三沢自転車商会

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チャリは今日もラブリーかい?

キャノンデール CAAD10 試乗

2013年08月11日 | ショップスペシャル

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次に試乗したのがアルミフレームのCAAD10。アルミの最高峰として大人気モデル。

これは試乗した順番を間違えたか。軽量なカーボンの後だとやはり、ちょっと重ったるい。上位グレードのカーボンと比べてはいけませんが。ホイールがコスミックエリートというのも関係していると思います。高速巡航重視なセッティング。

第一印象は「乗りやすい」。一言では簡単ですが、そこらのアルミとは別物と表現すればいいのか。巡航は強い感じで、安定しているからゴリゴリ進みます。アルミながら穏やか。それがCAADシリーズの良さでしょう。2014年のキャノンデールラインナップのカーボン系完成車が安くて高性能なため、CAAD10との価格差が少なく、選択が難しくなりましたね。


キャノンデール シナプスカーボン 試乗

2013年08月10日 | ショップスペシャル

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キャノンデールの2014年モデルを試乗させていただきました。カーボンもアルミも全部乗りました。あらためて気づく良さや、フィーリングの違いを少しでもお伝えできればと思います。私は小さいのでフレームサイズはほとんど48か、それ以下のサイズで乗っております。

今回の中で最も衝撃的、感動的なフレームがシナプスカーボンでした。今回唯一の新作モデルとして登場したシナプス。乗る前のイメージは「柔らかいヤツでしょ」。ゴメンなさい。超レーシーじゃん。ガンガン進むし、反応早いし。もっさり感は皆無。スカッと爽快な気分にさせてくれます。しなって進むフレームとは違って、あくまでクイックな反応速度。

ホイールはMAVICのキシリウムエリートなんだけどなぁ。もっと軽量なホイールを使ってる感覚があるんです。ホイール変えたらもっと面白くなるというか、いろんな化け方しそうです。

もちろんコンセプトの振動吸収性という長所ははっきり感じるんです。下からは優しいし、楽だし。でもなぜこんなにも進むのか。巡航が超ラクに感じる。ロングライド設定なのでハンドル位置が高いですが、もうちょっとハンドル低くしてあったら、どこかのレース系モデルと間違うでしょうね。もしかしてEVOよりイイのかコイツは…。週末ライダーのためのバイクとして、来期の一押しになりそうです。

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オマケ写真。分かりますかね…。ヘッドスペーサーに埋め込まれたライト。純正品として発売されます。こんな遊びゴコロが好き。


2014 リドレー ヘリウム

2013年08月09日 | 2014モデル/ロード

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リドレーの人気モデル、ヘリウムがモデルチェンジとなります。上位グレードにヘリウムSLがありますが、そちらは継続モデル。

ヘリウムSLのテクノロジーを踏襲してフルモデルチェンジしたヘリウム。形状は全く同一。カーボングレードを落とすことで価格を下げたバージョンとなりました。それに伴い、インテグラルだったシートポストがノーマルに変更。特徴の一つであるフレキシブルシートステーも更なる進化を遂げ、より肉薄のパイプ形状で重量を削りながらも持ち前の衝撃吸収性と横方向の剛性を保っています。重量は880g。軽くて軽快に上りを楽しめるモデルです。価格264600円。

0042014年モデルに共通しているのが、この国旗。ベルギー色を思い切って出してきました。


2014 デローザ セサンタ

2013年08月08日 | 2014モデル/ロード

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来年2014年に創業60周年を迎えるデローザ社。節目の記念としてプレミアムモデルが発売されます。

60をイタリア語でSESSANTA。特別なモデルはどこを探しても無い、スペシャルで美しい色合いの独特なカラー。セサンタは全部で4種類。カーボン、チタン、スチール、アルミ。それぞれの素材で作られたスペシャルな一台。全てスーパーレコード&ボーラの完成車です。価格も驚くほど高く、乗るのか飾るのか…。1963500円(カーボン)、1743000円(チタン)、1506750円(アルミ)、1443750円(スチール)。

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今回の限定モデルで最も驚いたのが、アルミ。アルミフレームと言われるまでカーボンかと思うほど。それほど溶接部の処理が完璧で美しい。特別モデルだからこそ、あえてアルミもおもしろい。


ピナレロ ドグマ リミテッドエディション

2013年08月07日 | 2014モデル/ロード

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2013年のツール・ド・フラン スでは、チームスカイのクリス・フルームが個人総合優勝、そして同じDOGMA 65.1を駆るモビスターチームのナイロ・クインターナが個人総合2位、新人賞、山岳賞を獲得、さらにピナレロのステー ジ優勝は両チーム合わせて6回という、まさにピナレロが暴れまくった記念大会となりました。

その勝利を記念して、個人総合優勝、新人賞、山岳賞のジャージカラーをイメージした「Road to Paris」リミテッド・エディション」が発売されることになりました。

フルームのマイヨジョーヌカラーは、最終ステージで使用したイエローバイクと、それまでのステージで使用していたブラック ベースにイエローをワンポイントであしらった2つのカラーバリエーションが用意され、新人賞のホワイト、山岳賞のアポアルー ジュの合計4カラーが発売されます。そしてトップチューブにはピナレロのツール10勝を記念する「10 TIMES TOUR de FRANCE WINNERS」のロゴが入るまさに記念モデルに相応しいディテールとなっています。価格561000円(フレームセット)。

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個人的にはコレが好き。ワンポイントでさりげなく「登りが大好き」。超軽量なフレームじゃなく、ドグマで強いというのがカッコイイ。




2014 キャノンデール CAAD10

2013年08月06日 | 2014モデル/ロード

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今年も早期に完売となった、名作CAAD10シリーズ。来期も継続でリリースされます。残念なのは価格アップでしょうか。

CAAD10フレームは若干のマイナーチェンジ。ワイヤーと電動のコンパチブル仕様になりました。価格はフレームセットで139000円。105完成車で199000円。

カーボンフレームにも匹敵するカーボンキラーと呼ばれる、超高性能なアルミフレーム。キャノンデールといえばアルミ。今ではカーボンも超有名となりましたが、アルミは昔から力の入れ方が他社とは違うところ。アルミの硬さを生かした反応性を持ちつつ、カーボンバックは必要ないと言わせる振動吸収性と乗りやすさを持ち合わせた高性能。普段使いからレースまで、気を使わずにガツガツ乗りたい方にオススメです。


2014 KUOTA KIRAL

2013年08月05日 | 2014モデル/ロード

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2014年クォータのラインナップが発表されましたが、お気づきですか?「KUOTA」のロゴが一新されました。継続モデルもありますが、全てこのロゴへと変更され、イメージも少し変わって新たなクォータがリリースされます。

「キラル」と名付けられたミドルレンジのニューモデル。元々、太くてエアロなフレームが多いメーカーですが、キラルはもっとゴツく見えるフレームです。特にフロントのボリュームは圧巻。それに対してスマートなリヤ。狙いは各社が力を入れ始めている高速ロングライド向け。ちょっとホイールベースが長いというくらいで、基本はカッチリ系。もはやコンフォートという言葉は使えなくなってきている感じ。こういう味付けが好きなプロ選手も多そうですが。価格260400円(フレームセット)。

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よく見るとトップチューブの形状がおもしろい。ロングライド向けに考えたアレンジらしいです。


2014 リドレー フェニックス

2013年08月04日 | 2014モデル/ロード

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リドレーの2014年ラインナップが発表されました。ラインナップに大きな変更はなく、継続モデルが多いです。人気ブランドで、しかもシーズン途中での入荷が少ないため早めのご予約をおすすめします。

今年爆発的な人気を誇ったフェニックス。来期も継続ですが、完成車販売モデルも登場します。ミドルレンジとは思えないポテンシャルで、初めての一台という人から、アルミからの買い替えという人まで幅広く人気です。レースモデルながら、過剰な剛性感がなく、クイックなハンドリングではない乗りやすさがオールラウンドに、そして様々なレベルのライダーにフィットします。フレーム価格は176400円。シマノ105完成車は262500円。

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カラーはブラック、レッド、ホワイトの3色。今年の限定色として登場したデザインが2014年で採用されています。石畳イメージがベルギーブランドらしい。頑丈さもウリの一つ。


2014 キャノンデール シナプスカーボン

2013年08月03日 | 2014モデル/ロード

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数ヶ月前に先行してお伝えした、新作モデル、シナプスカーボン。コンフォート系だと思っていたら大間違い、超イイ走りをします。試乗感想はのちほど。

スーパーシックスEVOで開発されたバリスティックカーボンを使うことで、軽くて剛性の高いモデルが作れるようになり、そこに路面からの振動をいかに抑えるかを考えて設計されたのがシナプスカーボン。シートパイプやシートステイが特徴的ですが、25.4mmというシートポストがポイント。ここが「しなる」ことでコンフォート感アップ。ジオメトリもレース系とコンフォート系の中間くらいで、一般ライダーに使いやすいベスポジ。フレーム重量は950g。そのため踏み感は超軽快でレーシー。高速でロングライドという使い方だと思うので、それってほとんど方にマッチしそうです。

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キャノンデールのアイデンティ。実際に見ると驚きますよ。二股に分かれているというより穴が空いているような…。BBの幅がさらに広くなったため充分な剛性感が確保されています。

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昔からキャノンデールのシートステイは美しい。今回シナプスにはツイストされた新形です。これによりパイプ自体がちょっと長くなるため、振動吸収に大きく貢献するようです。絞りとか湾曲とかより、長くするということがポイント。


2014 キャノンデール スーパーシックスEVO

2013年08月02日 | 2014モデル/ロード

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キャノンデールの2014年ラインナップが全て発表されました。今回は主なモデルを全て試乗しましたので、そちらのご報告も今後、お伝えします。

新作も気になるところですが、最初に驚いたモデルはスーパーシックスEVOです。超軽量で高剛性というロードレースシーンに衝撃的なデビューをしたフレームも3年ほど経つでしょうか。クライマーのマストアイテムとしてもヒットしました。2014年にはついに廉価モデルの完成車が発売となります。

厳密に言えばスーパーシックスEVOフレームは3種類が存在します。見た目は同一なため選別は難しいですが、カーボンの質を変えることで価格を抑えたバージョンが作られました。その違いは単純に重量のみだということ。つまり全て同じ剛性感であること。さらなる軽快感と上り性能を求めれば、より上のグレードフレームです。しかしシマノ105完成車で259000円というプライス。フレーム重量は950g。スーパーシックスEVOの性能でこの価格はスゴイ。中途半端なカーボンモデルではなく、本気のレースモデルとしては破格。