プロ選手が特別色としてホワイトバージョンのアディクトを使用していたのを、よく目にしました。R4という別バージョンのアディクトとして、ラインナップされました。
このR4は、通常のアディクトよりグレードを落としたカーボン繊維を使用し、重量も950gと重くなっています。アディクトの廉価モデルという感じでしょうか。このホワイトバージョンの発売要望が多かったので製作したようですが、グレードダウンの理由は、通常のアディクトにホワイトを塗装すると重くなってしまうため、同じ性能で塗装だけで重量アップは納得できません。そこで、フレーム自体を少し重く、少し安くして新型としてリリースになりました。では、なぜプロ選手はあえて重量アップの塗装をしていたか?それは、UCI規定の6.8kgを簡単に下回ってしまうためフレームの若干の重量アップは問題なかったんですね。それ以外の選手は重り等を装着していたのでしょうか…それくらい軽すぎなんですね。完成車重量7.2kg。価格514,500円。