学力調査、大阪の市町村8割公表 知事の意向効く?(朝日新聞) - goo ニュース
私の住んでいる大阪府で全国学力調査の市町村ごとの平均正答率を公表するように橋下知事が市町村長に圧力をかけている問題で、43市町村のうち8割の34の市町村が予算まで匂わされた圧力に負けたのか、あるいは進んでなのか解らないが公表を決めた。知事が何のために公表を迫っているのかもう一つ、はっきりしないが、2年連続1番だった秋田県の教育委員会が市町村別の成績を自治体名を伏せて開示することに「公表の意味を聞きたい。あれで市民や地域が動くのか。公表のための公表で単なる数字の羅列だ」と述べているのを見ると成績の悪い市町村は市民や地域が試験の成績を上げることに血眼になってもらい、平均点を下げるような家庭はその市町村から追い出そうという魂胆か。12日には自分が住んでいる豊中市の保護者説明会に父親の立場で出席して意見を述べたようだが、まるで小学生以下の発想だ。覆面でもして行ったのか。私は教育委員会という組織をあまり信用していないので成績を公表することにそれ程反対ではないが、公表した後、どうしたいのかが全く解らない。お金持ちは成績の良い市町村へ引越しなさいよということか、それとも成績の悪い市町村には特別の予算と教師を派遣して大阪府の小中学校を同じぐらいのレベルに持っていき、日本全国でも上位に食い込もうとしているのか、それならば、学校ごとの成績を公表しないとあまり意味が無いと思うが、如何だろうか。今のままでは該当する子供を持った保護者の単なる覗き趣味の域を出ていないのでは。
今日の一枚は、京都・祇園です。