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2021.03.28 チタンのお箸のこと。



今日は、私の大好きなチタンのお箸の話です。


これは、ネット上で、最後の1個が売られていたのを見付け、買いました。
このメーカーは、今はないと思います。

お箸が、2万円で、箸置きが1万2千円ぐらいだったかと思います。
高いので、買うかどうか、迷っていました。

その上、中身が空洞ではなくて、全体が無垢の純チタン製なので、結構重量が
あって、持ち重りがあると聞いて、私は、ちょっと迷っていました。

その時、お箸など のことに、とても詳しい知人の意見を聞き、驚きました。

彼女は、昔の上流階級の出身で、使用人が44名居たようなお宅のお嬢様でした。
吉田茂さんが訪ねて来られた時の、逸話も聞きました。

幼い彼女付きの使用人は、ばあや、じいや、ねえや、運転手の4名だったそう
です。

学者で、政治家であった父親は、抱擁力のある方で、自分の書斎にある大量の
蔵書を、使用人達が読んで、勉強することを、推奨されていた様です。
それで、勉強好きのばあやさんは、書斎にこもり、勉強を重ねて素晴しい知識を
持っていました。

そのばあやさんに育てられた彼女の賢いこと。
驚く様な豊富な知識を持っておられます。
始めてお会いした時、私が、チタン製品を取り扱っていると知ったときの彼女
の驚き、それはばあやさんから、チタンの信じられない素晴しさを、絶えず
聞いていたので、まさか、そのチタン製品を売る人と出会うとは?と、私との
偶然の出会いに仰天されたのです。
その彼女からは、その後、チタンのことを沢山学びました。

さて、お箸のことですが、その彼女から、「お箸は、重い方が縁起が良いの
です。昔は、家長は、わざわざ重いお箸を使ったものでした。」と聞きました。
純金のお箸等は、大変重く、最も縁起の良い物だった様です。

それを聞いた私は、安心して、ネットで、その無垢のチタンの少々重いお箸を
手に入れたのでした。
これを手に入れて以来、10数年間、このお箸と箸置きは、私の一番好きな物
の一つとして、毎日の食卓でずっとそばにいます。





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