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32903人の無保険の子達

2008-10-31 | ニュース 社会

親が国民健康保険の保険料を滞納して保険給付を差し止められ、「無保険」状態になっている中学生以下の子供が32,903人にも達している事が判明した。滞納世帯の総数は国保全体の18.5%の384万5597世帯、資格証明書の発行世帯は1.6%の33万742世帯という。中学生以下の子供には何の責任もないわけだから、国の責任として個人に限定した保険証は発行すべきであろう。勿論、その親には保険料を納めるように督促をすべきではあるが。民主党が提案している18歳未満の無保険を一律に解消する国保法改正案は、中学卒業の段階で働いている若者もいる現実を踏まえると、少し無理だろう。高校生には、こうすればどうだろう。奨学金と同じ様に将来働いて返済するのを条件に貸し出すというのは。少し厳しいような気もするが、それがダメならアルバイトでお金をためるしかないだろう。私も20年以上も国民健康保険を払っていた経験があるので解るのだが、33万世帯にもなる資格証明書の発行を受けている人の内、本当に払う事が出来ないのは半分にも満たないような気がする。個人で仕事をしていると、忙しくて時間が取れずに病院へ行く事など一年に1回あるかどうかなので、お金が勿体ないような気がするものである。しかし保険制度の本質を考えると払うべきお金であリ、特に学齢期の子供は学校で恥ずかしい思いをする事もあるので親としては良く考えてあげてほしい。それ以外に以前ブログ(6月28日)で書いたが、この保険は区市町村単位なので住んでいるところによって料金に非常に開きがある。病院に掛かる人が多い地区は保険料が高いというのは、一見的を得ているようだがよく考えるととんでもない話だ。一日も早く全国一律の料金にすべきだ。

今日の一枚も、山の辺の道です。

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