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多可町の山と自然

ふるさと多可町(兵庫県)の自然や登山情報をお届けします。千ヶ峰、笠形山、妙見山、大井戸山、竜ヶ岳、三国岳など

霧島山 大浪池から韓国岳

2020年01月09日 | 登山(百名山)
2020年1月1日(元旦)大阪南港17:55発のフェリー「さんふらわきりしま」で愛車とともに、一路鹿児島志布志港へ。
 

さんふらわきりしまは、レストラン(バイキング2,000円)、売店、お風呂など充実している。レストランは利用せず、持ってきたおせちにビールで夕食をすませた。2等客室はしっかりしたカーテンがあって、ある程度プライバシーが守られ、快適に睡眠をとれた。
   

1月2日9:40鹿児島志布志港着、10:10船から下りて出発。鹿児島はやっぱり温かくて、南国の雰囲気が漂う。えびの高原を目指して車を走らせる。正月で車も少なく快適に走っていたけど、霧島神宮に向かう初詣渋滞に巻き込まれ、1時間もロスしてしまった。
 

13:00霧島山大浪登山口にやっと到着。駐車場にはたくさんの車、トイレもある。
 

大浪池までは緩やかな登り、道もしっかり整備されている。30分ほど登ると大浪池到着。
 

大浪池はまず左回りに回る。一旦登って下るけど、アップダウンは少ない。大浪池から下り、14:00、韓国岳に向かう急激な階段混じりの上りが始まる。
 

15:00韓国岳(標高1700m)山頂到着。山頂の向こうは断崖絶壁の火口だけど、煙はあがっていない。標高が高いので、風が強く、冷たくて寒い。
 

歩いてきた大浪池方面、やや左手には煙の上がる新燃岳と、円錐形の見事な高千穂峰。
 

今日の天気は快晴!ただ、日が短いので早々に下山します。木の階段を下る。下りきったところには、韓国岳避難小屋がある。噴火したときのためかな?
 

韓国岳避難小屋を過ぎると、今度は大浪池を逆さに回り、周遊する。10分ほど多く時間はかかるけど、新燃岳に近く、大浪池や霧島山の展望が良い。
 

新燃岳がとても近くに見え、噴煙があちこちから上がる。余談ですが下山後新燃岳が小噴火したそうで、火山活動が活発なときは近づけない。また高度があり、断崖が続く。
 

16:30半周して、登山口への分岐へ到着。ベンチがあり、霧島連山や大浪池の説明看板などもある。
    

17:00大浪池登山口へ下山。避難壕の中には火山防災マップがありました。
 

霧島温泉はあちこちから白い煙が上がる。温泉を探したけど正月なので、なかなかあいていない。九州なのに?「清流と緑の里アルプス温泉家族湯」という名の温泉を見つけて入った。料金はわずか500円、温泉アパートみたいになっていて、私は5号室、おじいちゃんが駐車場へ案内してくれる。貸し切りの温泉は3~4人くらいは入れる大きさで、もちろん源泉掛け流し。
 
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筑波山 筑波山神社と女体山・男体山

2019年12月22日 | 登山(百名山)
12月16日(月)東京(品川)から筑波山を目指します。まずはJRで秋葉原へ。ラッシュの満員電車に、なかなかつっこんで入っていけず困った。つくばエクスプレスの始点秋葉原から終点つくばへは約45分。
 

筑波山あるキップを利用します。電車とバスがセットになったとてもお得なキップ。秋葉原から往復3,360円。


つくばは宇宙センターなどもある、整備された都市。つくば駅から直行筑波山シャトルバスで筑波山神社へ、約40分。
 

筑波山神社口で下車し、大きな赤い鳥居をくぐり、お土産物屋さんの前をしばらく歩く。自然豊かな筑波山はジオパークになっている。
 

階段を登り、筑波山神社へお参り。筑波山神社は三千年以上の信仰の歴史を持つ霊峰「筑波山」を御神体と仰ぐ古社。お守りも購入しました。
  

つくば道にも少しだけ入ってみた。日本の道百選に選ばれている、直線の急な坂道。
   

筑波山郵便局が往時の面影を残す。関東平野の眺めがとてもいい。
 

ぐるっと散策して関東鉄道バス、筑波山神社入口のバス停まで戻り次のバスを待つ。つくば市のゆるキャラはフックン船長。
 

1時間後、バスでつつじヶ丘へ。つつじヶ丘レストハウスで昼食。茨城県と言えば納豆、というわけで納豆カツ定食を食べてみた。混ぜて食べる食べ方の用紙がついてきたーー、うーん、悪くはないけど、結局別々に食べた。とんかつにはやっぱりソースの方がおいしい。
 

今日泊まる筑波山京成ホテルに荷物を預けに行ったら、ロープウエーの半額券がもらえた。片道320円、ラッキー。高度感満載で怖かったけど、頂上までたった6分で到着、何て楽ちんー。13:00登山開始。
 

ロープウエーの終点から10分ほど登ると女体山頂、標高は877m。一番低い日本百名山!!
 

眺望は抜群で、関東平野の向こうにはかすかに富士山が望める。また霞ヶ浦から太平洋、男体山方面もきれいに見渡せる。
  

女体山から男体山を目指す。まずは緩やかに下るとガマ石がある、そう言えば筑波山はガマ油が名物。下りきったところが御幸ヶ原。お土産物屋さんがたくさんある。コマ展望台は、ケーブルカー筑波山頂駅のすぐそばにある、残念ながらケーブルカーが点検中で運休、今日はお休みだった。
  

御幸ヶ原の広場から少し下ると筑波山で一番大きなブナや紫峰杉、男女川源流もある。
 

御幸ヶ原からもう一度登り返す。14:00一汗かいたころに男体山頂着。標高は871m、女体山より少し低い。
 

来た道を戻り、女体山の左側を巻いてつつじヶ丘コースを下る。大きな石がごろごろした、結構急な下り。大仏岩、北斗岩、裏面大黒、母の胎内くぐり、弁慶の七戻りなど奇岩が次々に現れる。
   


つつじヶ丘まであと1㎞くらいまでくるとだいぶ緩やかな下りになり、遊歩道らしくなってくる。つつじヶ丘高原を抜けるとロープウエーの駅が近づいてきた。
 

登山口には大きなガマ、飛んでるガマ、金のガマと夢に出てきそうなほどのガマ、オンパレード。
  

16:00つつじヶ丘登山口に下山。


つつじヶ丘レストハウスでお土産を買って、すぐそばにある筑波山京成ホテルへ。夕日がまぶしい!!ホテルのロビーについた時に、ちょうど夕日がきれいに落ちていった。
   

筑波山京成ホテルは、とてもいい温泉だった。露天風呂から見る夜景は最高、つくば平野と遠くには東京のビル群が見える。健康的な朝食もおいしかった。


東京に来たついでに、筑波山にまで足を伸ばせた、茨城県に来たのも初めてでした。百名山をまた一つ登ることができました。西は富士山、東は筑波山と言われるのがよく分かる。関東の広い平野の中では、とても際だつ象徴的な美しい山で、元気をもらえるパワースポットでした。
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焼岳(上高地~焼岳~新中の湯)と上高地散策

2019年09月30日 | 登山(百名山)
9月28日(土)週末の天気予報はあまり良くない、今日も午後から雨予報、今回は日帰りで行ける焼岳へ。アカンダナ駐車場を午前6時ごろ出発のバスに乗り上高地へ。テント泊の荷物を、預かり所に預けて、上高地6:40出発。
 

梓川左岸を下って、田代橋を渡る。天気が良ければ穂高岳が見えるはずだけど、どんより雲に覆われている。
 

西穂高岳への登山口を過ぎて、しばらく林道沿いに進むと焼岳登山口。荷物を下ろして休憩していると、タイツの上から蚊に3ヵ所も刺された。タイツは蚊やアブに刺されやすいのが難点だな~。早々に出発する。
 

しばらくは樹林帯を緩やかに登っていく。ウォーミングアップにはちょうどいい。
 

人が入れるくらい大きな岩で、避難できそうな岩場の陰に、光りコケを見つけた。蛍光の黄色にきれいに光っている。登山道沿いのコケも美しい。
 

高度があがってくると霞沢岳方面がよく見渡せる。稜線に近づくほど急登になり、道も険しくなってくる。まずはトラバースのはしご。
 

樹林帯から笹原に変わってくる。右手には屏風のような長くて大きな岩壁。
 

岩壁の一番先は何と!2段ハシゴ。この時はアルミのハシゴ、何とも頼りなくて不安で怖かった。後でタクシーの運転手さんに聞いたところ、鉄のハシゴをかけてもくずれてしまうので、毎年冬が来る前に取り外されるそう、だからアルミなんだ~、納得。
 

ハシゴのあとはクサリ、ヒエー、でもここまでが核心部だった、その後は稜線に向かって緩やかに登っていく。山頂もどんどん近づいてくる。
 

10:30焼岳小屋到着。名物のとまじゅう(トマトジュース・650円)をいただいた。トマトをそのまましぼった感じ、あっさりしておいしかった。ちょっと早めの昼食、パンと団子で腹ごしらえをして出発。
  

焼岳小屋を出るといよいよ稜線に出る。ところどころに硫黄ガスが吹き出て、落石などもある危険地帯に突入です。火山活動の監視カメラも設置されている。
 

登山道のすぐそばで蒸気があがる。生温かい蒸気が気持ち悪い。風向きによってはかなり硫黄臭い。
 

こんな硫黄地帯に何の花でしょうか?赤い実と白い花。ちょっと心が和む。
 

頂上に近づくと急な岩場の登りになる、荒々しい景色が広がる。空気が薄くて、硫黄の匂いもあってきつい、ペースがあがらない。
 

12:00焼岳山頂(北峰・標高2,444m)着。火山湖と南峰の景色がすばらしい。常時、蒸気がもくもくとあがる。
  

下山は中の湯方面へ。南峰は立ち入りになっている。南峰に入れなくても、景色は十分楽しめる。
  

笹原の中をひたすら下る。ナナカマドが少し色づいていました。途中でパラパラと雨が降ってきたのでカッパを着たけど、すぐにやんだので助かった。
   

樹林帯に入っても下りは急で長かった。火山帯らしくゴロゴロとした岩や砂礫などがあり歩きにくい。わたさんのペースになかなかついていけない、何とか引っ張ってもらって14:30、やっとこさ新中の湯登山口に下山。予約してもらったタクシーで上高地へ、楽ちんでありがたかった。
 

預けていた荷物を引き取って、小梨平キャンプ場へ。一張800円。とても広くて設備の整った快適なキャンプ場。お風呂に入り、食堂でカツカレースパゲッティをあてにビールで乾杯。ちょうどラグビーの試合をしていて、食堂のみんなで観戦した、しかも勝った!!
 

9月29日(日)、昨日は午後8時には就寝。前日の寝不足もありとてもよく寝られた。気候も暑くもなく寒くもなくちょうどで快適だった。午前6時起床、軽く朝ご飯を食べて、7:00明神方面へ散策。明神館はたくさんの登山者でにぎわっていた。
 

明神岳の最南峰はしっかり見えている、主峰は残念ながら雲の中。
 

明神橋まで来ると人が少なくてとても静か。絶好の写真スポット。
 

穂高神社奥宮にお参り。登山の安全をお祈りしました。
 

明神池にも入りました(入山料300円)。とても静かで美しい池。一の池、二の池があります。
   

二の池の先まで行くと川になっていてきれいな水が流れ出していました。熊出没注意の看板が!どうやら最近出たみたいです。


徳本峠入口(白沢出会)まで行って折り返します。徳本峠は昔の往来路、また訪れたいところです。
 

10:00小梨平キャンプ場へ戻り、テントを片付け出発。上高地河童橋はすごい人、特に外国の方が多い。河童橋の上から、焼岳は見えているけど、穂高は雲がかかって見えなかった。
 

梓川右岸を下ります。小川の向こうの岩に、ウエストン碑。
 

田代橋を渡り左岸を進んでいると、オコジョが現れました。人なつこくって、全然逃げない。ただ動きが速く写真はなかなか難しかった。初めてみた第一印象は「こんなに小さいんだー」イタチくらいかと思ってたけど、むしろ少し大きめのネズミに近い。
 

散策路を大正池まで歩いた。山が崩れて土砂が入り、池はだんだん小さくなっているそうです。12:07、大正池から平湯方面行きのバスに乗った。午後は始発の上高地まで行かないと、乗れないこともあるそう、何とか乗れて良かった。
   

アカンダナ駐車場に戻り、平湯温泉「平湯の森」へ、たくさんの露天風呂に入り、ゆっくり汗を流す。お風呂の後は、レストラン「もみの木」で飛騨牛方朴葉焼定食をいただいた。飛騨牛も朴葉焼きの味噌もここでしか味わえない地元の味、濃い味噌味、とてもおいしかった。山菜の三点盛りにノンアルコールビールで乾杯、2日間本当によくがんばったー。
   

恐るべしハードな焼岳登山とゆっくり上高地散策の2日間でした。天気予報も良い方にはずれて、雨にもあわず、久しぶりのキャンプも楽しかった。お世話になったわたさんに感謝です。急な下り、ペースが落ちるのを何とか克服して、また次回の登山に挑みたいと思います。
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根子岳から四阿山

2019年08月31日 | 登山(百名山)
8月25日(日)、菅平牧場の夜明け。今日もいい天気だ~。菅平牧場への入山料は一人200円、トイレも整備されている。菅平牧場から根子岳を望める。根子岳(花の百名山)から四阿山(百名山)へ向かう予定です。
 

7:00菅平牧場登山口を出発します。まずは牧場の淵の階段を登っていく。
 

朝から牛さんは牧場内でのんびり草を食べている。一汗かいたころに東屋到着。
 

根子岳まではなだらかな登り道。高度があがってくると景色も開ける、さすがは花の百名山、マツムシソウがたくさん咲いています。
 

白樺と笹原の林を抜ける、絵に出てきそうなすばらしい景色。アザミの花が鮮やか。
 

登山口から根子岳までは約2.6㎞。ずっと緩やかで登りやすい道が続く。
 

9:30根子岳(標高2,207m)到着。神社のほこらがある。行く先の四阿山方向が見渡せる、手前の登りはきつそう~。
 

根子岳からはいったん下り。背の高い笹原の中と土道の登山道を交互に進む。
 

振り返れば根子岳。下りきったところは平らできれいな笹原。
 

ここから四阿山に向かって急な登り。笹原と針葉樹の中をひたすら登る。1時間くらい登ると合流地点で、登山道も緩やかになる。階段までくるとあとわずか。
 

10:30四阿山(標高2,354m)到着。どこから見ても山の形が屋根の棟に似ているので、吾妻山(あづまやま)とも言うらしい。景色も良好。
   

四阿山の頂上手前にも神社の祠がありお参りする。中四阿方面へ下ります。根子岳やお花を見ながらゆっくり下る。
   

四阿山から下りのコースタイムは1時間20分だけど、結局2時間30分くらいかかった、思った以上に長い。最後は沢沿いに進み橋を渡る。牧場に入ると登山道が川のようになっていて歩きにくかった。
 

13:30菅平牧場到着。売店でソフトクリームをおいしくいただきました。
 

菅平高原はスポーツ合宿のメッカ、特にラグビーやサッカーなど、体の大きな学生たちが多かった。観光地の唐沢の滝では学生が水着で水浴びしてた(笑)
 

今日の宿泊は菅平高原から20㎞ほど下ったところにある、須坂温泉「古城荘」。温泉も気持ちよく、夕食はおさしみや牛鍋などビールと一緒においしくいただきました。
   

四阿山はとても登りやすくて景色も良かった。笹原の道を進むのも楽しい。根子岳も花がたくさん咲いていた。またもう一度来たい百名山でした。
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赤城山

2019年08月31日 | 登山(百名山)
8月24日(土)昨日の夜から中国道、名神、中央道、長野道、上信越道と走ってきた。上信越道横川サービスエリアでは、妙義山が見渡せる。かわいらしい電車も飾ってありました。
 

おぎのやの釜飯も食べられるようです。今日は朝ご飯にうどんを食べて先を急ぎます。
 

8:00赤城山ビジターセンターを出発。まずは大沼沿いの車道を進みます。
 

赤城神社にお参りします。赤城姫が祀られており、女性の願いを叶えてくれるとか。登山用のお守りまで売っていました。
  

さらに車道を進むと黒檜山(くろびさん)登山口があります。いきなりの急登が始まります。しばらく登ると大沼の見晴らしがいい。
 

晴れていれば富士山が見えるようですが、今日は残念ながら雲に覆われて見えなかった。
 

レスキューポイントの番号が表示されています、黒檜山5を過ぎてもしばらく石のゴロゴロした急登が続きます。
 

尾根に出たら黒檜山まではなだらかな道になります。
 

10:00赤城山の最高峰、黒檜山(標高1,828m)に到着です。トンボがたくさん飛んでいます。
 

頂上から少し進むとビューポイント。北関東の山々を見渡します。
 

頂上から縦走路に戻り、御黒檜大神にお参り。遠くに小沼も見えます。
 

縦走路にはチョウチョがたくさん飛んでいました。自然がとても豊かなところなんでしょう。
 

長い木の階段を下ります。一旦下りきったところが大ダルミ。大ダルミを過ぎるとまた登りになります。
 

11:30駒ヶ岳山頂着。
 

駒ヶ岳からは急な下りになります。所々に人一人がやっと通れる鉄の階段があらわれる。
 

12:30駒ヶ岳登山口に下山し、ビジターセンターに戻りました。
 

赤城山ビジターセンターを見学。その後覚満淵へ。きれいな水辺とお花を見る、平坦なコースで歩きやすい。
   

鳥居峠は関東の町や覚満淵を見下ろせるスポット。今日は残念ながら雲で見えなかった。鳥居峠のレストランで辛味噌ラーメンをおいしくいただいた。
   

赤城山登山と周辺の観光を楽しめた1日でした。登山は半日くらいですむので、とても楽に登れる百名山です。明日の登山地、四阿山まで地道を約100㎞、車で移動します。
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