メリダのグラベルバイク、サイレックスのカーボンとアルミ両方を乗り比べ。
今年電撃的なデビューを果たした新型サイレックス。前作のモサッとしたツーリング車から一転、運動性能が高くスピードアップへと性格は変わりました。
カーボンフレームはグラベル世界選手権での優勝バイク。
さすがに速い。スピードの維持、コントロールのしやすさ。スクルトゥーラエンデュランスを更にオフロードよりにして、安定性を高めつつスピードは殺さず。上手に出来ています。オンロードも走ってみたくなりました。
タイヤ選択でオフロードにも、ツーリングやロングライドにも。ロードの延長にあるモデル。
アルミフレームも同じコンセプトで一新されています。
素材が違うのに性能をなるべく寄せている感じがすごく良い印象。
路面が荒れている大きめの砂利などでは、カーボンが跳ねてしまうのに対しアルミは路面追従性が高く、安定した速さを感じる場面もありました。
登りは軽さが欲しいですが、アルミの安定感も捨てがたい。それほど運動性能と走破性がバランス良く走りやすい。
山の中で遊ぶなら気軽にアルミでも楽しそう。