーティストを招き、家そのものを作品化したことです。

古民家が現代アートと交じり合い、全く違う空間・作品となっています。



▲▼『石橋』千住博 氏作
製塩業を営んでいた石橋家を利用し絵画作品を展示

 

内部撮影禁止の為、お見せできないのが残念ですが
静寂を感じる作品です。

どの作品も中に入ると、とても外観からは想像できないような
別空間になっています。



▲『護王神社』杉本博司 氏作
老朽化した江戸時代からの神社の本殿・拝殿を建て直し、
地下に石室を作ってガラスの階段で本殿とつなぎ、光を採り入れた作品




▲このガラス階段が地下まで続いています
地下へ行くと真っ暗闇で、地上から続く階段部分からのみ光が漏れ、
ガラス階段が天へと続いているようでした





▲『はいしゃ』大竹伸朗 氏作
歯医者だった建物の内外装に廃物を設置し塗装を施した作品


こちらの作品は外観も原形を留めてないですね。
中も奇抜でした。床・間仕切は撤去され自由の女神などが置かれ
木造を感じさせないほどの塗装が施されています。








▲『南寺』ジェームズ・タレル 氏作/安藤忠雄 氏設計



こちらは新築です。古民家だけにこだわらず
作品を表現できなければ新築も可という自由な発想で計画が
進められていることころも面白いところですね。

それにしても・・・古い民家を現代アート空間に!?
町民の反対は受けなかったのでしょうか???

当初は町民の関心も薄く、現代アートという異質なものが
保守的な土地に入って来ることに対する反感や抵抗もあったようです。

しかし島全体を使った現代美術展などを行ない、
町民にもアートに参加してもらうことにより
町内の理解を得られるようになったそうです。

各館スタッフを町民の方が勤められており、今では
皆様このアートをとても楽しんでいらっしゃるようでした。
道を尋ねても親切な方ばかりで本当に素敵な町でした。






▲昼食は有形文化財を改装したカフェにて(^-^)


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2軒それぞれ住宅完成

2009年08月22日 16時25分07秒 | スタッフのブログ
▲ H様邸 ロフトでお嬢さんたちが遊んでいます。




みなさん、こんにちは。ミタス一級建築士事務所の清水です。

本日は、スタッフブログです。

今月、ほぼ同時に引き渡した2軒の写真のようです。



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それぞれの~完成!



こんにちは。設計スタッフのS.Kです。

先月のスタッフブログでご紹介したふたつの新築物件の引渡しが、
先日無事に終わりました。

どちらのお宅でもお子さんが家じゅうを行ったり来たりして、
全身で喜びを表現してくれているようでした。
私にとって嬉しい瞬間です。

さて、それぞれのインテリアはどのように仕上がったでしょうか。
一部ですがご紹介します。


まずはH様邸。




▲子ども室。
無垢パインの床は厚さ30mm、現場で自然塗料を塗布しました。
 素足に心地よい仕上がりです。
 
赤い室内ドアを気に入ってくださり、
お嬢さんのデスクも赤を購入されたそうです。







▲2階のトイレ、床はリノリウムの長尺シート貼。
 天然素材で目地がないのが利点です。
 ケナフクロスも清潔感のあるブルー系でまとめています。








▲主寝室。
窓と対面する壁面にベッドのヘッドボードを向けるので、
 ダークグレーのケナフクロスで強調しています。









▲2階ホールは図書コーナーになる予定で、
 落ち着いた茶系のケナフクロスを貼りました。
 通称「ミルクココア」色です。






そして 次はN様邸。





▲玄関を入ったところ。
 パイン材のドアと階段手すりは存在感があります。








▲玄関ホールから見上げるトップライト。
吹き抜けのこのスペース、
大きなクリスマスツリーを飾る計画をされているそうです。









▲LDのリビング側。
窓の外は隣地の雑木林なので、
木の質感を生かしたインテリアが一層引き立ちます。









▲雨水タンクに興味津々のお子さん。
 照れてなかなか写真におさまってくれないのですが、
 かわいい後姿をとらえました^^



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さて、私は明日の日曜、昼からプライベートですが

フレンズオンアイス2009へ行き

荒川静香さんと高橋大輔さん、
シェーリーン・ボーンさんなどのアイスフィギュアを

昼の部、夜の部と連続で観て来ます! (^^)ゞ


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海のエジプト展

2009年08月04日 12時30分42秒 | スタッフのブログ
▲「海のエジプト展」パシフィコ横浜入り口




みなさん、こんにちは。ミタス一級建築士事務所の清水です。
本日は、スタッフのブログです。

「海のエジプト展」おもしろそうですね。
私も行きたいです。多分、9月19日には観に行くと思います。


なぜそんな先の日程に?

その日は、すぐ近くの「赤レンガ倉庫」で、
事務所協会のお手伝いをしていて
暇な時間があるはずだという確信のもとに… (^^)ゞ

クレオパトラの横顔がもう少しハッキリしていれば
もっと良かったんですけどね…


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こんにちは
インテリアスタッフのMKです。
今回はみなとみらいで開催されている「海のエジプト展」です。



▲みなとみらい 日本丸

曇り空でしたが雨は降らず外出には
ちょうど良いお天気でした





▲「海のエジプト展」

ホール入り口には私の背丈ほどの
大きなポスターがありました。




古代エジプトの都アレクサンドリア、
その沖合いより引き上げられた数多くの遺物を
展示しており見ごたえがありました。

夏休みに入っており多くの家族連れで
賑っていましたが 平日でしたので
ゆっくり展示品を見て回ることができました。


入り口で500円を払うとヘッドホンと
キャラメル箱大の機械の貸出しがあり

その機械に展示品番号を打ち込むとガイド音声が流れます。
(お子様用には「名探偵 コナン」のガイドもあり、
文字を読むのが大変な子どもには良かったようです。)

このエジプト展を紹介する新聞などで
見出しを飾っていることの多い
5mほどの3体の像は迫力があり
思わずゾクッとしました。
(写真を撮ることができず 本当に残念でした)

スフィンクスの像も状態の良いものを
大小たくさん見ることができました。

発見されたときには正面が下になっていた石碑には
古代文字のヒエログリフがはっきり残っており、

文字と言うよりは何か幾何学模様のようで、
とてもきれいでした。

クレオパトラの横顔が刻印されていると
言われる金貨の前には人だかりができていましたが・・・

金貨はあまりに小さく、輪郭もはっきりしていない
横顔だったので、ちょっと残念でした。

最後にたくさんの展示を見た後のお楽しみに?
古代の香りコーナーが設置されており
「クレオパトラの好んだ香り」など、さまざまな香を
楽しみました。

気がついたら4時間もの時間が過ぎていて、驚きましたが
(触れてはいけませんが!)触れられる程、間近で多くの展示品を

見ることができ、迫力や繊細さにも触れられて
とても満足のいく「海のエジプト展」でした。



▲お土産に買った パピルス画




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仕上げに向かって工事中

2009年07月10日 10時36分29秒 | スタッフのブログ
▲壁はまだこれから、床は節無しの無垢材


みなさん、こんにちは。ミタス一級建築士事務所の清水です。

平日は、ほぼ毎日スタッフと手分けして現場へ確認に行けるように
なりました。

本日もスタッフのブログです。

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仕上がってからのお楽しみ~それぞれのインテリアスタイル


こんにちは。設計スタッフのS.Kです。

現在ふたつの新築物件が、内装仕上の工程に入っています。

この2軒はどちらも無垢パイン集成材の室内ドアを使用していますが、
お施主様のお好みや提案により
雰囲気の違うインテリアになる予定です。


まずは、H様邸。


▲H様邸の無垢パイン集成ドア


シンプルなインテリアをお好みのこちらのお宅では、
節のない、フラットパネルのドアを使用しました。

ドアの塗装色は白を基本とし、
アクセントで部屋によっては赤を取り入れています。
(実際の赤は、写真よりマットで落ち着きがあります)

この後、
紙クロスの一部や木製ブラインドでダークブラウンを取り入れ、
メリハリの効いた空間に仕上げていきます。

床材は節のある無垢赤松フローリングとし、
写真に少し見えていますが、化粧梁を見せることで、
無垢材の素材感をバランスよく取り入れました。



次にN様邸。




▲N様邸の無垢パイン集成ドア

やわらかい雰囲気や自然素材を強調したイメージがお好きなこちらでは、
節がある、四方框で立体感のあるドアを使用しています。




▲N様邸の2層吹き抜け。
 2階ホールの手摺が見えています。
 ここもパイン材の優美なデザインのものを選定しました。


さらにドア周囲に飾り枠をほどこし、
表面は自然塗装のクリア色とすることで
パインの素材感を強調しました。

この後、
淡い色使いの紙クロスやカーテンでまとめていきます。

但し、こちらは床材は節なしです。
ドアも床も全部が節あり材ですと、お好みよりも素朴な雰囲気になりすぎるためです。


どちらのスタイルも、
自然素材を使用すること、全体の調和を図ることは共通しています。

それぞれのご家族のイメージに合った住まいに仕上がるよう、
いよいよラストスパートです。


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林芙美子 記念館

2009年07月09日 10時50分35秒 | スタッフのブログ
▲ 林芙美子記念館


みなさん、こんにちは。ミタス一級建築士事務所の清水です。

おとといの2009年7月7日は、神奈川県の消費者センターの依頼で
悪徳リフォーム業者に引っ掛かっていないかどうかの現場確認を行ってきました。

そして昨日は、
神奈川県建築士事務所協会の設計監理委員として、
電話と面談による相談の当番でした。

さて、本日もスタッフのブログをアップいたします。


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こんにちは、インテリアスタッフのM.Kです。
今回は林芙美子記念館です。


▲『林芙美子記念館 庭から家屋を見る』


少し前に森光子さんの単独主演による「放浪記」2000回公演が話題になっておりました。 
以前見た雑誌に作者・林芙美子の邸宅が載っていたのを思い出しネットで見たところ、

ちょうど作者の命日が近いということで、普段されていない建物内部の一般公開の
抽選があることを知りました。
運よく当選したので、梅雨の合間の晴れた日に見学に行きました。


▲『入り口』




▲『入り口入ってすぐ脇の孟宗竹』



今回入り口からは入れませんでしたが、裏から回ってみると
門裏には孟宗竹が生い茂っていました。
芙美子たちが生活していた頃はもっとたくさんの竹があったようです。



この記念館は作家である林芙美子の邸宅だったもので、
1951年6月28日になくなるまでの10年間を過ごしています。

ボランティアガイドの方が一緒に回り
1時間ほど室内を案内してくれました。




▲『渡り廊下』



この家を建てるにあたり、「東西南北、風が吹き抜ける家」と言うのが
芙美子の希望であったそうです。

当時は規制で30.25坪の広さの家しか建てられなかったため、
夫で画家の緑敏(りょくびん)名義のアトリエ棟を邸宅のすぐ隣に建て、
渡り廊下のようなものでつなぎ合わせ広さにしました。


戦火を逃れたこの家は京風が感じられる数寄屋造りと民家風とが
綯い交ぜになった感のある落ち着いたものでした。


▲『居間』
大きなガラスの入った建具で開放感のある居間




▲『寝室- 奥に掛けてあるのは芙美子のきもの』

特別に姪御さんがこの日のために出してくれたようです。
落ち着いた色の着物でした。




▲『書斎』



当初は納戸として造られた部屋でしたが、ほの暗い感じが落ち着いたのか
芙美子はここを書斎としました。 雪見障子が入れられており、とても
納戸用に造られたとは思えませんでした。
建築家・山口文象は当初からここを書斎とするような
心づもりがあったのではないでしょうか?

極度の近視だったためこの机に額をこすりつけるようにして原稿を書いたそうです。
押入れの中にはタンスが入れられていました。


▲『書斎 入り口』



奥に見える高さのない障子が扶美子の書斎入り口です。

ほのかな白熱灯だけで照らす部屋はなんとも風情があり
落ち着く空間でした。




▲『もみじ』




都営地下鉄大江戸線・西武新宿線「中井駅」より徒歩5分。

駅の近くにありながら緑の多い林芙美子記念館で
ちょっとした森林浴気分が味わえました。
 


<お知らせ>
来年22年3月23日(火)に林芙美子記念館会館を記念し建物内部の特別公開があります。

林芙美子記念館HP


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『エネファーム』とは…

2009年07月06日 17時40分54秒 | スタッフのブログ
▲『エネファーム』
<画像:東京ガス㈱パンフレットより> 



みなさん、こんにちは。ミタス一級建築士事務所の清水です。

先日、スタッフに「エネファーム」のセミナーへ出席してもらったので、
そのことについて、本日アップします。

前回、ショールームへ同行してエネファームの説明を一緒に受けた
ミタス一級建築士事務所のユーザーの方は、

費用はかなり高額で、まだまだペイはしないのですが、

私の予測を遥かに超えた返事でした。

「地球の環境と温暖化防止のために、少しでも貢献させて頂きます」
 とのことでした。(^^)ゞ

凄い…恐れいりました… m(__)mペコッ


……………………………………………………………………………

こんにちは。設計スタッフのY.Fです。

東京ガス主催「家庭用燃料電池 エネファーム」の説明会へ行って参りました。

妻夫木聡さんをイメージキャラクターにした、ガスパッチョのCMは
ご覧になられた方も多いと思いますが、あのCMで紹介されているのは
ガス発電『エコウィル』になります。


今回説明を聞いてきたのは燃料電池発電『エネファーム』で
今年の春より販売がスタートしました。


東京ガスなのに電気をつくる??
不思議な気がしますが、『エコウィル』と『エネファーム』
どちらも発電する商品で家庭の電気として利用できます。

違いは何になるのでしょうか?


まず『エコウィル』は、
ガスを使ってガスエンジンを動かし発電する機械です。
同時にその時に熱が出る為、その排熱を利用してお湯を作り、
給湯や暖房に利用することができます。

エンジンを起動させる為、どうしてもエンジン音が出て
一般の給湯機と同じくらいの騒音が出ます。
また燃焼させる為、蒸気が発生します。


発電量は定格1kwで、1kw分電気やお湯を使うと発電します。



一方『エネファーム』は、天燃ガスから水素を取り出し、
空気中の酸素と化学反応させて電気とお湯をつくります。




▲『エネファーム』発電の原理
<画像:東京ガス㈱パンフレットより>




高校の化学の授業で初めて習う化学式かもしれませんね。
『エコウィル』と違ってガスを燃焼させる訳ではありませんので
二酸化炭素CO2が排出されず大変環境に良い商品です。

また音も大変静かで外に出る蒸気も少量になります。



こちらは300w~発電スタート。最大で1kwの発電をします。
電気やお湯の使用状況にもよるのですが常に発電しているイメージで
『エコウィル』より発電率は良くなります。

※『エネファーム』『エコウィル』とも発電した電気を
貯めておくことはできません。
使用頻度によって発電するシステムです。




▲『エネファーム』仕組
<画像:東京ガス㈱パンフレットより>




『エネファーム』を導入すると四人家族で年間1.5トンのCO2削減になるそうです。
1.5トン??

テレビを毎日1時間減らすと年間-10kg程度
エアコンの温度を27℃→28℃、1℃上げると年間-35㎏程度のCO2削減
ということなので1.5トンはすごいかもしれませんね。


『エネファーム』の導入はプリウス2台分に相当するということでした。

電気も作るしお湯も使えて、環境にも良いとは是非とも導入したい気がしてきます。


しかし・・・、問題は価格です。

『エネファーム』は

平成22年2月10日までに申込+平成22年3月10日までに取付完了する物件は
国の補助金が140万円出るのですが、

補助金の関係上機器代が税込3,465,000と価格が決まっています。

補助金額を差し引いても機器だけで約210万円程掛かります。
これに工事代が掛かります。


『エコウィル』は補助金無しで機器は100万円ちょっとくらいです。

元が取れるのでしょうか??


ガス料金は割引があり

『エネファーム』+ガス床暖房+ガス浴室暖房乾燥機 11%引
  ↑
『エコウィル』 +ガス床暖房+ガス浴室暖房乾燥機  8%引
  ↑
『エコジョーズ(東京ガス 潜熱回収型給湯器)』+ガス浴室暖房乾燥機 6%引

と価格の高いものを入れるほど割引率が大きくなります。


『エネファーム』『エコウィル』とも発電するため電気代も安くなります。
もし屋根のソーラーパネルも同時に導入すると、
余った電気は東京電力に売ることもでき、さらに安く済むでしょう。


しかしながら『エネファーム』機械の寿命は、7年~最長10年だそうです。


『エネファーム』の今の価格では、ガス代や電気代が安くなっても
7年~10年ではとても回収できません。
東京ガス談ですが『エコウィル』は元が取れる計算になるそうです。


また大きな設置スペースがいることが難点です。
お湯を貯めておくタンクが必要で、

タンク内部は全く空気に触れない為メンテナンスフリーなのですが
(これが本当ならオール電化と比べるとメリットです。)
点検スペースは設けなければなりません。

およそ幅3.4m×奥行1.2m×高さ2.4mの設置スペースが必要で
置き方はいろいろある為、必ずしもこの広さがなくても良いのですが、
置き場所を確保できるかで導入できるかも決まってきます。


いずれにしても高価な商品の為、普及が進み価格が安くなるのを期待したいですね。

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横浜市 住宅リフォームも 

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直島のベネッセハウス

2009年06月30日 17時56分24秒 | スタッフのブログ
▲海から見た「ビーチ」「パーク」棟 


みなさん、こんにちは。ミタス一級建築士事務所の清水です。

6月の最後は、スタッフブログです。
晴れていて青空と青い海なら、さらに素晴らしかったでしょう。

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こんにちは。設計スタッフのY.Fです。

前回の 2009年5月20日   に引き続き、
今回も直島の「ベネッセハウス」をご紹介します。



直島アートプロジェクトの中核、
「ベネッセハウス」は安藤忠雄さんの設計で
ホテルを備えた美術館となっております。

館内外の至るところに作品が展示されて
(中には作品と気づかずに通りすぎてしまうものも!)
宿泊者は一日中アートを楽しむことができます。

敷地内に「ミュージアム」「オーバル」「パーク」「ビーチ」
4棟の宿泊施設があり、私は「パーク」に宿泊しました。


▲「パーク」棟エントランス
安藤忠雄さんらしいコンクリート打放しの建物です。




▲「パーク」棟受付フロア
右に行くと宿泊、左の階段を下りるとすぐに展示スペースになっています。




▲部屋からの景色。










▲シナランバーの家具を基調としたあっさりとした内装です。








▲「ミュージアム」棟 テラスより








▲「オーバル」は丘の上にあり「ミュージアム」からモノレールで向かいます。
歩いても行けるようなのですが、かなりの急坂でしたf^^;





▲「オーバル」棟はドーナツ形の建物になっていて
中央が水辺でぐるっと周って各部屋にアクセスするようになっています。








▲上から撮影。
棟の上が庭園になっていて四方の景色を楽しむことができます。







館内のアートは、宿泊者でなくても入館料を支払えば楽しむことができるのですが
「オーバル」だけは宿泊者ではないと行くことができません。
ベネッセハウスの中で一番素晴らしい建物でした。

http://www.naoshima-is.co.jp/
▲ベネッセハウス公式ホームページ


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ミタス一級建築士事務所 公式ホームページ (^^)ゞ 

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日本民藝館へ

2009年06月16日 14時12分10秒 | スタッフのブログ
▲ 日本民藝館


みなさん、こんにちは。ミタス一級建築士事務所の清水です。

昨日から、ブログの画面を変更しておきました。
暑い夏になっても、ブログは涼しげな感じに!

本日も、スタッフのブログです。
こんなところがあったんですね。(^^)ゞ

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こんにちは、インテリアスタッフのMKです。

すっきりと晴れた日に駒場東大前駅から徒歩5分のところ、
閑静な住宅街のなかにある日本民藝館へ行ってきました。














民藝館は民藝運動の創始者であった
柳宗悦(本来は‘むねよし’だが、‘そうせつ’とも呼ばれる)を
中心にした同志により企画され1936年(昭和11年)10月に開館しました。







今回は同館に収蔵されている民藝運動の同志の一人であった
棟方志功の ―倭(やまと)画と書の世界― 特別展が開催されていたので
民芸風の家の造りを見に行ったのですが、2倍楽しめラッキーでした。

館内の撮影は禁止でお見せできず残念です。

3mほどの天井の高さに20cmもある柱、
同じく20cm程の高さの幅木、天井廻りぶちなどは
30cm程もあり堂々として風格がありました。 

建具は現在のドアの高さの基準が2mなのに比べると
昔の基準サイズ1.8mでしたので低く感じましたが、

85cmと幅のある引き戸なので圧迫感は感じませんでした。
引き戸にも幅広の框がまわり室内との調和がとれた風合いでした。

展示室などの照明は蛍光灯のシーリングが多かったのですが、
玄関ホールなどはシンプルなガラスグローブのペンダント型白熱灯で、

天井からのチェーンも柱と同系色としてあり、大きな照明器具なわりに
ひっそりとしてまわりになじんでました。

玄関入って正面中央には階段があり途中の踊り場から
左右ふた手に分かれて2階へ上ります。

玄関ホールと階段上部は吹き抜けとなっています。 
2階のホールは1階の玄関ホールをぐるりと囲んで廊下が廻らされ
1階同様高い天井なのでとても開放感があり気持ちのいい空間でした。

そんな空間に置かれている座り心地のいい木のベンチで
かなり長い間2階の吹き抜けの感じを楽しみました。

棟方志功展もしっかり見てきました。

また機会があればご紹介したいと思います。



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横浜市 劇的!!大改造ビフォーアフター の建築士は… 

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横浜開港150周年

2009年06月12日 16時17分19秒 | スタッフのブログ
▲横浜開港150周年目の赤レンガ倉庫


みなさん、こんにちは。ミタス一級建築士事務所の清水です。
本日は、横浜生まれ横浜育ちのスタッフがブログ担当です。

今年は、横浜市建築事務所協会でも、横浜開港150周年の記念イベントを
いくつか行いました。


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Y150!

こんにちは。設計スタッフのS・Kです。

去る6月2日は、
横浜開港から150年目の記念日でした。

例年この日は市立小・中・高校は休日となり、
港の周りで祭典がおこなわれますが、

今年は特に「Y150」と銘打って、数ヶ月にわたり、
市内各所でイベントがおこなわれています。




▲Y150(横浜開港博)の市民参加ガイド。
 これだけでも浮き立つ気分になる、単純な私・・・




横浜育ちの私、この記念の年にぜひ何かに参加したい!というわけで、
6月7日(日)に赤レンガ倉庫で開催された
「18区紹介デー青葉区編“なるほどThe AOBA”」
というイベントで、
少しだけお手伝いをしてきました。





▲各区の文化活動を紹介するこのイベント、
 充実した内容です。



『なるほどThe AOBA』では、
平均年齢76歳の混声合唱団、
囃子と和太鼓の郷土芸能保存会、
小中高生によるミュージカルグループ、
創立26年の管弦楽団、
の区内4団体が、日ごろの活動の成果を発表。

私は小中高生ミュージカルの裏方で衣装替えのお手伝いをしていて
舞台は見られませんでしたが、
裏にいても各グループの熱気が伝わってきました。




▲ミュージカルのリハーサル風景。
 子どもたちは吸収が早い!
 急な立ち位置変更があっても、1回で確実に覚えます。


同じく「Y150」イベントの一環で公募の市民500人とともに
舞台を作り上げた演出家の宮本亜門さんが、

「横浜市民の草の根の文化活動の幅広さに驚く。
 ふだんの活動が充実しているからこそ、
 短期間でこれだけの舞台に仕上がる」

という話をTVでしていました。

このお祭り気分、乗っかってみると楽しいものです!
7日の赤レンガ周辺はかなりの人出で賑わっていました。




▲6月7日の赤レンガ倉庫周辺


有料の博覧会場は入場者が伸び悩んでいるという報道がありましたが、
無料イベントの充実ぶりにも関係があるかもしれません。

以上本日は、地元横浜・青葉区の話題をお送りしました^^

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横浜市 住宅 建築家  

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香川県の直島

2009年05月20日 18時38分34秒 | スタッフのブログ
▲ 香川県の直島は瀬戸内海に浮かぶ小さな島です。


みなさん、こんにちは。ミタス一級建築士事務所の清水です。

スタッフのひとりが、香川県へ自主研修に行ってきたようです。

お土産の讃岐うどん、どうもありがとう…。
おいしかったです。(^^♪


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こんにちは。設計スタッフのY.Fです。

お休みを利用し、香川県の直島へ行って来ました!

直島は、フェリーで岡山県の宇野港より15分、
高松港からは50分という場所に位置しています。


1992年のベネッセハウス開館から『自然とアート』『歴史とアート』をキーワードに
アートプロジェクトを行なっており、アートを軸にして町を再生していくことを
目指してプロジェクトが進められている島になります。

安藤忠雄さん設計の「地中美術館」「ベネッセミュージアム」があるのですが、



▲「ベネッセミュージアム」エントランス

それだけではなく城下町の古民家を利用した「家プロジェクト」や



▲「家プロジェクト」がある本村エリア



1994年の企画展で出品された野外作品が、多く常設作品と収蔵され
至るところにアート作品が展示されています。
島の中を歩きながら多くのアートに触れることができました。




▲草間彌生さん作品「南瓜」
水に南瓜が浮いているという唐突な感じを出したかったということで
この場所の展示を決めたそうです。




▲大竹伸朗さん作品「シップヤード・ワークス 箱の上の隔壁」




▲蔡國強さん作品「文化大混浴 直島のためのプロジェクト」
中国産の太湖石36個に、中央にジャグジーバスを配置し
周囲の山や海も含めたアート作品となっています。
(ベネッセ宿泊者は事前予約すれば入浴を体験できます。)



▲ジェニファー・バートレットの作品「黄色と黒のボート」
ただボートが置いてあるように見えるのですが、実は
ベネッセミュージアムに展示されている絵画との連動作品になっています。


直島の面白いところは、ただ作品を持ってきて展示するのではなく
実際にアーティストに島に来てもらい、滞在してもらいながら
アート作品の製作・完結をしてもらうという形式を取っていることです。

次回、「ベネッセミュージアム」や「地中美術館」、「家プロジェクト」に関して
もう少し詳しくご紹介させていただきます。



▲多くのきれいな花が咲いておりました。



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私は、四国だけは行ったことがありません。
いつか行きたいと思っています…。


目的は、本場の讃岐うどんを食べにですが…。(笑)




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お昼の上棟式

2009年05月12日 19時39分57秒 | スタッフのブログ
▲棟札と御神酒


みなさん、こんにちは。ミタス一級建築士事務所の清水です。

2009年4月22日から、ミラノへ私は行っていましたが、
そのときに現場では上棟がありました。

設計スタッフと監理スタッフは参加させました。

千葉の御宿でもそうでしたが、
上棟の夕方や夜ではなく

次の日の昼に上棟式を行って、職人さん達と昼食という
パターンをお選び頂きました。


お子様が上棟のことを覚えているだけでなく、

これがきっかけで、将来、住宅を設計する建築士に
なってくれるといいのに…

と勝手に願っているのですが、

私の仕事がきっかけで、

インテリアコーディネーターになられたお嬢様や
大学は建築学科に進んで学ばれているお子様はいらっしゃいます。

これからも、どんどん拡がっていくことを願っているのでが。

さて、スタッフのブログです。


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設計スタッフのS・Kです。

連休後半は雨の日が続きましたが、いい季節になりました。

雨の日はしっとりと落ち着いて風情がありますが、
工事中の現場では予定が変わってしまうこともあります。

4月24日に都内でH様邸の上棟式がありました。
予定では4月22日の夕方におこなうはずでしたが、
天気予報などから24日の昼に変更になったのです。



H様ご夫妻には愛らしい3姉妹がいます。
ご主人さまは幼い頃ご実家が上棟した時の光景を、
かすかに覚えていらっしゃることのこと。

「娘たちにも、家が建つ過程をじゅうぶんに味わってほしい」

とのお気持ちから、上棟式のあとに豪華な食事をふるまってくださいました。




▲お寿司以外はご夫妻の手料理です!


ちょうどお昼時、
遠方からいらしたご親戚やこれから実際の家づくりに関わる
職人さんたちも一緒に、たくさんいただきました。

私は特に海老チリソース煮がおいしかったです。
末のお嬢さんが大好きなお豆をほっぺたに詰めているのが可愛らしく、

ほのぼのした気持ちになりました^^

お嬢さん方の記憶にこの光景が刻まれ、
いつの日か思い返してもらえることを願っています。





▲上棟途中です。



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スタッフブログ(11)

2009年05月10日 19時40分40秒 | スタッフのブログ
▲リンナイから出ている食洗機 


みなさん、こんにちは。ミタス一級建築士事務所の清水です。

本日、2009年5月10日、

ミタス一級建築士事務所の事務所で
業者との工事契約を行って頂きました。

工事契約時も、原則としてミタス一級建築士事務所の事務所に
工事業者を呼んで、みなさまにもお越し頂き行います。


本日のお客様が、下記にスタッフが書いたブログの食洗機を
ご希望され、初めて採用することになりました。


食洗機は、既存のシステムキッチンのままでも、
住宅リフォーム時に取り付けすることはできますので
参考にして下さい。


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こんにちは
今回はインテリアスタッフのE.Kが担当します。


リンナイから重曹で食器を洗えるビルトインタイプの食洗機がでています
従来のものでも重曹を使用して洗えるには洗えたのですが、
重曹洗浄用に最適化したモードを搭載したところが「世界初!」
とのことですのでご紹介します

ビルトインというのは卓上に置くものではなくてキッチンに
組み込まれていることをいいます

これまで通り洗剤も使えます
重曹洗浄モードが選択できるのです





▲▼いずれも、リンナイカタログより抜粋





この食洗機にはハイグレードタイプとスタンダードタイプがあり、
ハイグレードタイプはスタンダードタイプに

運転状況を知らせるランプ「運転行程お知らせランプ」と
ドアを勢いよく閉めても衝撃を吸収しやさしく閉まる仕組みの
「ブルモーションレール」をつけたのもです

どちらのタイプもスライドオープン式(引き出しタイプ)で
巾は45cmで一度に40点(箸などは別)ほどの食器が洗えます
(庫内容量は42?)


重曹は汚れを中和し、自然成分に分解することで汚れを落とします
また自然界に存在する天然ミネラルで人間の体内にも
存在しているものなので無害というところも安心です

消臭にも優れており
気になるカレーや焼き魚、キムチなどの臭いも
汚れと一緒にすっきり洗い流してくれます
洗剤の臭いを気にすることもなくなります

また重曹洗浄モードを選択して洗う場合、高温ではなく
30度の低温を使用するため、光熱費が抑えられるのは
うれしいですね


長々と説明になりましたが、重曹で洗浄することで環境に配慮され
コストも抑えられる。
今後はこのような電化製品が多くなってくるのではないかと思います

実際にご使用の方がいらっしゃれば使い心地など教えていただけたら
幸いです!(^^)!

リンナイのホームページへ

リンナイ食器洗い乾燥機 機能比較表




横浜市 住宅リフォームも  

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