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2009.03.21 チタン鍋で塩さばを焼く


(1)
Mさんから、魚焼きグリルを使わず、チタン鍋で魚を焼いていること、
そして、チタン鍋で焼く魚がいかに美味しいかを、いつも聞いていました。

それで、私も、最近、チタン鍋で魚を焼いています。
私は、魚の臭いが好きではありません。
刺身は好きですが、煮魚は臭いが苦手です。
焼き魚は、割合好きですが、良く焼いたものが良いです。
でも、焦げたものは嫌です。

ところが、魚焼きグリルでは、よく焼こうとすれば、魚の廻りが焦げてしま
います。
しかし、チタン鍋では、一番小さな火でじっくりと焼くと、綺麗なキツネ色
に焼き上がります。

写真は、塩さばをチタン鍋で焼いたものです。



(2)
2切れ入りのパックを買って来ましたので、翌日も、塩鯖を焼きました。
これは、尻尾の方です。

<チタン鍋の魚の焼き方>を書きます。
(◎チタン鍋は、充分使い込んだものを使って下さい。)
◆一番小さな火にすることが大切です。
◆少しの油を入れます。
◆魚の身の方から、焼きます。
◆蓋をして、じっくりと焼きます。(蓋をするので、油が飛びません。)
◆ジージーと、小さな良い音がしますので、ゆっくりと焼き続けます。
◆身の方を充分焼いてから、裏返します。(もし、油が必要なら足します。)
◆皮の方もゆっくりと焼きます。(充分焼けた方が、綺麗に剥がれます。)

以上で、本当に綺麗なきつね色の焼き魚が出来ます。
そして、魚の嫌な臭いが無くなり、香ばしくて、とても美味しくなります。
黒く焦げないことが、不思議です。

又、チタン鍋で魚を焼くと、洗い物が鍋と蓋だけなので、助かります。
グリルの場合、掃除が大変ですし、かと言って手を抜くと臭いがするので
困ります。


(3)
なお、「川は皮から、海は身から」と言って、川魚と海の魚とは焼く順番が
違うと聞いていましたが、私は、その理屈が分かっていませんでした。

ところが、先日、テレビでその理由を教えてもらったので、理解出来ました。

つまり、海の魚は皮が柔らかいので、皮を先に焼くと焦げたり崩れたりする
ので、身を充分焼いてから、後で、皮の方に焼き目を付けると良いそうです。

なるほど!川の魚は、狭い急流で、苛酷に生きなければならないので、皮は
必然的に固くなるのだと思いました。
だから、その固い皮から焼くのですね。

なお、この頃のグリルや魚焼き器は、両面一度に焼けるものが多いので、
「川は皮から、海は身から」は、知らなくても、調理できますね。
でも、理屈を覚えておくと、いつか役に立つと思います。





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