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2011.02.21 お浸しのこと。


先日、「もずくのこと」を書きましたが、その時、次回はお浸しについて書きたいと
お伝えしました。

私が子供の頃、母が野菜のごま和えを作ってくれていた時のことを思い出します。
その時、野菜の茹で方と処理について、教えてくれたことがあります。

野菜は柔らかく茹でること。
(私も確かに柔らかく茹でた野菜が抜群に美味しいと思います。見た目が大切な料理屋
の料理では,固めに茹でて切り口の美しさなどに拘る必要があると思いますが。)

茹でた野菜は、しぼり過ぎないこと。美味しい味が全部抜ける。
(確かに、しぼり過ぎた野菜は繊維ばかりになって、水気と一緒にうまみが抜けて、
とてもまずくなると思います。私はざるに取ったあと、しぼらずにそのまま使います。)

さて、お浸しです。
私はお浸しが大好きです。
私のお浸しの作り方は、チタン鍋で柔らかく茹でた(その時点で充分アクや臭みが抜ける
ので美味しいのかも?)野菜を小口切りにして丼に入れ、野菜が浸かる程度のお出汁に
浸しておきます。(味は、お吸い物より少し濃い目です。)
ある時「あっ、そうか!浸しておくからお浸しなのね。」と分かったからです。遅い?
それ迄は、茹でた野菜に鰹節かごまを掛けて、生醤油(又は割り醤油)をたらすのが
お浸しだと思っていました。
でも、美味しいお出汁に浸けた本格お浸しは、さすがに美味しいこと!

私の好きな二宮の居酒屋「藤原」(年に2~3回行きます)でも、大きな丼に出汁が張
ってある中に茹でた野菜が浸されております。
やっぱり、これぞお浸しよね。私のやり方と同じ!と嬉しく思いました。

今回の写真は菊菜のお浸しですが、いろいろな季節の野菜がお浸しに合います。
お浸しは、翌日にも充分食べられますので(一層美味しくなる?)、多めに作っておく
ことができます。

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