試乗会で最も人気だったモデルが、このゼロノヴェ。ミドルレンジとして購買意欲をかき立てる高性能。
ZEROシリーズは分かりやすく、モデル名に付けられた数字がフレーム重量を表しています。ノヴェは900g台の重量。
軽さに振った登りメインのタイプかと誰しもが思っていたはず。しかし予想を越える性能に驚きましたね。
よくある軽量で登り向けな感じのフレームは、軽くて硬くてヒラヒラする印象。初速から低速重視の反応性を追い求めているだけのような気がしていました。
このゼロノヴェは、平地のスピード維持が楽にできて、自然と流れていくウィリエールらしさも持ち合わせている。軽めのオールラウンドというイメージ。これは凄い。
こういうモデルをロングライドに使えばきっと楽しくてラクなんでしょう。
GTRチームと乗り比べると差は歴然。価格なりに差が生まれていますが、「もうちょっと頑張ってゼロノヴェにした方が後悔しないですね」と言われていた方が多かった。
この性能ならコスパも良い魅力的な一台です。価格345,000円。